2006年6月8日(木)
IDEにトライ(2)HDD
組込みセットを接続すると、カートリッジに内蔵されたBIOSによって、起動時に接続されているIDE機器が自動的に判別される。今回の場合、「Quantum Lightning 730A-2」が、LBA Mode4で動いているのが分かる(写真A上)。
続いてOSが起動する。このHDDの場合、カーネルは2.31、MSXDOS2.SYSは2.20、COMMAND2.COMは2.20のバージョンとなっていた。
なぜか「SEGA」のロゴが表示され、なにやら発声したりするが、これは販売側のちょっとした「サービス」なのだろう。煩わしく思う人は、AUTOEXEC.BATの内容を書き換えてしまえばいい。(写真A下)
MSX-DOSは、1パーティション当たり最大32MBまで、ドライブレターはA:からH:までの最大8台までという制約がある。従って、MSXが一度に扱える最大容量は、32MB×8の256MBとなる。
しかしそれでは今回のような700MBを超えるHDDは容量を使い切れない。そこで、パーティションを「イネーブル」(使用可)又は「ディセーブル」(使用不可)に切り替えて選択することで、全容量が使えるようにする。こういった、さまざまな操作を行えるのが「IDEFDISK.COM」というユーティリティーコマンドだ。(写真B)
試みに、パーティションナンバー1だけを残して、全部ディセーブルにしてみた。操作は、コマンドプロンプトから、
A:\>IDEFDISK
と入力、さまざまな選択肢がある中で、「D」を選ぶ。すると、パーティションのリストが表示されるので、「<」カーソルを動かして、ディセーブルにしたいパーティションに「D」を付けていく。(イネーブルにするときはE)。終われば、「Q」でリストから抜け、「W」を選んでパーティションテーブルに変更したことを記録する。(このとき書き込んでいいか確認メッセージが出るので、「Y」と答える。)終われば、「Q」を選んで、コマンドを抜ける。(写真C)
再起動すると、今回は、HDDはAドライブ、FDDはBドライブ、仮想FDDはCドライブといった構成になる。
HDD、FDD、RAMDISKでドライブレターを使い切るなら、HDD(A:B:C:D:E:)FDD(F:G:)RAMDISK(H:)という構成になろう。
それにしても、HDDの構成によってFDDのドライブレターが変わってしまうのは面倒だ。ASSIGNコマンドで変えるのも、やはり面倒だな。
でもまあ、快適環境が手に入ったのだから、文句を言うのはやめておこう。

