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Toby's diary of a madmanへようこそ!

2009/8/17 (Mon) 大阪ツアー#5 最終日
 大阪ツアー最終日はSさんの地元、岸和田にある、こじんまりとしてアットホームな喫茶店”プランタン”でのお昼からのライブだ

 岸和田といえば屈強な男達が大きなみこしをかつぎ、狭い道を無理やり突っ走って付近の家々をぶっ壊しまくるので有名な”だんじり祭り”や、
元巨人やオリックスの選手で、耳にピアス開けてて筋肉もりもり、日サロでまっ黒け!
およそ日本人とは思えないモンスター”番長清原和博”の出身地だったりする

               怖い人来るのかな?
 
 ちょっとびびり気味にお店に入ると、ほぼ満員、感じのいい女性オーナーとそして…

               やっぱり出たあ〜
          怖い顔したひとお〜 こっちに来るう〜

        と思ったらオーナーの旦那さんだった

      この方、聞けば舞台照明の日本の第一人者とのこと

               失礼いたしました

”遠いところからわざわざお越しくださってありがとうございますう〜”と当たり前だけど関西弁で挨拶され、面食らった、それにしても腰低い!

   あわてておじぎするおれよりも頭低く下げないでくださいよお〜

   おれなんて、ギター練習時間より、波乗りしてる時間の方が長い、
         酒好きのチンピラギタリストっすよ

   大阪は商人の町ともいわれるせいか、今回の旅でわかった
    
       ”おおきに!””ありがとう!”怖い顔のおっちゃんや今どきのチャラい兄ちゃんも何かしてもらったら必ずあいさつを忘れない

  海外に行く決心をし、英会話学校に通い始めた時に、先生に言われたこと思い出した 

’海外に行って、英語が上手く喋れなくても、何かしてもらうときは”Please”何かしてもらったら”Thank you”を言うのだけは忘れずにね!’

 あいさつは万国共通だけど、関西弁の語尾を上げる”ありがとう!”のイントネーション、あれ、たまらなく好きだ

  あったかい雰囲気の中、演奏を始めた
この日は最終日、おれはこころゆくまで演奏を楽しみ、雰囲気を楽しみ、心の中で ”この幸せな時間、終らないでー”と思いながらギターを弾いた

児玉しほは例の、ゆっくりマイペースな、ぐだぐだトークを繰り広げ、いつもの雰囲気になった

        北海道でやってるいつものライブになった

      
       お客さんの中には感極まり、泣いてる人もいた

 
 演奏が終ると、オーナーから、コーヒーや手作りケーキなどたくさんいただいた。

     お客さんからも阪神グッズなどたくさんいただいた

 
 その中に、”飛澤様 新聞販売所でもらいました。しょうもない物ですが使ってください また大阪にきてくださいね。”と書かれた 阪神のステッカーと阪神の缶ティッシュがあった

               胸が熱くなった 

             ”しょうもない物”だなんて…

          ”また大阪にきてくださいね”だなんて…

       ああ、帰らなきゃいけないのか… 愛すべきおれの大阪

  人情のまち大阪… おれは阪神ファンを超越し、もはや大阪ファンとなった

 
  奇しくも、今年また、9月20日、サイドマンとして大阪ブルーノートでの演奏が決まって大阪に行けることとなった

               よしっ!きめた!

     ライブの前後、阪神観戦の予定入れまくるぞ!

  最近、阪神戦は毎回激混みだけど、絶対チケットとってやる!

 おれんち、ADSLなんでチケット取る時遅くて不利だから、”光”に変えよう!

         ていうか後でパソコン買ってこよ!

 6年前に中古で買ったのいまだに使ってるから遅くて発狂しそうなんだ!

そしたら年に何回かしか書かない”日記”をアップするのもちょいちょい増えるかも… 

              なんてね(笑)

   Sさん、Mさんをはじめ大阪のみなさん、またうかがいます!
         その時はまた優しくしてくださいね

 おれ、いただいた阪神の缶ティッシュ、いまだに使えずトラッキーのぬいぐるみの横に飾ってます 

         きっとずーっと開けられないと思います

          一生の宝物になっちゃいました




2009/8/8 (Sat) 大阪ツアー#4 2日目
 2日目の昼は児玉しほのりクエストで世界最大級の水族館(なんでだ?!)、”海遊館”に連れて行ってもらった 

 海遊館のフードコートにあるオムライス発祥の店といわれる ”北極星”に連れて行ってもらった

 なんでも、オムライスは大正14年に考案されたそうだ

 おれ、ニュージーランドに住み始めた頃、とりあえず、皿洗いの仕事をした。
 
 スイス人女性オーナーのレストランで、英語が苦手で、言われたことに対して”YES”としか答えないおれに、何でもかんでも嫌な仕事を押し付ける鬼のようなひとだった

 しまいに嫌気が差して、違うレストランに面接に行った

 おれの住んでいた北島の観光地、パイヒアでは、オンシーズンになると、レストランは朝食を食べにくる客でごったがえす。
オムレツ、目玉焼き、スクランブルエッグ、当然なんでもできなきゃだめだ

オーナーに”朝のパニック時に同時に何皿ものオムレツを作ることができるか?”そう聞かれてまた、”YES”と答えたが、内心おれびびってた

 まず、そこまで素早く玉子料理を作る技術、経験は無かった
そしてキッチンで飛び交う英会話の対応だ

      不安要素を察したのか、不採用だった

    そしてまたいつものレストランの皿洗いに戻った

 それからというもの、日本に帰ってからもテレビで玉子料理をやっていれば食い入るように見て、レシピをメモし、厚焼き玉子の作り方は職人さん直々に教えてもらい、あると便利な調理器具を調達し、練習をし、またいつの日か、レストランで働くことがあるかはわからないけど、だいぶ上達したと思う


 ”北極星”のオムライス、玉子の表面はつやつやで中はぷにぷにのとろとろ、チキンライスはほくほくでですごく美味しかった きっと、遠方からもお客さんが来るんだろうな…

しかし、毎日激混みの繁盛店のシェフ達の精神状態ってどんななんだろ…

          休みの日は何してるんだろう?

          疲れは取れるのかな?

          お金は何に使うんだろう?

          まあ、いらんお世話なんだけど…


 この日の夜は、豊中の「Cafe do Brasil TIPOGRAFIA」でのライブだった。Jazz とブラジル音楽をこよなく愛するご主人が、美味しいコーヒーを自家製焙煎で出してくれる

      お洒落な空間 たくさんのボサノバのCDたち

         マスター相当なボサノバ好きだな

ってことで、この日の演奏曲はマニアックなものを中心に演奏しました。お客さんは20人ほど
受けも良く、何よりマスターが気に入ってくれて良かった
 
    特に、あまりスタンダードではない曲に反応してくれた

        本当にボサノバが好きなんだろうな…
    もう一度そう思いつつ、昼間の繁盛店を思い出した

             ”対極かも…”

 お世辞にも内装にこだわりがあるとは思えない店内、しかしひっきりなしにお客さんが来る繁盛店

 対して、住宅街にさりげなく、だが一見してこだわりのスペースとわかる店内、好きなことを仕事にしている店主


  どちらが良いかってことはそれぞれの価値観だよな

      ミュージシャンはどうなんだろ?

 さして好きでもない音楽や、やりたくない曲をやらされている人もいる
でも、音楽でお金をかせいでいることに変わりはないし、そんな仕事に限ってギャラが良かったりする 


もちろんおれだって生きるために、ホームページのスケジュールに載せてない仕事はいっぱいある


          けど…  おれ、相当幸せだ!

 大好きな仕事で大好きな大阪に来ることができて、音楽大好きな人々に囲まれてる
    
              バランスか…

  でもさ…

    好きな仕事だけやって大儲けしてー!!!
                              つづく




2009/3/19 (Thu) 大阪ツアー#3
 3ステージ目、というかアンコール”Na Baixa do Sapateiro”(バイーヤ)では、エンディングにおれのバンドでやってる、”AIR”って曲もくっつけておおいに盛り上がって終了。

    大阪初日の夜は、幸せ気分いっぱいでホテルに戻った

       ホテルに戻りお風呂に入った

     おれは、温泉やお風呂が大好きで、長風呂だ。
     一人で入るときは、2時間ぐらいは入ってる

     一人でそんな長い時間何をやってるかって…

       そりゃあんた、ストレッチっすよ!

     泊まったホテルの大浴場にはサウナもあって快適!

、      夜中の2時をまわった頃、大浴場にはおれ一人

      そこでおれは全裸で徹底的にストレッチした

両足全開でストレッチも佳境に入った頃、気持ち良さげに酔っ払ったおっさんが入ってきた

       おっさんとばっちり目が合った!、

   しゃーないから軽く会釈したらおっさんも会釈してくれた

    おっさん、おれの顔見たあとすぐに視線はおれの股間に

もう一度言うがそのときおれ、浴槽の外枠で両足全開、その真ん中にはビッグペニーズ1号としてのプライドと象徴!

 あと少しでいつものメニューが終わるんだ! おっさんよ、もうちょい待っててくれ!

      
        そこそこの広さはあるが、二人っきり

ぜいぜいとあえぎながら浴槽の外枠でストレッチに没頭するトラ柄の髪の兄ちゃんと、完全に酔いも冷め、その顔には”来るんじゃなかった!!”という思いをありありと浮かべ、浴槽に居心地悪そうに小さくなって入ってるおっさんの図

   おっさん、ものの10分程で風呂から上がっちまった


          悪いことしたなあ〜 (笑)

 今度から気をつけようと肝に命じ、大阪2日目の夜は更けていった




2008/5/4 (Sun) 大阪ツアー#2
 
初日、去年クラリネットとのデュオ”ゆにくら”で演奏した”JAZZ SPOT845”ってお店でのライブだ

お昼ごはんにビールを飲みながらお好み焼きを食べ、今、存続の危機にある”ワッハ上方”に行ってきた

ここ面白い! 時間が許すならば一日中いたい

おれ、両親が厳格だったことの反動からか、小さい頃からお笑いが大好きなんだ

なにせおれんち、食事の時はテレビを見ることはおろか、笑うことすら許さない、昔かたぎの親父に、母親は、映画のいわゆる”濡れ場”シーンが始まると夜の7時半であっても子供は寝る時間よろしくテレビを消すしまつ…(笑)


そんな家庭に育ったおれはお笑いが大好きで、いまでもお笑いの番組は、ビデオに録ってまで見たりする

”ワッハ上方”はわかりやすく言うと、漫才の歴史館のようなところで、大阪の笑いの文化を垣間見ることができる

1年ぶりの”845”での演奏は、スタンダードなボサノバを中心に組み立てた(あ〜音楽のこと日記に書くの照れるな〜)児玉しほのいい人だけど遅いMCにハラハラするおれ。

そのやりとりが面白かったのか、お客さんは終始和やかでいいムードだった。

2ステージ目のアンコールも終わり、トイレから戻ったおれにマスターが声をかけた

     ”とびさわくん! バイーヤどうしてやらなかったの?”

         ”バイーヤ??? なんだっけな???”

          おれ、一瞬考えたけど、すぐに気づいた

          サウンドチェックの時にやった曲だ

 ”バイーヤ”って曲、ブラジルでは”Na Baixa do Sapateiro”ってサンバの曲として知られてる。

 マスター曰く、”ジョン・コルトレーン”が”バイーヤ”ってタイトルで録音があるそうだ。 ”これからでよければやりましょうか?”ってマスターに聞いたら”是非やってよ!”

この曲、マニアックすぎるので、その日の演奏には予定してなかった だからなおさらマスターが知っててくれたこと、コルトレーンが取り上げてたことがうれしかった 

          そして、3ステージ目が始まった!




2008/4/26 (Sat) 大阪ツアー#1
  

    大阪に行く前の晩のライブに友人が来てくれた

”トビーさん、明日の大阪、雨の確率90パーセントですよ(笑)”って教えてくれた

       それを聞いてもおれは別に動じなかった。

それまで今シーズンの阪神は雨による中止になった試合は1試合しかなかった おまけにおれ、なにかイベントがあるときほとんど晴れる

        おれは”スーパー晴れ男”を自負していた

 案の定、次の日の朝、大阪の降水確率は70パーセントに減り、関西空港に着いた時には雨は上がっていた

              ”ほらな!”

心配顔の共演者、阪神戦初観戦の児玉しほにおれ、得意満面で言った

空港を出ると、SさんとMさんが俺たちを出迎えてくれ、約1年ぶりの再会を果たす 児玉しほは初対面

空はどんよりと曇っていたが、甲子園のグランドは水はけがいいことで知られている

    ”だいじょうぶだ!試合はある!”おれはそう確信した

車の中でMさんが、”甲子園球場に電話してみましょか?”と言って、携帯電話を車のオーディオにつなぎ、甲子園の音声ガイダンスが車中に流れた

”今日の試合はグランドコンディションが悪いため中止となりました、尚、チケットの払い戻しに関しては…”

             ”がーん!!!”  

            おれ、一瞬気絶した

          着いていきなりそりゃ無いよ…

それはまるで柔術界のカリスマ、ヒクソン・グレーシーの締め技をキメられで、ほんの一瞬意識が遠のきノックアウトされた選手のように、
(ぶっちゃけ、あんまくわしくないす 照)おれの思考回路は一瞬停止した
 
  ”ハッ”と我に帰り、その場を取りつくろうように

 ”しょうがないですよ ま、覚悟はしてたんで…”
     てなことを言ったような気がする… 

       だって、ほんとに天気ばかりはしょうがないよ

       天気なんて誰の力でもどうすることもできないんだもん

 むしろ、チケットを取ってくれたSさんに申し訳ない気持ちになった

でも、あきらめたら立ち直りも早いおれ、だったら思いっきり大阪を楽しもうって思った

この日の予定は変更を余儀なくされてしまったが、道中で食べたうどんが美味しかった

 ホテルはきれいだったし、お風呂は広くサウナもあった

 夜、行った居酒屋では美味しいもの、沢山ご馳走になった
   ”土手焼き” ”串かつ””三元豚”どれも美味しかった

美味しいものをたべたあとはSさんに”YAKATA de Voce”ってボサノバのライブをやってるお店に連れていってもらった

このお店のマスターはとても気さくな人で、札幌からきたボサノバデュオですって言ったら”ぜひ1曲やってよ!”と快く言ってくれた。

実際、メインの演奏者に混じって、お店で働いてる女の子が歌ったり、お客さんが”ROSA MARIA”なんてシブい曲、弾き語りで演奏すしたり、ついにはマスターまで、サックスで参加のセッションとなり、すごくアットホームで和やかな雰囲気に包まれていた

そして、飛び入りではあるが、”COPA DOIS”
大阪初演奏はそんな和やかなムードのなか、いつもどおりの児玉しほ、いつもどおりのおれの演奏に、お客さんは耳を傾けてくれ、2曲の演奏が終わった時には、マスターから、”次回大阪に来る時にはぜひうちのお店でもライブをやってください”と、最大級の賛辞をいただいた

         また、音楽で人とつながった…

オーストラリアでは音楽の仕事が無くなり、ホテルのベッドメイキングをやって食いつなぎ、ブラジルでは、あんなことやこんなこと、色々危険な目にもあった…
でも、生きてて良かった

      そう思える瞬間を、また大阪で感じられた  

 道頓堀のグリコネオンは、行きかう人々を照らし、くいだおれ人形はいつもどおり笑ってる、きっとこれが、いつもどおりの大阪なんだろな…
  
      おれの大好きな大阪ライブツアーが始まった


             ん?阪神!? 

もちろん忘れちゃいないけど、選手もそろそろ疲れてるだろうから、恵の雨ってことでゆっくり休日すごしてもらうわ…

           鳥谷!お前頑張ってるよ!
 
 今回、合コンのセッティングはいいから、奥さんと子供にしっかり家族サービスしてあげろ!(笑)




2008/4/24 (Thu) 夢の甲子園のライトスタンド#2
 一つめは共演者の児玉しほも一緒に甲子園にいくことだ…

 Sさんが気をきかせてくれて彼女の分のチケットも用意してくれた
 
 しかしこのひと、児玉しほは、阪神どころか野球さえよくわかってない…

彼女は、いい人だけど、自分は日ハムのファンだとか言ってるけど、おれのように勝った負けたで一喜一憂するでもなく、日ハム優勝パレードの時だけ物珍しさに見に行く程度のひとだ…(ただのやじ馬だ…笑)

そのうえ、いい人だけど、異常におっとりしてるというかむちゃくちゃ天然ぼけというか、よく言えば意地でもマイペースというか…

例えば、ライブのMCの時なんか、いい人だけど、支離滅裂で、しかも喋るスピードが遅く、曲数少ないのにステージやたら長かったり、いい人だけど、隣にいて発狂しそうになることがある。

そんな”ゆっくりモンスター”をあの鬼気迫る形相で烈火のごとく応援する、過去には”日本のフーリガン”とも呼ばれた阪神親衛隊の聖地に連れてくことは、ライオンの群れの中にうさぎ一匹放すようなもんだ…

それに、次の日にライブがを控えてる彼女に大声を出させることはできない



   桧山ダンスの振り付け(?)をものの見事に間違う児玉しほ!
 
 こわい阪神ファン:”姉ちゃん!阪神ファンとちゃうやんか!”

 おれ、心のなか:あっちゃあ〜 ばれてもぉたあ〜


 ”おい!お前、六甲おろしうたってみろや〜!”

  歌えず、おろおろしておれに助けを求める児玉しほ

 おれ;まずいっ!こら、児玉しほっ!こっち見んなや!         
 
 ”くぉら、にぃちゃんお前のつれ、阪神ファンちゃうやんけ!!おまえらこっから早よ出て行けやっ!”

そう言っておれの胸倉をつかむ阪神ファンのヤ○ザみたいなおっさん!

もし阪神がぼろぼろにやられてるときのライトスタンドの最悪な状況を想像した。

             ヤバイな…

おれは児玉しほ用のメガホンとタオルを用意し、去年おみやげにプレゼントしたピンクのユニホームを用意させ、”六甲おろし”の歌詞をメールで送り、何度かリハーサルをして、”桧山ダンス”を憶えさせた

飛行機の中では平野や新井の新加入の選手達のヒッティングマーチ(打席に入ったときにファンが歌ってるやつ)
を子守唄のように耳元で何度も何度もリプレイし、歌わずとも、口パク(あんたは昭和のアイドルか!?)でごまかすことで周りに、にわか阪神ファンだと気づかれない策をとった

         よし。これでなんとかなる!

ただ、もう一つの気がかりなこと、それは自分ではどうしようもないこと…

         4月17日、大阪の天気予報は雨

         降水確率90パーセント!(笑)




2008/4/24 (Thu) 夢の甲子園のライトスタンド#1
去年もクラリネットとのデュオで大阪に呼んでくれたSさんから、おれと児玉しほのボサノバデュオ”COPADOIS”に大阪ツアーの依頼がきた

しかも、前回同様、甲子園の阪神対広島戦の観戦チケット付き!

            そのうえ今回はなんと…

        阪神ファンの聖地、ライトスタンド!!!


 
 1ヶ月以上前からテンションが上がってたおれ。

 阪神は開幕から絶好調でセリーグの首位をひた走り、オリックス、広島からそれぞれ移籍してきた平野と新井は共に大車輪の働き

 気になる鳥谷は打率.3割5分を超え、得点圏打率は8割を超えていた! 

 いまや恐怖の6番バッターと化した”鳥人鳥谷!”は4月16日の広島戦では相手ピッチャーの宮崎から名誉な敬遠フォアボールを受けている

 そんな強く頼もしい阪神タイガースをおれよりも凄まじいであろう、虎キチたちに混じってライトスタンドで応援できるなんて想像しただけで鳥肌が立ち、目頭が熱くなる



    おれは阪神が好きだ! 今更ながら言うけど大好きだ!

 今は調子が上がらず色々言われてる今岡も、当時12球団一の最弱の四番打者と言われた桧山も、出れば危なげなピッチングをしまくる久保田も、最近代走と守備固めでしか見れない藤本も、ついでに言えばオリックスに移籍した浜中、広島に行った喜田、赤松も引退した新庄も大好きだ!

 
 今、いきたいところを聞かれれば、イタリアでもブラジルでもなく、おれは…

 
    阪神甲子園球場のライトスタンドにいきたいんやっ!!!


 そんな自分が、もしほんとに甲子園のライトスタンドに行って応援して、もし”桧山のサヨナラホームラーン!?!?!?”なんかで勝っちゃったら…

          死んじゃうかもしれない…  

            
              だっておれ…

 セ・パ交流戦が始まった年、ケガで長期離脱していた浜中おさむが札幌ドームでファイターズ相手に逆転タイムリーを打った瞬間、おれは気絶して、次に気がついたときには実家の2階で寝てたのだ!(たぶん飲み過ぎたのだ!実は昨日も札幌の某阪神ファンの集まる店で焼酎飲みながら試合を見てて今岡の逆転タイムリーで気絶したのだ!) 

 そんな夢見心地のおれ、気がかりなことが2つあった…




2007/9/1 (Sat) 阪神観戦ツアー 初甲子園編 最終編
雨は激しくなってきてるにもかかわらず、お客さんのボルテージは最高潮!

おれは、自分の席を立ち、内野ネットギリギリのところまで行き、背番号1番、鳥谷に熱いエールを送った!

ところで、今まで阪神に鳴り物入りで入った選手で活躍した選手は少ない 

この鳥谷、ドラフト時、8球団が獲得に名乗りを挙げるも、ドラフト自由獲得枠で(東京出身にもかかわらず)阪神に入団。大学では三冠王と2度の首位打者を獲得!(お前のピークは大学か?) その年のフライデーには”鳥谷敬 こいつは虎のジーターになる!”なんて見出しが躍り、そりゃあ期待したもんだ…

    鳥谷は近い将来、阪神の中心選手となる
 
   そして…引退したらきっと阪神の監督になる

   鳥谷はやってくれる!鳥谷はここで男になる!

おれはバッターボックスの背番号1番に向かって絶叫した!

      ”行けぇ〜とりたにぃ〜!!!”

   すると…   

          ”ぼこ…”

          鳥谷倒れた!! 

    いや、実際は大歓声で音なんか聞こえなかった

代わったオリックスのピッチャーが鳥谷の肩か背中にボールぶつけた! 
 
      サヨナラデッドボールだ!!!

      狂気乱舞する阪神の選手、ファン!

     しかしなんなんだこの結末?!?!?

   でも…

  初甲子園観戦で今年初めて阪神の勝つところみた!

  大好きな藤川球児の剛速球みた!

  生の大迫力の応援みた!

  おれは少年の心に戻り、夢見心地で六甲おろしの夜風に吹かれ、甲子園球場を後にした

”ゆにくらサポートチーム”のみなさま、心より感謝いたします

         ありがとうございました

  そうだ、おれ… ライブで大阪来てたんだった…(照)




2007/8/17 (Fri) 阪神観戦ツアー 初甲子園編 #2
  

 駐車場に車を停め、軒を連ねる阪神グッズショップに入るのは後回しにし、つたの絡まる阪神甲子園球場へ足早に向かう!  

       デカイ!そして、何か歴史の重みを感じた 
 
     ここは、毎年、高校球児たちが歓喜し涙する場所だ
      
おれも小学生の時、甲子園を目指した!(照)そしてすぐあきらめた(照)

 
 1塁側内野指定席に着いたおれたち3人、海のそばの球場らしく浜風が吹く それを”六甲おろし”と呼ぶ
 
この日はどんよりとした曇り空だったが、ゆるやかな六甲おろしが心地よく、歴史ある球場を照らすライトがとても綺麗だった 見渡せば、阪神の選手 今岡、金本がいる!ファーストはシーツ、ライトには売り出し中の リン・ウェイツーだ!

ここは甲子園だ! おれはついに”聖地”甲子園球場に来た!


交流戦のオリックス対タイガースはすでに1回の表、オリックスの攻撃は終わり、スコアボードを見ると…

      ”え〜???オリックスに1点入ってるぅ〜”

      相手ピッチャーは平野、こちらは新人の上園

2人ともいいピッチングで1回以降両チームともスコアボードに”0”がつづく

なんとなく退屈してきた8回裏阪神の攻撃、野球の神様は、遠路はるばる札幌から来たおれに、おもろいものを見せてくれた

送りバントを試みた鳥谷の打球はキャッチャーフライになり、打球を追ったオリックスのキャッチャー日高と鳥谷が交錯、審判が「守備妨害」を告げ、鳥谷アウト 

  これに阪神の岡田監督が猛抗議! 審判を押した岡田監督が退場を宣告された!

岡田はん(かんとく)は選手時代を通じて退場は初めて

      やったす… おれ、岡田はんの初退場見たす!!!


岡田はん(かんとくぅ〜)のいなくなった阪神は9回、0ー1で負けているのにもかかわらず、絶対的な守護神、藤川球児を投入、9階裏、最後の攻撃にすべてをたくすつもりだ

そして9回裏、売り出し中のリン・ウェイツーのツーベースを皮切りに満塁に その後、押し出しのフォアボールでついに1ー1の同点に。

なおも満塁、逆転サヨナラのチャンスに

           次のバッターは…


  愛すべき、でもちょっぴり頼りない虎党の夢と希望


          と〜りたにた〜か〜しぃ〜


         感極まったおれは涙声で叫んだ!

    ”鳥谷! おまえ打たなきゃ焼き鳥だあ〜!!!”
         
                     てことでつづく




2007/8/13 (Mon) 阪神観戦ツアー 初甲子園編 #1
        
            おひさしブリーデン…

こんなギャグわかるあなたは1970年以前に生まれた方ですね…http://www.jttk.zaq.ne.jp/genmatsu/list/Breeden.html

今でこそスカパー等で、毎日でも阪神の試合を見ることができるいい時代

でも、おれの幼少期、札幌では”巨人対広島”や”巨人対中日” のように、とにかく視聴率の取れる巨人戦でしか阪神の試合を見ることができなかった。

クラスの野球好きのほとんどが当然巨人ファン、小さい頃からアウトローだったおれと、親が関西人の山本健一郎くんだけが熱狂的な阪神ファンで、当時、阪神の抑えのエースだった山本和行選手と同じ苗字の山本くんがうらやましかった

小学校の時、入ってた少年野球チーム、羊が丘ブルースターズではおれ、センター守ってたのに山本和行選手と同じ、背番号”25”を選んだ

掛布がオールスターで3打席連続ホームランを打った夜は、興奮してなかなか寝つけなかった

今更言うまでも無くおれは、熱狂的な阪神ファンだが、2つのコンプレックスがあった

一つは、阪神の球団の応援歌”六甲おろし”の歌詞、知らんかった…

パソコンなんて無い時代、”六甲おろ〜しにぃ〜さっああそおおとお〜”そのあとの歌詞、テレビ見てても何歌ってるのかわからん! さすがに今は3番まで歌える

そして、もう一つのコンプレックス、それは…

       ”甲子園球場に行ったことが無い”ってことだ



クラリネット奏者の長崎亜希子とのユニット"ゆにくら"に大阪ライブの話が来た

先方様、おれが阪神ファンってことを知っていて、阪神戦観戦付き!って夢のような依頼だ

         ”やります?”って長崎さんに聞かれ

       ”すべての予定をキャンセルしても絶対に行く!”

           おれは一つ返事で力強く答えた


はじめての大阪は曇り空、空港から出たらいきなりカメラのフラッシュの洗礼!

 ”ゆにくらサポートチーム”のSさんとMさんが出迎えてくれた

高速道路から見る大阪の街はまさにコンクリートジャングル!都会だ!

おれが泊まったのは”難波”ってところ よく聞く地名だ! 目の前には風俗のお店、その店の前には黒ぬりのベンツ! それを取り巻くどっから道見てもヤ○ザのおっさんたちの集団!

          ホンモノだ! リアル大阪だ!

          これだけでテンション上がった!

ホテルに着き、荷物を置き、休憩もそこそこにサポートチームのMさんと長崎亜希子とおれの3人で一路、甲子園球場に向かった

甲子園は海のそば、周りには阪神グッズの店が軒を連ねてる

         テンション上がりまくるおれ!

しかし、さして阪神ファンでもないMさんと、野球観戦自体初めての長崎… ノンビリ歩いてますけど試合開始の18時すぎてるんですけどお〜
                            つづく




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