| はじめに |
健康診断の再検査をしてくださった岡山S会病院・T先生、PDT治療をしてくださった兵庫県立Sセンター・T先生、大変お世話になり、ありがとうございました。 特にSセンターのT先生には入院前・中に大変丁寧に対応していただき、退院後も健診を受け持っていただきました。 1年間診て下さるとおっしゃっていただいたのに、もったいないとは思ったのですが、近いほうがいいからと断ってしまいました。 0期でPDTを受けられるということは、本当に初期のガンで大騒ぎするほどではなかったのに、この世の終わりみたいに悲しみに打ちひしがれたものでした。今考えると、夫やSセンターのT先生、看護婦さん、Sセンターに入院していた患者さんのおかげで乗り越えられました。 皆さんに感謝です! |
2005年7月24日 (日)
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| 平成16年12月中旬 健康診断へ |
結婚8ヶ月、そろそろ子供を授かりたい・・・という気持ちがありました。 「その前に健康診断を受けたら?」と夫に言われ、詳しい健康診断を何年も受けていなかった私は、ちょっぴりドキドキしながらも近所の検診センターへ。。。 2週間後届いた結果は・・・ 「子宮頚部びらん 軽度異常 クラス3b 要精密検査」 びらん→ただれている状態 びらんは良いの?悪いの?通常ならばびらんは病気ではないらしいです。でもクラス3b?不吉な予感がしました。 |
2005年3月29日 (火)
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| 平成17年1月下旬 精密検査結果〜告知 |
健診の結果が出てから半月後、総合病院へ精密検査へ行きました。 1週間後届いた検査結果・・・ 「高度異形成 要再来院」とのこと。病院へお話しを聞きに行きました。 先生から直接「がんですね」と。え?何ですか?がんって言いましたか?キューピーさんみたいな笑顔の先生からあっさりと言われたので、一瞬何を言われているのか理解ができませんでした。 先生が話す言葉のキーポイントであろう言葉だけを、真っ白な頭の中にとにかくとどめて家に戻り、インターネットで検索しまくりました(汗)
毎日泣き暮らし、今回治療しても再発したら・・・とか子供が産めなかったら・・・などと無知な故に気を回しすぎ、夫に「離婚してほしい」とまで言ってしまいました。幸い夫は全くそこまで心配してはいなくて、とにかく治療をしようと言われました。 |
2005年3月29日 (火)
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| 告知後 わかったこと |
告知時に聞いた治療法を、とにかくインターネットで調べまくりました。
円錐切除・PDT治療・・・怖がりの痛がりな私は切るのがいやだったので、後者のPDT治療に興味がありました。 PDT治療は医療費が高額になるのと、行っている医療機関が少なく岡山にはないことで、夫と相談しましたが私の心の中はすでに決まっていたような気がします。
【治療の概要】 円錐切除→子宮頚部を円錐に切り取り、がん細胞の浸潤具合とがん細胞を採りきれたかどうかを検査します。検査と治療の二つの意味があります。
PDT治療(光線力学的療法)→がん親和光感受性薬品PS(フォトセンシタイザ)とレーザー光によって引き起こされる光化学反応を利用した治療法で、がん組織中に活性酸素を生成させ、その力によってがん組織を壊死させるものです。レーザー光により、がんに取り込まれた薬剤が励起され、組織中に活性酸素を生成し、この活性酸素の殺細胞性によってがん細胞を壊死させます。治療が目的なので検査は治療後の定期健診になります。 使用される薬剤は光に反応する特性から、注射後は光から保護する対策が必要です。およそ半年で薬の影響は薄れますが、それまでは徐々に光に慣らしていく必要があります。病室を暗くして、退院までに段階的に明るくしていくのはそのためです。
詳しくは「子宮頸がん」「円錐切除」「PDT」でお調べください。
PDT治療に関してここでは「浜松ホトニクス」(PDTレーザー機器の会社です)のホームページから引用させていただきました。 |
2005年3月29日 (火)
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| セカンドオピニオン・サードオピニオン |
PDT治療を行うとほぼ決め、とりあえずPDT治療経験がある先生のいらっしゃる他の総合病院へセカンドオピニオンをお願いしました。
PDT治療も可能・不可能があるらしいです。 レーザーは深部には届かないという性質があるため、上皮にがん細胞がとどまっている状態で、拡大鏡で確認できる高度異形成または初期がんの人。 私の場合は治療が受けられるとの事で、もう一度元の総合病院から兵庫県Sセンターに紹介してもらいました。これをサードオピニオンというのでしょうか?
組織の標本をお借りして兵庫県Sセンターへ行きました。
訪れる各病院で 組織診(病変部を鉗子でつまみ採る)があります。この細胞診は痛いのです。 そもそも婦人科の内診というのは、恥ずかしい&気持ち悪いのです。 私個人的には恥ずかしいよりも気持ち悪い方が強いので、お医者様が男性であろうと、痛みも気持ち悪さも無く終わらせていただければ何も言うことはないのですが・・・運良く先生は信頼できる優しい方ばかりでしたが、内診の気持ち悪さはどんなに信頼した先生でも避けられないことがわかりました。
検査はしましたが、即入院の予約を・・・と言われ、「やっぱり」という気持ちで入院の日程の連絡を待つことになりました。
待っている日々は更に私をパソコンから離れられなくしました。 すがるような気持ちで毎日ネットサーフィン(この言葉最近聞かないな)です。 |
2005年3月29日 (火)
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| 平成17年2月下旬 入院! |
インターネットで色々調べ、病気の事・PDT治療の事・入院に関する事など徐々に自覚していきました。
この治療方法は光を遮光し、日を追うごとに明るくしていかなくてはいけないために、同じ治療法の患者さんでも治療開始が異なると同じ病室には入れません。だいたいの病院では個室なのですが、兵庫県のSセンターは基本的には大部屋(2〜3人)で、なかなか入院の連絡が来なかったので、病院へ問い合わせ。 大部屋で治療となると一ヶ月以上待つことになるようでしたが、個室が空くのでそこへということで、電話から3日後に入院が決まりました(現在は専用の2人部屋が基本のようです)。
いつ入院になってもいいと思っていましたが、実際に日取りが決まるとじたばたしてしまい、結局何にも手に付かない状態になってしまいました。トホホ・・・ |
2005年3月29日 (火)
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| 入院〜治療 |
PDT治療を受ける患者の場合、治療後すぐでも通常と変わらない行動ができるため、遮光の為に室外に自由に出られないという制約があり、とにかく暇です。入院期間の3週間、時間との戦いのようなものです。(←多くの人の場合)そのため、暇潰しのグッズが必要になるので、他の患者さんよりも必然的に荷物が多くなります。例えばCD&MDラジカセ。TVの代わりに音楽やラジオを聴いて時間をつぶします。
金曜入院・土曜夕方フォトフリン注射 特にフォトフリンを注射後、光に敏感になるためにTVは数日見られません。室内の明かりも本を読むには疲れてしまうぐらいに落とされます。(部屋の明かりの制限は病院によっても異なりますが、真っ暗です・・・と言われていたので、意外と明るく精神的におかしくなることもありませんでした)
火曜 朝 治療開始 治療開始から1時間後20分程度休憩 再開後30分程度で終了。
治療は患部の広がりによっても違いますが、1時間〜2時間と言われています。長い人は3時間かかることもあるそうです。 治療は膀胱を圧迫するらしく、トイレに行きたくなるそうです・・・途中トイレには行けない、トイレに行きたくなったら導尿します。と言われていましたが、実際には休憩時間があり、その時にトイレに行けました。心配な方は確認しておいたほうが良いと思います。
この治療は基本的には痛みがないので、麻酔もありません。 ただし個人差があって 中には痛みが伴う患者さんがいるので、兵庫県Sセンターでは「ぼんやりする薬(具体名はわかりません)&痛み止め座薬(ボルタレン)」を治療の30分前に処方されます。 私の場合、治療前の消毒などで圧迫感などはありましたが、いつ治療開始をしたのかわからないくらいに痛みがありませんでした。 休憩の後は子宮口にレーザーの光を発するチューブのようなものを差し込んで1ミリ毎に数分かけて、ずらしながら光を照射していきます。 子宮内膜症の検査で子宮口にブラシを挿入されたときに、激痛を味わった私は恐怖におののいていましたが、結局そのチューブが挿入された時も何の感覚もなく終わりました。
治療終了後、病室に戻るとすぐに昼食。痛みがなかった私は何事もなかったかのようにおいしくいただきました。 |
2005年3月29日 (火)
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| 治療後〜退院 |
治療後は個人差がありますが、発熱する人もあるようです。 入浴はシャワーのみになります。 治療の翌日には院内の散歩ができます。ただし、消灯後・遮光服着用・手袋サンバイザー着用です。私の入院した病院は消灯時間が少し遅くて、22時でした。なので婦人科の病棟だけ21時に消灯してくれます。そこを10分くらい歩きました。 数日ごとに室内の照明を明るくしていきます。明るくなるごとに光に反応して手や顔に湿疹が出やすくなるので、日焼け止めの塗り直しをして、注意しておきます。 テレビは注射後5日後に見られるようになります。目も日焼けしますから、注意が必要です。サングラス着用を勧められます。遮光された(遮光フィルム2枚)テレビでも、画面の前は50ルクス以上ありました。あまり近くで見ないほうがいいと思います。 最初はルクスが上がるのがゆっくりでしたが、最後の1週間は2日ごとにルクスが上がり、退院3日前からは自分で食事を取りにいけます。私の入院した病院では売店に買い物に行く許可が降りたのはこの時からでした。それでも日中というよりも日が落ちたら・・・という程度。病棟の窓から差し込む日の光がまだ明るすぎるのです。
治療から1週間目と2週間目に内診があります。 個人差ですが、子宮口が狭くなり分泌物が出にくくなっている時があるらしく、子宮口を広げる(塞いでいるカサブタを取る?ちょっと不明・・・)処置をします。我慢できる程度の痛みがあったような気がします。2週間目の内診はその処置はなく、観察・消毒しただけでした。
退院は日没後になります。私の退院の日はとても天気が良く、日が長かったので17時半でも明るく、しびれをきらして18時にまだ明るかったのですが退院しました。夏に治療する方はもっと遅い時間の退院になると思います。 |
2005年3月31日 (木)
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