コパンのうら

熊本県北部の山鹿市にある、ちいさなフランス料理店の舞台裏をお見せします。

2013年1月31日(木)

ドナドナ。

うちの店の前の
道路には、
ドナドナ
トラックが
よく通ります。

たいていは
鶏や豚のドナドナ。

でも昨日は
珍しく、
黒毛和牛の
仔牛のドナドナが
信号待ちを
していました。

おお、これはあの歌そのもの!

ついシェフに、
「ねえねえ、見て見て、ドナドナ」
と声をかけるも、
どうも反応が悪い。

「ドナドナ、知らないの?」
「知らない」

うそ! ドナドナを知らないなんて!
小学校の音楽の授業で習わなかった?
と聞いても、「うーん、習わなかった」。

しかたがないので、唄ってあげました。

あーるー晴れたーひーるーさがりー
いーちばーへ続ーくみちー
にーばしゃーがーごーとーごーとー
こうしーをのせーてゆくー
かわいーいこうしーうられてゆくよー
さーみしそーなめをして見ているよー
ドナドナドーナードーナー
こうしをのーせーてー
ドナドナドーナードーナー
にばしゃがいーそーぐー

……と唄いながら、なぜか涙声になるわたし。
一方のシェフ、無表情で「知らない」。

シェフをバカにするわたしでしたが、
そういやこの歌、たぶん外国の歌なんだろうけど
よく知らないな……と反省し、調べました。

原曲はイディッシュ語ですが、英語版、
そしてなんとフランス語版も!
唄ったのは、クロード・フランソワ。

ありました

歌詞、全然ちがうじゃんっ。
副題は「Petit garçon(少年)」。
子どものころはあんなにおとなになりたかった、
でもおとなになってみたら子どものころがなつかしい、
ああ、あのころに戻りたい、ドナドナドナー。
……とまあ、わりとたわいのない感じ。

イディッシュ語の原曲も、仔牛が売られる話だった
らしいので、フランス語バージョンが異色なのか。
牧畜業関係者からクレームがあったのかしらん。

ともあれ、わたしも、
ドナドナトラックが通るたび、
ごめん! ありがとう!と、
感謝のことばを捧げております。


※ 写真は、ガレット・デ・ロワ。
いよいよ明日で終了です!
王様になった皆さん、おめでとうございました。
ならなかった皆さん、ぜひ来年こそ!

作成者 コパマネ : 2013年1月31日(木) 01:19 [ コメント : 3]

コメント

たいへんご無沙汰しております。マツダです。もしかしたら私の記憶違いかもしれませんが、ドナドナの日本語の歌詞は、安井かずみさんがつくったのではなかったでしょうか・・・ 実は、小学生のころから、ものすごく悲しげなメロディと歌詞のこの曲に妙に惹かれるものがあり、動物ののったトラックを目にすると、すぐにドナドナを思い出したものでした。それで、新聞か何かでドナドナ→安井かずみ詞っていうのを見たとき、私の中では、安井かずみさん=ジュリーだったのが、安井かずみさん=ドナドナにすごい衝撃を受けたような記憶が・・・もしかしたらほかの曲だったかなぁ?

投稿者 マツダ  : 2013年1月31日(木) 18:13

マツダさん、こんにちは! お元気でいらっしゃいますか?
ご指摘の件、もう一度Wikipediaでチェックしてみましたら、確かにおっしゃる通りでした! 1966年に安井かずみさんの訳で発表、とありますー。「みんなの歌」でやってたんですね。もしかしたらわたしも、学校の授業じゃなくて、こちらのほうで覚えていたのかもしれない、とふと思いました。「みんなの歌」、子供のころはよく観ていたので。おかげで勉強になりましたー。ナイスなご指摘、ありがとうございますー。

投稿者 コパマネ  : 2013年1月31日(木) 18:48

JjlVKP Muchos Gracias for your blog post.Much thanks again.

投稿者 social bookmarks メール [URL]  : 2013年6月21日(金) 10:11

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