コンセプチュアルなのに詩的、社会批判なのに楽しい、一味違う現代アートを作る坂田英三のパリ便り

パリに住んでもう二十余年。版画からはじめた制作活動だったが、田舎でのランドアート的作品から、水をあつかうエコロジカルな企画へと範囲は広がるばかり。フランス超田舎の旅行記だったり、パリの展覧会報告だったり、フランス社会批判だったり、制作=生活の現場を気のままに書き綴ります。

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2012年2月3日(金)

寒波のパリより

急に寒くなって火曜以来最高気温も零下、いつも18度で動かないと思っていた100円ショップで買った室内温度計も15度まで下がっている。
昨日木曜、朝市に行ったらほとんどお店なし。野菜だって凍ってしまう気温ですからね。と僅かに開けていた一店の肉屋のお姉さんは「寒いし客はいないし」とプリプリ。彼女が-10°とか言うので、「私がそんなに寒くない、せいぜい-4°だ」と言ったら一層プリプリ、11時だいうのに切れて品物を片付け始めた。一応ソーセージ売ってくれたけど。少しはねぎらうべきでしたね。

この寒さ、まだ1週間は続くようだが、反面天気はよい。そして私にとって何より嬉しいのは、日に日に目に見えて日照時間が長くなる事。冬はあまり日の射さない地下アトリエなので、12月に「毎日デッサン」を始めた時は、昼前後に描け上げなければあきらめるしかなくなるので、用事があったりすると緊張した。今のように朝ブログを書くなど問題外。(描く時間は短くても精神的にその状態に高めねばならないので) 最近は午後4時頃までは平気だからのんびりその準備ができる。加えて我が審査員(?)のフェースブック会員の好みはまちまちで(1/25参考)、自分の評価とも合致しないので、自分の好みで失敗と烙印を押す事をやめ、毎日掲載のデッサンは許容範囲を広くし、めったに描き直しをしなくなった。こうして余裕のできたところでキャンバスにも挑戦中。

11月までに出していたランドアート系の企画は全て落選通知が来た。ここまでだめだとかえってすっきり、清々する。もう一つ残っているが、これもアイデア提案で完成図をつめていない。素材も行ってから集めるとして指定していないので、これもまた相手の趣旨と合致しないでしょう。
(写真は昨日の池の波打ち際)

作成者 Eizo de Paris(エイゾウ・ド・パリ) [ コメント : 0]