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2012/1/27 (金)

入院安心、スマホで対話 外国人患者と看護師つなぐ

2012年1月26日 京都新聞

在住外国人へ医療通訳者を派遣する京都市のNPO法人「多文化共生センターきょうと」が、看護師と外国人入院患者が円滑に意思疎通できる自動翻訳システムを開発した。スマートフォン(多機能携帯電話)で利用でき、中国語やポルトガル語、韓国語など4カ国語に対応する。入院生活中の「言語の壁」を取り払う試みだ。

 「ナースのためのぷち通訳(ぷち通)」と名付けた。システムをダウンロードしたスマートフォンを看護師が使う。キーワードを日本語で音声入力したり、病歴や食事の質問などの場面を選択し、外国人患者への問い掛けを検索する。該当する用例が外国語で流れ、患者が返答を音声で吹き込むと日本語に自動翻訳される仕組みだ。

 入院中に必要なフレーズを網羅できるよう、同NPO法人所属の看護師が約1500例を選定した。簡略な操作性を重視し、和歌山大システム工学部の研究室と約2年かけて作り上げた。

 同NPO法人が医療通訳を派遣する病院から、外国人入院患者への対応について「日常的な質問やお願いが伝わらない」「意思疎通が難しいので、小まめに様子を観察できない」といった悩みを聞いたのが開発のきっかけという。

 既に京都市内の病院でシステムを試行している。2012年度からは、滋賀県の在住外国人が多い病院を含め計4病院で本格稼働する。

 同NPO法人の重野亜久里代表(38)は「外国人が安心して治療を受けられる環境につなげたい。医療観光の進展などで病院にとって今後さらに、外国人対応の重要性は増す」と話している。

 病院単位で導入の相談を受け付けている。問い合わせは多文化共生センターきょうとTEL075(353)7205。

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このブログのHomeであるCommunication for Radiological technologistsも
大変お世話になっております、多文化共生きょうとさんがとりあげられました。
是非みなさまに活用していただきたいですね。

作成者 communication_tool_for_rt : 2012/1/27 (金) 15:40 [ コメント : 0]

2012/1/23 (月)

病院の手話通訳サークル 命つないで18年 伊丹 

2012年1月23日 神戸新聞

兵庫県伊丹市立伊丹病院(同市昆陽池1)の看護部長江木洋子さん(57)らが、聴覚障害がある患者に対して手話通訳を行うため、院内サークル「たんぽぽ」を結成し、間もなく丸18年を迎える。メンバーらによる手話通訳は、当初の年間延べ300回程度から、500〜600回と倍増し、命に関わるコミュニケーションを支えている。県内でも珍しい取り組みについて、歩みをたどりながら課題を探った。

 1982(昭和57)年、同病院に、小学生の女児が母と祖母に連れられて来院した。診察中、医師と話すのは祖母だけ。江木さんは、親子に手話で語り掛けた。通訳を頼まれ、医師の話を手話で伝え、親子らの思いを医師に話した。同病院の診察室で初めて行われた手話通訳だった。これを機に、各科から通訳を依頼されるようになり、徐々に聴覚障害がある患者の来院が増えていった。
 江木さんは85年、仲間3人とともに、手話サークルの前身をつくった。伊丹ろうあ協会から指導者の派遣を受け、週1回勉強会を開いた。94年度には会則も作り、正式にサークルが発足。「綿毛のようにたくさんの人に手話が広がるように」との願いを込め、「たんぽぽ」と名付けた。
 勉強会では、日常会話に加え、医療用語の手話も学んでいる。現在、会員は看護師や医師、薬剤師など48人。通訳ができるメンバーは、2008年度から病院に採用された専門手話通訳者2人を含め、6人になった。
 同サークルが働き掛け、院内環境の整備も進んだ。受付に筆談用ボードを置き、診察の順番が来たら振動で伝える機器も導入した。救急外来にはファクスを設置。カルテファイルに手話通訳が必要な患者を示し、その日の通訳担当者が分かる一覧表も配った。
 その結果、手話通訳回数は約18年間で倍増し、昨年11月時点で通算7789回に上った。
   ◇   ◇
 医療情報を得る機会が少ない聴覚障害者のため、同サークルは99年から、医療講習会も始めた。心臓の病気、更年期、インフルエンザなど、テーマはさまざま。昨年11月には救急蘇生法を取り上げ、聴覚障害者ら15人が集まった。同市広畑の女性(38)は「サッカーをしている息子にもしものことがあったら、と思って参加した。音が聞こえなくても自動体外式除細動器(AED)を操作できると知り、安心した」という。
 今後の課題は通訳担当者を増やすこと。2009年からは、サークル以外の職員対象に手話入門講座を始めた。江木さんは「院内サークルは、県内ではとても珍しい。一般の通訳者より医療の知識に明るい看護師らが手話をすることは大きな意義があると思う」と話している。

作成者 communication_tool_for_rt : 2012/1/23 (月) 13:01 [ コメント : 0]

2012/1/12 (木)

外国人向け医療相談 福岡県が窓口開設

2012年1月12日 西日本新聞


福岡県は、県内医療機関での治療や検診を希望して、アジアなどから来日する外国人患者らの相談窓口として「福岡アジア医療サポートセンター」を福岡市に16日に開設する。医療機関の紹介、医療滞在ビザの申請、医療通訳の派遣などの支援を行う。外国人患者の受け入れを通じて、医療面で国際貢献するとともに、県内医療の高度化や質の向上を目指す。県医療指導課によると、都道府県レベルで同様の事業の例はないという。

 同センターは、県の委託を受けるNPO法人グローバルライフサポートセンターが運営。相談は電話やメールで受け付ける。

 電話の受付時間は平日の午前9時−午後5時(日本時間)で、スタッフ3人が日本語、英語、中国語、韓国語で対応する。医療通訳は英語、中国語、韓国語があり、相談や通訳の派遣は無料。ビザの申請は実費負担で行う。年間40人の利用者を見込む。本年度分の事業費は1600万円。

 小川洋知事は「アジアからの高度医療に対するニーズは高いが、情報やサポートは必ずしも十分ではない。(同センターで)外国の患者と医療機関をうまくつなぐことをまずやってみようということだ」と述べた。

 メールによる相談は、info@asian‐msc.jp。電話は092(283)8168。

作成者 communication_tool_for_rt : 2012/1/12 (木) 20:22 [ コメント : 0]
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