2008年8月28日(木)
第100話と、ニュースがライフでどーなるの話
(文月二十八日)
オーマイニュースという市民メディアが日本で産声を上げて2年、当初は鳥越俊太郎氏を編集長に据え、既存マスコミの注目も大いに浴びて華々しく創刊したのだが、今大きな曲がり角を迎えようとしている。
いや、曲がり角というよりも、完全な袋小路に突き当たったといったほうがよいだろうか。
昨年の1周年の際は、大勢の市民記者や関係者を招き、都内のホテルで盛大に記念パーティーを行ったオーマイニュースだが、今年は資金が完全に尽きたのか、そういうお祝い事は一切ない。それどころか、社員の大半が××されたというキナ臭い噂話も聞こえてくる(本当は噂話以上のことを知っているが、書きません)。
そして窮地のオーマイニュースが取った手段、それは改名であった。9月1日をもって、オーマイニュースは終わり、市民記者による商品の体験記事等を中心とした、新たなオーマイライフという媒体に変わるという。まだどのような構成のサイトになるのか、蓋を開けてみないと分からない状況だが、2年前、オーマイニュースが創刊したときのような期待感は、もはやほとんどない。
この間、私がオーマイニュースに投稿し掲載された記事の総数は、実に152本。200本以上書いている記者も少なくないとはいえ、我ながら驚く量である。
ただ、そのうちの3分の2は、自転車旅行記「銀色の轍」シリーズである。オーマイニュースの創刊当初より原則週1回の連載が始まり、ついに今日、その第100話が掲載された。オーマイニュースとしての最後に、区切りの第100話とはできすぎた偶然だが、色々な意味で感慨深い。
1話あたりは短くとも、100話となると相当な分量である。実は編集部とは出版に向けた話も出ていた。出ていた、と過去形なのは、上に述べたようなオーマイニュース自体がどうなるか分からないような状況で、とりあえずその話は止まってしまったからである。
来週からオーマイライフ、101話目以降も引き続き連載の方向で話はまとまっているが、推定150話を越えて完結の予定であり、丸1年後となる。出版どころか、正直なところ、そこまでオーマイライフ自体が存続し得ているかどうか、それが心配な情勢だ。
やれやれ。
