農業がしたい--できることからやってみる奮戦記

  農業をしたいと思ってから現在に至るまで、家庭菜園から、就農情報収集、転職、就農準備校、借地農地探しを経て、
現在家庭菜園の規模ながら、将来の農業経営を目指して現在も試行中です。
  巨大トマト栽培やハウス建設にも挑戦して、今、サツマイモ作りに夢中です。興味のある方は「(1)農業への思い」からどうぞ。

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2010年4月27日(火)

(97)  今年は異常気象気味(2010)・・・予測しづらい毎日

 前記事で今年の主な実験目標を書いたが、現在栽培進行中のジャガイモなどは既に今年の異常気象の影響を受けている。


 それは、3月19日と27日の二回の霜害を受けたことである。一度目はトンネルをしていたのですっかり安心していたところに、予想に反してひどい霜害を受けた。二度目はトンネル内にベタガケをしたが、それでも防ぐことができなかった。


 最初の霜害で、3月11日頃から発芽し始めていた新芽がごっそり凍結して、地上部の半分以上が真っ黒になって枯死してしまった。原因はいろいろ考えられる。


 トンネルビニールの厚みが薄すぎた事。その裾が完全に閉じていなかった事。トンネルのため晴天の日は高熱がこもり、新芽が軟弱に育っていた事。などを考えてみた。


 マイホームページ「農業散歩道」のジャガイモコーナーでは、新芽が軟弱に育ったことが一番疑わしい、と結論づけたが、実際のところはよくわからない。比較実験栽培でもしない限り検証のしようがないところだ。


 いずれにしても今回の事は、来年にはどうするか、をよくよく考えさせられるが、来年が今年と同じ気象とは限らない。それで今後はいろんな場合を想定して策を練っておかねばならないことになる。ちょっと面倒な事になるかもしれないが、それも含めて楽しんでいこうと思う。営農したら、そうもいかないだろうが・・・。


 それにしても、芽が出るのが早すぎた気がする。はたしてトンネルをした効果だったのか、2〜3月にかけて異常に気温が高い日があったせいか、あるいはその相乗効果だったのか。


 例年の発芽は4月初旬のころであるから、トンネルをしないでいれば、二回の霜害は受けなかったはずだが、今年はどうだったろうか。2月から異常な温度変化があったので、たとえトンネルをしなくても発芽が早まり、害をうけたかもしれない。


 二度のダメージを受けたジャガイモだが、それでも脇芽がたくさん出てきて、現在元気よく育っている。4月に入り本格的に春になったときのジャガイモの成長力はすさまじい。もうダメージの面影はまったくないし、例年の姿と変わらないところまで復旧した。(写真)


 最終的にまともなイモが収穫できるかどうかが心配だが、現在の地上部の様子を見る限り大丈夫だろう。ただ残念なのは、今回のトンネルをした実験効果が得られなかったことである。トンネルをしましたので、こんなに早く掘ることが出来ましたよ、とは言えない。


 来年はさらなる工夫をするかどうか。悩むところである。ところで、本日ジャガイモ掘りの打合せの電話が入った。若干早目のイモ掘りをもくろんでいる、と返事をしたが、できれば遅れて掘った方が間違いないところ。最終的には、ジャガイモの地際の地割れの時期と程度、それに枝葉の枯れ具合で判断することになるだろう。


 このブログを数日かけてしたためている最中に、サトイモの新芽がカラス?につつかれて1、2割の株がかなりのダメージを受ける出来事がおきてしまった。すぐさま、6畦すべてにジャガイモで使用したトンネルを施したので、その後の被害は止った様である。


 ひどいものは地下数センチまでえぐられていたので、これは予備の種芋と植え替えなくては、と覚悟したものである。しかし、なんのことはない。わずか数日で新たな芽が内側から地上に盛り上がってきたので、その必要もなさそうである。


 鳥たちも必死だが、じっと耐えているサトイモたちもたいしたものである。サトイモはすでに出芽した芽のもっと内側の下のほうから次の葉を何度も萌芽してくる。その生命力はすごい。


 葉が本格的に展開し始めると、鳥たちはまったく気にかけないようになる。最初の萌芽の瞬間だけ、めずらしくて、つい、つついてしまうもののようだ。そういえば、そのときのサトイモの芽の葉がまだ巻いている状態は、イモムシに似ているような気がしないでもない。


 まだ畑やその周りには、鳥にとって餌となる虫たちがまだそんなにたくさんいるわけではないこの時期、そこになにかがあるかもしれない、とカラスに思わせるサトイモの萌芽は、今後の進化の過程でなんらかの工夫がなされるかもしれない、と思ったものである。

作成者 いも筑紫 : 2010年4月27日(火) 23:49 [ コメント : 0]