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2012/1/19 (木)

雑感

最近、米国のAfter Effectsプロジェクトを見る機会があったのですが、‥‥やはり米国、中々にあなどれない強敵です。ぶっちゃけ、私が数年前から自己研究している事と、多くの部分がかぶっています。もちろん、絵面のテイストは全然違いますが、基礎技術はニアミスもいいところで、久々に闘志が湧いてきました。

同時に、70年前の航空機開発の悪夢が頭によぎりました。米国のパワーに、今回も圧倒されて先を越されるのか‥‥と。

70年前の轍を踏まない為には、どうすべきか。決して「大国の規模縮小版」になってはならないわけで、ユニークなバランス取りによる、小国ならではスタンスが必須だと思います。

でもまあ、同じような事を米国が進めていて、ちょっと安心したというか。‥‥日本でやっていると、行き詰まりを感じる場面が多々ありましたからネ。

作成者 ezura

2012/1/4 (水)

2012年謹賀新年

あけましておめでとうございます。

今年の豊富‥‥と言うか、今年にやらなければならない事を考えると、年始早々に気が遠くなりますが、「開発は心が折れたら負け」なので、熱くならず冷静な観点で、着実に橋頭堡を確立していこうと思っています。

皆さんもうすうす感じている事かも知れませんが、もはや従来の技法では何をやってもどんぐりの背比べで、新しい何かを切り開いて勝ち取る事などできません。今年も、制作の土台の旧さゆえに新しい技術が伸び悩む事になるでしょうし、作風の均質化がより顕著になっていく事と思います。良い意味では「業界に技術が浸透して『デジタル』が安定した」、悪く言えば「どこが作っても出来は大体同じ」と言う事でしょう。ゆえに、価格競争の原理に引きずり込まれる事となります。‥‥と言うか、既にそうなっているか。

そんな中にあって、様々なアイデアを思いめぐらす事は、とても重要です。

しかし、世の中には、「机上の空論」と揶揄する人々もおりますし、「考える前に行動せよ」「当たって砕けろ」なんて言うフレーズもあります。その様に宣う人々は、結局、戦術を立案する事無く、曖昧な目標に向かって場当たり的に動いて、「当たって砕けて、敗北した」なんて事をずっと繰り返している様にも思います。「目標は挙げたけども、その目標に至る為のシステムは考えなかった」では、うまくいかないのはあたりまえです。必要なのは「考えた上で行動を開始」して「各場面で直感を最大限に用いる」事だと思うのですよ。当たって砕けちゃマズいでしょ、突き抜けなきゃ‥‥ネ。

誰もやっていない事を成す〜「新しい何か」を確立するのは、「机上のプランを現実化」する訳ですから、前例がないのは当たり前です。「前例がないと判断できない類いの人々」は、それこそ山の様に存在しますが、‥‥かと言って、そういう人たちが入念に従来システムを踏襲しているかと言うと、適当に端折って、どんどん劣化させるばかり‥‥だったりします。ダメになる時って、大体、そんな感じです。

今後の従来方式のアニメ制作は、「作画はより緻密に大変」で、「細かい処理をAfter Effectsで処理」して、かつ、従来予算で短時間に仕上げる‥‥という方向に邁進する事と思います。作画内容の大変なものは、3DかAfter Effectsに回されますが、3Dだと金と時間がかかるので、「After Effectsで似た様な事はできないか」と持ちかけられる事もどんどん増えます。まあ、既にそうなっているでしょうが、さらに極限まで激化する事になると思います。何故って、それが「新しくて良いものを作る事だと思われている」からです。‥‥絵を細かくして、After Effectsでトッピングを増やしたところで、その瞬間の目新しさだけで、総体的状況は変わらないと思いますけどね。

新年早々、ヤな話ですが、そのような傾向は拍車がかかっていくでしょう。直面せずに誤摩化したい部分でしょうけども。

今後、10年、20年と、この状況が続くのかと、単純にイメージしてみると、‥‥どうなんでしょうね。もし、「続く事はなさそうだ」と考えるのなら、「新しい何か」を考えねばなりません。

しかし、「新しい何か」をイメージし、実際に動かすのは、困難です。故に、「振り出しに戻る」で、「従来の成功した事例」にしがみつく構造が形成されるのでしょう。

ちなみに、私の「新式」は既に「机上の空論とやら」からは脱しております。人知れず、1942年にメッサーシュミットのジェット機が試験飛行を繰り返していたのと同様に、人知れないMacの中で既に新式アニメーションが動いています。セルアニメのまねごとをするつもりは無く、新しい言語・文法で、アニメーションを作る事になるでしょう。いばらの道だけど、しょうがない。

今年は結構、わたし的には荒れる年かもなあ。

作成者 ezura
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