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2007年5月17日 (木) 貨幣状湿疹その後
昨年の6/10に端を発した貨幣状湿疹は10/16からの劇的な改善を境にして、今年の1/13にはほぼ9割方良くなりました。しかしもう少し夜間の掻痒があるので毎日ではなくとも継続服用が必要だった。
そうこうしている内に一月末から風邪を引き、鼻炎をこじらせたりしながら余り房芝萱2診方は飲めなかったところ、3/8にはまたぞろ頬のシミが膨らんできた。
4月末の状態は、房芝萱2診方を跳び跳びながらも飲んでいたのでスネには僅かに乾性赤疹が残っていた。これが何とも難治性でいつまでも消えていかない。
日にちが経つと赤い部分が次第に輪が広がるように範囲を広げてきて、中が窪んだ火山の外輪山のようになってきた。まさに輪状というか貨幣状というか、乾燥性の湿疹に変わった。完全に慢性期である。

湿疹は急性期と亜急性期と慢性期では対応処方を変えなければならないのが原則である。いま考えているのは「湿疹の中医治療」で書いた血燥の治法、四物消風散加減である。
http://youjyodo.cocolog-nifty.com/kimagure/2006/12/post_57d2.html

2007年5月15日 (火) 2657の証候を127にグループ化
先述の「中医証候」と取り組んで一ヶ月経った。ようやく2657の証候をAccessでデータベース化し終わり、更にそれをExcelで127のグループに分けた。虚証が47、実証が80ある。その表をhtmlで表示して、googleのツールバーを付けて、必要な証候を幾つか検索ボックスに記入して、ハイライトボタンを押せば可能性のある「証」に多くのハイライトが点くので分かる。これは「誰にでも出来る「証」の決め方!」

http://homepage3.nifty.com/youjyodo/list.html

の改訂版ともいえるので「127証分類」と名づける。

2007年4月23日 (月) 中国のネットから「中医証候」に取り組む
http://www.1kum.com/pages/QJKkirhb.html
ここに14ページからなる中医証候の項目が出ている。
項目を展開すると全部で2657の証候数になる。
重複するものもあるから、このまま鵜呑みにする事は出来ないが、証候を網羅する点では貴重なデータである。
いまこれをデータベース化する事に取り組んでいる。
完成すれば各症状からそれがどんな証候に該当し得るかを検索することが出来るようになる。

2005年5月2日 (月) つわりの漢方薬
世間では、つわりに用いられている漢方処方は半夏厚朴湯や小半夏加茯苓湯や半夏干姜人参湯などのいわゆる半夏剤が主です。それは吐き気や嘔吐を止める作用が期待できるからです。

しかし妊娠悪阻(つわり)と一般の悪心嘔吐とは発生メカニズムが同じではありません。ただ吐き気や嘔吐に効く処方だからという理由でつわりに用いるのは理論的ではありません。

日本漢方には理論が無いとよく云われますが全くその通りです。通説をひとつひとつ検証して間違いを正したいと思います。

妊娠悪阻(つわり)
http://youjyodo.cocolog-nifty.com/kimagure/2005/05/post_3866.html

2004年12月1日 (水) 漢方の処方は治すためのもの
調剤薬局で漢方薬の処方箋を調剤すると、調剤料は日数にかかわらず一律1200円です。
従来は14日分の処方が一般的でしたが、長期処方が認められてからは28日分、56日分というのが平気で出されます。
今日などは84日分というバカみたいなのが入ってきました。
それでも調剤料はたったの1200円しか見てくれません。調剤室の換気扇を回しっ放しにしつつ、薬草の埃を吸いながら、テーブルの上で84日分という気の遠くなるような調剤をこなさなければなりません。
金銭のボヤキとは別に、こんなに長い間、同じ処方を使って意味があるのだろうか。漢方は治す処方だから、長いのは治せないという事にならないか。

2004年11月30日 (火) 病院で精密検査をしたが悪いところはなし(1)
漢方相談で多いのは上記タイトルのようなメールです。本人は辛くてならないのに現代医学からは対象外の扱いしかされません。たとえばこんなの、

「体温調節ができていない、例えば、ご飯を食べて体温があがると上がりっぱなし、38度位。夜寝汗をかいて体温が下がると、寒気が続きます。また全身がかゆい事、医者にはアトピーと言われるが、アトピーの人の肌とは違い、掻いているとニキビのようなものが出来体中ニキビだらけになります。」

漢方の“陰陽の鏡”に向かって「鏡よ鏡、私の病気はな〜に?」と問えば、たちどころに「それはねー…………だからよー。」と明快な返事が帰ってくることでしょう。
明らかに現代の医学では網から洩れて掬いきれない部分があるのです。それを楽々と掬い取るのが漢方医学です。これを認めてほしい。

2004年11月28日 (日) 漢方に日の目を!
ニフティの漢方フォーラム FKAMPO が閉鎖されて、どこにも漢方への発言の場が無くなってしまって淋しい。
漢方関係のメーリングリスト oriental-med もひっそりと鳴りをひそめていて誰も発言しない。
ホームページ・東洋学術出版社の「中医ドットコム」が独り頑張っているが、掲示板や討論での発言はやはり少ない。
一体みんなどこへ行ってしまったんだ?!
日本の漢方はどうなるんだ、これではやがて廃れてしまうではないか。
西洋医学とは違った、もうひとつの治療体系が埋もれてしまうのはいかにも惜しい。
なんとかこれに日の目を見せてやりたい。