私達は、頭にヘッドライトを着けながら、1歩1歩、確実に山を登っていきました。
そして、約20分程で6合目の雲海荘に到着しました。
私は、この20分間とある問題と戦い続けていました。
それは
「私の帽子からトイレの臭いがする事」
です。
これは、出発時に5合目のトイレに寄った時、わざわざリュックを降ろすのが面倒だったため、リュックを背負ったままトイレに入りました。
トイレは、勿論水洗式では無く、あの独特なアンモニア臭が立ち込めていました。
トイレが思ったよりも狭く、私のリュックの後ろの部分が、トイレの壁に擦れてしまいました。その部分に私の、帽子が挟まっていました。(ガーン!)
そして、登山を始めるときに帽子を被ったのですが、いつまでたっても私の身体から、アンモニア臭が消えません!?
6合目の雲海荘で気づいてしまいました。
「帽子が臭い!!」
K君にも臭いをチェックしてもらったら、
「先生!メッチャ臭いです!」
との事。
私は、その帽子を被ること止めて、持ってきたサンバイザーを被ることにしました。
だって、高山病や、疲れよりもアンモニア臭をずっと嗅ぐ方が地獄に思えたので・・・・でも、この行動が翌日からの悲劇を生むなんて、思いもしませんでした。
帽子をサンバイザーに替えて、すぐに7合目に向かって歩き始めました。
朝日も昇り始め、明るくなってきました。
6合目を出発して、しばらくすると段々山登りの疲れを味わうことになってきました。
私がここで感じたことは、1歩1歩 大股で歩くのではなく、歩幅を狭く保って、なるべく上り坂を身体に感じさせないで歩く方法が、とても楽だと言う事を発見しました。
名づけて(牛歩戦法!)
この方法はこの後、8合目過ぎた辺りから、効果を発揮してきます。
楽な坂道はつい力を使って、ドンドン歩いてしまいですが、この楽な坂道でいかに体力を温存するかが、後で大きな違いに変わってきます。
他人のペースに巻き込まれることなく、自分の歩幅、ペースを保ち続ける。
山登りって、奥深いですね。
続きはまた次に
写真は6合目、まだ帽子を被っていた頃
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