Saturday, October 31, 2009
手帳のこと
来年の手帳、もう買われましたか?
私は、ずっと決められなくて、手帳売り場をうろうろする日が続いた。
買わずに帰ってきては、通りがかる度にまた売り場へ舞い戻った・・・
迷惑な客である。
決められなかった最大の理由は、2010年・・・を考えると、なんだか未知すぎる世界であるということだった。
2010年1月予定:この世に誕生予定の我が子との生活・・・2ヶ月目突入。
2月は、3ヶ月目で、その後も4ヶ月、5ヶ月・・・と、新入りとの生活を重ねていく(いきたい)。
しかも、最初の数ヶ月は行事といえば、おっぱい、ねんねの連打である。
そう、ここで大きな疑問が浮かぶ。
はて・・・このような予定の私に、手帳が必要なのだろうか?
キッチンの壁掛けカレンダーにちょろりと予定を記しておけばいいのではないか。
そう問い始めた瞬間、まったく選べなくなってしまった。
結局、またもや何も買わずに店を出てた。
不完全燃焼な思いを引きずりつつ、ひとまず家路に向かうことにした。
そして、歩く私の内側から声がした。
”未来へのビジョンや夢がないから選べない”
「こうしたい!」がないと、自分が将来必要とするものは、選べないのだよ
・・・と。
なるほど。
では、視点を変えてみよう。
2010年どんな年にしたいの?
そう改めて自分に聞いてみる。
新しい世界を純粋に楽しむ年
まずは母であることを存分に楽しむこと
と、するりと出てきた。
漠然とした答えに聞こえるかもしれない。
が、がらんとしていた気持ちが、次第にわくわくしたものへと色づき、すっと気持ちに線が入ったのだ。
そして、数日後、再び手帳売り場へ行き、手になじんだ黒のモレスキンの手帳を持ち、レジに進んだ。(今回は、即決であるっ!)
モレスキン。
飾り気がなくって、大切なことだけが入っていた。
ピタリときた。
手帳を買うということ、
未来の自分とちょっと出会える瞬間なのかもしれない。
そんなことを味わった買い物だった。

