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2009年8月4日(火)

オ−ジ−には12月の利上げが織り込み済み

オーストラリア準備銀行(RBA)は4日の政策決定会合で、政策金利である翌日物オフィシャル・キャッシュレートを4カ月連続で3%に据え置くことを決めた。スティーブンス総裁はこの日、「個人消費と輸出の著しい回復力に伴い」、豪州経済が中銀の数カ月前の予想よりも回復しているとの見解を示した。失業率がピークに達するのを待たずに政策金利を引き上げる可能性を示唆し、豪州が他の多くの国々に先駆けて利上げに転じるとの観測が高まっている。ICAPオーストラリアのシニアエコノミストは「次は利上げに動くと言って差し支えなく、それは単にタイミングの問題だ。利上げは12月との予想を堅持しており、現状を維持すれば、時期がこれより早くなる可能性もある」と予想した。

以上のことから、オ−ジ−にはすでに気の早い筋が利上げを織り込み、ロングを積み上げているようだ。今までのオ−ジ−高の推移を見ればそれも納得する。しかし、裏を返せば、そこに落とし穴もあいている。雇用悪化が予想以上に進み、政府が行なった景気対策も効果が切れる時期に差し掛かっており、利下げは無くとも年内は金利据え置きとの観測に変わるだけでも、オ−ジ−には失望売りが入る状況にあるということだ。
その意味では、6日発表の豪雇用統計は注目である。7月新規雇用者数で-2万人、失業率で6.0%あたりが市場予想であるが、失業率はともかく、雇用者数のブレが鍵を握っていそうだ。先日発表された豪 6月小売売上高が前月比では-1.4%も落ち込む意外さを見せた。一時的ながらも弱い雇用が示されてもおかしくはないところだ。

作成者 fxdondon : 2009年8月4日(火) 23:27 [ コメント : 0] [ トラックバック : 5]