ちょっとスペインの音色 & petitesmusiques

ジャンルを問わず、いい音楽を感じたい…
20年以上住んだスペインから帰って来て、作曲(クラシック)とジャズ・ピアノを勉強中。
習作ミュージックを手作りで載せてみました。オリジナル曲、アレンジ、ジャズ課題等-
-Ensayos de la composicion musical & del jazz (Petit Jazz)-
(「著作権について」お読み下さい)

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Wednesday, September 27, 2006

小鳥の歌 (Arrange)

1982年の夏、2年間のスペイン留学を終えて日本に帰る前に、バルセロナに旅行した時の事。ある夜旧市街を散歩してたら、通りが幾つか交差して広場のようになっているところで、野外コンサートのリハーサルに出っくわした。

…やはり偶然その場に行き合わせた人達が、あちらこちらに立ち止まって耳を傾けていた。私がいた方角から見えたのは、かなり体格のいい(それも横に!)女性歌手の背中! 特設舞台の後ろ側に来合わせたわけだけど、歌声はそこからでもよく聞こえた。

彼女はオペラのアリアのような、つまりクラシックの歌曲を幾つか唄った。
ある曲を唄い始めた時、彼女の前方に立っていた偶然の観客の1人が「ハァッ、ア、アーックションッ」というような大くしゃみをした。そこいら中に響き渡る大くしゃみ! 
女性歌手は歌が続けられなくなって、「アーッハハハハハ・・・・・・」と、コロラチュラ・ソプラノで笑いだした。オケの団員や他の観客も一緒に笑い出して、リハーサルは暫く中断。

リハーサルの最後に彼女は、多分アンコール用の小曲をひとつ歌った。それまで聞いた事がない、だけどとても綺麗な曲で、歩き出してからもずっと、その旋律の余韻が残っていた。

1,2年後、日本のテレビで同じ曲が流れてきた。歌ではなくチェロだったけど、聴く程にそれが、あの時あのバルセロナの街角で聴いた曲だと分かった。それはカザルスが演奏するカタルニア民謡、「小鳥の歌」だったのだ。ピカソのゲルニカとか、そういう内容のドキュメンタリー番組だった。

それから更に何年か経って、私は、あのコロラチュラ・ソプラノで大笑いした、太って気のいいおばさんのような歌手が、スペインの誇る Diva モンセラット・カバジェ(カバリエ)だったと知った…

カザルスのチェロやカバリエの歌声は再現すべくもないですが、和声の課題に疲れてふと…混声スキャット(?)にしてみました。鳥の置物も一応スペイン製…

(この記事の一部は、前に「スペインの夏の夜の夢」という題で書いたものからの抜粋です。)

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作成者 ぺけ : Saturday, March 31, 2007 11:07

Sunday, September 17, 2006

手回しオルガン (Arrange?)

マドリッドの中心地、プエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol)から、カジャオ(Callao)という広場まで、旧市街の入り組んだ道のひとつが歩行者専用になっている。
その一角には昔から、色んな大道芸をやる人が集まって来る。

初めてスペインに行った80年頃、いつもそこで唄っているジプシーの少年達がいた。兄弟なのか、10歳位の少年を筆頭に5,6人。年長の少年が渋いボーイ・ソプラノ(?)で唄うフラメンコに、1人がギター、他の子供達は手拍子や合いの手で合わせていた。

スペインのジプシーについては、≪ちょっとスペイン…の別荘≫にこんな記事も書いてます。興味のある方はどうぞ。

今から5,6年位前、久しぶりにその辺を通った時に耳にしたもの、それはオルガンの音色。ひとりのお婆さんが手回しオルガンというのか、自動オルガンの機械を置いて「演奏」してたのです。
あとでスペイン人に聞くと、それはオルガニージョ(organillo)という名前らしい。まあ「小っちゃいオルガン」みたいな意味なので、正式な名前ではないかも知れません。

当時既に非常に珍しくなっていたオルガニージョの芸。一昔前から抜け出して来たような、痩せて黒っぽい服を着たお婆さんは、機械の横に立ってるだけ。そして機械は同じ音楽を何度も何度も繰り返すだけ。

お婆さん、このオルガニージョ1台を頼りに生活してるのか?
昔は家族とかグループで他の出し物もあって、あちこち旅して回ったりしたんだろうか?…馬車で??

生の音楽を演奏してる他のグループに比べると、殆ど人だかりもできず、ひとりで機械の横に立ってるお婆さんを見て、映画のシーンのような事を考えてしまったりして…

ちょっと哀愁をおびたような、懐かしいような…いつまでも同じ音楽…

その直後にできた(?)この曲、今日はオルガンの音色で弾いてみました。いつまでも続いちゃ困るので、そこはひと工夫…

そのお婆さんの写真はないので、これはイビサ島で買った土人形のお婆さん達。
手回しオルガンのお婆さんはもっと小っちゃくて痩せてたけど、でも雰囲気は少し…

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作成者 ぺけ : Saturday, March 31, 2007 11:06

Sunday, September 10, 2006

スパニッシュ・ワルツ (Original)

突然ですが、ブログを再編することにしました。

先ずこのジオログは、音楽配信ができるようになったのを機に、それを活かして、音楽専門のブログにしたいと思います。
実はスペインの他に音楽も好きだったりするのです。いつか音楽のホームページを作りたいと夢見ているので、その初めの一歩としてやってみたいと思います。

ホームページ:≪ちょっとスペイン≫の玄関として、スペインの色んな面をご紹介したくて書いて来たこのブログですが、実は今まで、かなり苦労して記事を書いてました。言い訳に聞こえるかもしれませんが、このジオログにはひとつの記事の文字数1000文字までという字数制限があり、どうもそれが枷になって、思うような記事が書けない気がするのです。

そして実際言い訳ですが、書きたい事を自分のリズム、ペースで書けないというのは結構大きなストレス…毎回字数オーバーして、あっちを削り、こっちを削り、更新にやたら時間がかかった挙句に思ったような文になってないっつーのは…(+_+)

そういう訳で、スペインやHPの紹介は、今後もうひとつのブログ:≪ちょっとスペイン…の別荘≫にアップします。音楽やスペイン以外の事についても書いてるブログです。

尚、肝心の音楽ですが、ひとつ前の記事:「スペインの音色 1」でアップしたこの曲、タイトルがなかったのですが、≪別荘≫でひとつヒラメキ(?)ました。とりあえず Vals Español と名付けたいと思います。バルス・エスパニョル−スペイン語でスパニッシュ・ワルツという意味です。

演奏、録音、その他不備は多々ありますが、聞いてみて下さい。

写真はこのブログのイメージ・キャラクターとして使っている、スペインは南の方の風景。

それからブログ村のカテゴリーも変更しました。「?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、他に合うジャンルが見つからなかったのでトリアエズ。

毎回新しい音楽をアップする事はできませんが、他にも音を使って何かできたらな…っと考え中です。
よろしくお願いします。

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作成者 ぺけ : Saturday, March 31, 2007 11:05

Sunday, September 3, 2006

スペインの音色 1 (Original)

スペインの音楽というと、やっぱりフラメンコ?
でも本当はフラメンコ以外にも実に様々の音楽がある。

各地のお祭りでは、その地方の特色ある音楽が演奏されたり唄われたり踊られたりするのだけど、地方によって風景や雰囲気が大きく変るスペイン、音楽もそれに合わせて千差万別…のようで、でもみんな、どこかスペイン的!

フォルクローレだけでなく、スペインには有名なクラシックの作曲家も何人かいますが、やっぱりどこかスペイン的…

クリスマス・キャロル(ちなみにスペインでは villancico といいます)などでも、日本で良く知られている英語のものとは一味違って、やっぱりな〜んとなく、どこかスペイン的、なのですね。

実は別荘で告白したように、今「作曲」というものを習ってます。その体験レッスンを受けた時のこと、持って行った自作の曲を弾いてみたところ、先生から「ちょっとスペイン的」と言われたのです。

スペインでは楽器も持たず、音楽とは無縁の生活をしてたので、へーえ、そんなものかなあ…と思ったのですが、そう言われてみると確かにどこかスペイン的?

考えてみれば20年以上の長きに渡って生活の様々な場面でスペイン的な音を聴いて来たんだもんね。

…例えばテレビやラジオから毎日流れて来る音楽だけでも、かなりの音楽を聴いてる。

そういえばスペインの宝くじの抽選って伝統的に San Ildefonso という学校の子供達がやるのですが、そのテレビ中継を見てると、当選番号の発表って実に音楽的だし!

他にも街を歩いてたら耳に入ってくる、様々な音…野外コンサートのリハーサル…レストランを回る Tuna のグループ…

通りの物売りの声も一種の音楽だし、マドリッドの中心地 Puerta del Sol の近くで昔歌っていたジプシーの子供達、音楽に合わせた山羊の芸、手回しオルガン…そういった古い大道芸は段々見られなくなりつつあるけれど…

そういう色〜んなスペインの音が、知らず知らずの内に体に入っちゃったのかな?と思ったりする。

ジオログの音楽配信を使って、これから時々、上に書いたような色んなスペインの音を出してみたいと思います。先ず最初はきっかけとなった自作曲ですが…プロの方にお願いする余裕はないので、自家製…ちょっと録音の音が変? ヘタなだけ??…でも一応…「著作権はぺけにあります!」

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作成者 ぺけ : Saturday, March 31, 2007 11:04

Friday, September 1, 2006

著作権について(お願い)

音楽ブログ≪ちょっとスペインの音色 & petitesmusiques≫に掲載されている楽曲は、大きく分けて次の3種類で、作品・アレンジ・演奏等の著作権はぺけにあります。

1.オリジナル: タイトルの右に(Original)と入っているもので、オリジナルの作曲作品です。

2.アレンジ: タイトルの右に(Arrange)と入っているもので、主に著作権の切れたクラシックの作品や著作権者のいない民謡などをアレンジしたものです。

3.プチ・ジャズ: ジャズ・ピアノの課題で、元の曲のコード(和音)に独自の(原曲とは別の)メロディーを乗せたものです。

* 演奏と録音に関しては、全て作者の手作りです。既存の音源は一切使用していません。

* アレンジ作品は、原曲の聴き取りなどを元に、独自のアレンジをしたものです。市販されているアレンジ譜等は使用していません。

* ジャズ課題では、市販の楽譜やCD等は参考にしていません。

お願い

ブログに音声ファイルをアップする事により、自動的にヤフー・ポッドキャスト(2009年4月にサービス終了)の番組となり、より多くの人に聞いて頂ける一方で、管理の難しい、或いは不可能な部分も出て来ました。

音楽における著作権は、特に微妙で難しい問題を抱えています。
楽曲をダウンロードするに当っては、著作権についてのご理解とご配慮をお願いします。

音楽作品の著作権は、登録の如何にかかわらず、法律で保護されているものです。
又、作品の音楽的な価値は著作権とは別のもので、それは著作権が切れている古い音楽や、著作権者を特定できないものの場合でも、同じように尊重されなくてはいけません。

手作りでツタナイ演奏と録音ですが、万一このブログ(番組)に掲載されている楽曲を、個人的な視聴以外の目的で使用される場合は、商用・非商用、或いは楽曲の種類(オリジナル、アレンジ等)を問わず、ご連絡を下さるよう、お願いします。リンクの際も、ご報告を頂けると嬉しいです。

ご連絡にはブログのコメント欄又はホームページのメール・アドレス:un_poco_spain☆yahoo.co.jp(の「☆」を「@」に置き換えて)お使い下さい。

(迷惑メールが増えて来たので、上記アドレスを削除する事にしました。お手数ですが、ご連絡にはもうひとつのブログの非公開コメントをご利用下さい。2010年7月)

よろしくお願いします。(2007年5月12日)

作成者 ぺけ : Sunday, July 18, 2010 12:43
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