2011年4月18日(月)
琉球大学 木村名誉教授 富士山に「噴火の目」を指摘
今後心配される地震と噴火について その3
「琉球大学 木村政昭名誉教授 富士山に噴火の目を指摘」
※資料画像はクリックで拡大出来ます。
琉球大学名誉教授・地震学者である木村政昭氏は、過去に「阪神淡路大震災」「新潟中越地震」をはじめとした数々の巨大地震や噴火を「事前予告」してきたことで知られます。
予想には「時空ダイアグラム」という独自(開発)の理論を用いて来ましたが、最近は「サイスミック・アイ(※)」(地震の目)というさらに進化した手法で確率を上げています。
(※)これは、マグニチュードのかなり小さいものを含めた地震を独自の手法で解析し、「地震のドーナツ化現象」を見るものです。目の大きさでマグニチュードも予想します。
氏は、「巨大地震の8割は事前(約3年前)に予想出来る。」と言い切ります。地震予知に関し、これほどの確率や精度を持った理論は他にありませんので、氏の発言には注目しなければなりません。
今回の「東日本大震災」に関しても、東北沖に複数の「巨大地震の目」を事前に指摘していました。(「その1」「その2」で触れた「千葉県銚子市(〜沖合)」の巨大震源については、木村氏は「2011年〜2014頃」と予想。)
この木村政昭氏ですが、著書や論文の中で、これから新たに起こるであろう「巨大地震」や「噴火」について触れています。
東海地方に住む私たちにとって、「東海地震」や「富士山」についてどのような予想があるか、まず知っておきたいものです。
木村氏は2000年代より「富士山噴火のへの動き」を感じ取っていたようですが、2009年には「確信」に変えているようです。これは、画像にあるような「噴火の目」がはっきりとあるからであり、この「目」が出来ることで、(他の火山も)遅かれ早かれ噴火しているという事実が裏付けています。
富士山は前回の噴火(宝永噴火)から約304年経っていますので、いつ噴火してもおかしくはないのですが、実際、1990年代後半より山体のふくらみが観測され、2000年には火山(マグマ)性の低周波地震が頻繁に起きています。
また、富士山ハザードマップを制作した静岡大学・小山真人教授も、「最近富士山周辺で起きている地震は、マグマ溜まり真上の可能性がある」と指摘しています。
理論や予想通りにすべて物事が起きるとは思いませんが、今後富士山の活動から目を離すことが出来ない状況になったものと考えます。
※画像は木村政昭氏が解析を行った「富士山 噴火の目」。「目」の状態から、2011年から2014年頃の噴火を予想しています。

