2012年2月23日(木)
仕向け
そう思ってなくても、そう仕向けられることがある。
例えば新商品が出て、それが差し迫って必要じゃなくても、安易であればあるほど仕向けられやすい。
「これって便利ですよね」って言われれば、不便じゃないことは確かだからあいまいに頷くと、「じゃあ欲しいですよね」と来る。
人は生来、否定的である自分を嫌悪するもんだから、どうしても仕向けられちゃう。
分かってて、そこを突いて来るんだからいやらしい。
物ばかりじゃなく、考え方も知らぬ間に仕向けられてる。
要は、欲しがらなきゃいいんだよ。
「欲しがりません、勝つまでは」ってスローガンが戦時中にあったけど、今は「欲しがるまでは、勝てません」の世の中だ。
仕向けられたら、負けだよ。
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瞳堂主人(ひとみどうしゅじん)
: 2012年2月23日(木) 14:52
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2012年2月22日(水)
老い
最近、とみに老いを感じる。
二十数年ぶりで会った仲間と、お互いに変わらないつもりで楽しく呑んだ。
後日、送られてきた記念写真を見て愕然としたね。
二十数年という年月は、容赦なく誰の上にものしかかってたってこと。
10年たてば10年分、20年たてば20年分老けるに決まってる。
逆もどりは出来ない。
そういう年齢になったから、“老い”に目がいくんだろう。
若い頃は、太陽が沈まなければいいと思ってた。
今は、早く月が出ないかと思い暮らしている。
こっちは、もう満月を過ぎた。三日月の頃にはもどれない。
今から自分の三日月は愛でられないから、誰かの三日月を心から愛でてあげればいい。
そう気づくことが、老いの功徳なんだろう。
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瞳堂主人(ひとみどうしゅじん)
: 2012年2月22日(水) 22:30
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2012年2月21日(火)
金烏玉兎
金烏玉兎(きんうぎょくと)とは、太陽と月のこと。
転じて、歳月、月日を言う。
なんか、暦と関係がありそうだな。
中国の伝説に、金烏っていう三本足のカラスが太陽に棲み、玉兎っていうウサギが月に棲むとある。
太陽の象徴がカラスで、月の象徴がウサギ。
昔、神武天皇の東征を導いたという八咫烏とは金烏のことだ。
金烏は太陽の化身だから、太陽が方向を示すことを表している。
大国主命が助けた因幡の白兎は、大国主と八神姫の縁を結んだ。
この兎を玉兎と見るなら、月は結び、つまりバランスを司ることを表す。
太陽は前進、月はバランスってことなんだろう。
金烏だけでも、玉兎だけでも世の中はうまく回らない。
金烏玉兎は、まさに太陰太陽暦(旧暦)の道理をあらわしているんだな。
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瞳堂主人(ひとみどうしゅじん)
: 2012年2月21日(火) 23:12
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2012年2月20日(月)
深い
浅いより深いほうがいいと思っていた。
多くの経験を積んだ末に、深みも増していくんだろうと。
フランス料理は、深い味わいがあるという。
日本料理は奥が深いという。
フランス料理は足し算で、日本料理は引き算だ。
深さの質が違うってことか。
どれだけ奥なんだか手前なんだか、全く見当がつかない。
深い浅いを口にするうちは、まだまだ浅いってことなんだろう。
でも、必ずしも奥の奥が深いとは限らない。
求めて求め尽くして行き着くんじゃなく、力を抜いたら、ひょいと行けちゃうような境地。
そこには、大切なお宝なんてものはなく、ただポカンとして何もない。
結局、何も分かんないことが分かってるから、心のありようは自在なんだな。
だから、深いも浅いも無いってこと。
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瞳堂主人(ひとみどうしゅじん)
: 2012年2月22日(水) 21:43
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2012年2月19日(日)
うど
春は、うどだな。
栽培時差により一年中出回ってるけど、やっぱりうどは春だ。
あの香りと、歯ごたえがたまらない。
ほとんどが水分で、栄養価は低いっていうけど、こっちは一向にかまわないね。
他の何ものにもかえがたい味わいがある。
生が一番だけど、薄く切って出汁に入れて、うどうどんもなかなか乙だ。
ところで、生産量第一位は東京なんだってね。
そのわりに、植わってるの見たことないのは、地下の穴蔵で軟白栽培してるから。
うどは、風もないのに自分でゆれるそうで、そのことから漢字で独活と書く。
薄暗い中で、うねうねしてるの想像したら、ちょっとこわい感じがするね。
“うどの大木”って言うけど、そんなにでっかくはならない。
それに、うどは木じゃなくて草だ。
作成者
瞳堂主人(ひとみどうしゅじん)
: 2012年2月22日(水) 21:41
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