2011/3/1 (火)
サンダーボルト
‥‥です。ヒコーキ好きだったら、ずんぐりとした格好のP-47を思い起こすのでしょうが、今回はIntelとAppleが共同開発したと言われる新しいインターフェイスの事です。新しいMac Book Proに搭載されています。
Thunderboltが、どのくらい普及するかはまだナゾではありますが、10Gbpsというスペックが実際には「話半分」だとしても、複数のHDのストリームを余裕でこなせそうな感じで、期待が持てます。
現時点で気軽に使えて性能も足りるインターフェイスと言えば、ぶっちゃけ、eSATAくらいしかありませんでした。FireWire800は広く普及していないので気軽には使えない上に、転送速度は(HD映像編集的に言えば)ギリギリの感がありました。USB3.0は規格上5Gbpsとはいえ、まだまだ製品のラインナップが細々とした感じで、やっぱり気軽には使えません。
都合、SATA/eSATAに頼らざる得ない状況です。お金をかけずに取り扱いも気軽に‥‥という前提で言えば、です。
という事で、私が映像制作で用いているのは基本的にはSATA/eSATAなのですが、eSATAに関しては少々不満があります。‥‥不満とは、ズバリ、eSATAのコネクタです。‥‥あの抜けやすい脆弱な構造は何とかならんか‥‥いや、今更コネクタの形状を変える訳にはいかないだろうから、何ともならんのだろうけど、‥‥中々に忍耐を強いられます。ロックのネジを排した「差し込むだけ」のコネクタはeSATAに始まった事ではないのですが、‥‥とにかく抜けやすい‥‥のです。加えて、eSATAのケーブルが太くてハイテンションな事が多くて(私が持っているのはみんな太くてカタいケーブルです)、抜けやすさを助長してしまっています。SCSIやキャノンプラグ並みに抜け難く‥‥なんて言うつもりはないのですが、eSATAは(少なくとも私の中では)「抜けやすいコネクタのナンバーワン」‥‥なのです。
で、Thunderboltのコネクタはどんなもんか。FireWireやUSBくらい抜け難ければOKなんですが、eSATAみたいのは困るな‥‥と思っております。ただ、「Mini DisplayPortケーブルをわずかに変更した形状」との記事もあり、「どちらかというと、抜けやすい類い」か‥‥とも予測できます。
*Mini DisplayPortは結構使っているので実感があります。ちっちゃい割にはしっかりしているので、eSATAほどは悩ましくない‥‥と思われます。
ネットの記事を読むと「将来的には光ケーブル化」との情報もあります。光音声ケーブルの時は「直径xxセンチ以上に曲げるな」とか、差さっているのかイマイチ不安になる角コネクタとか‥‥でしたが、新しい世代の光ファイバケーブルってどんなもんでしょうね。
でもまあ、結局はどれだけ普及するかなので、せめてFireWire800くらい普及してくれれば(というか、対応した製品が出てくれれば)何とかなるかな‥‥と思います。
*開発サイドとしては、もちろん広く普及させたいようですが、こればかりは賽は投げてみないと‥‥ネ。
一般ご家庭的には「新しいインターフェイスを搭載!」と言われてもハートにグッと来るものは無いでしょうから、今回のMacBook Proのアップデートはやや地味目に映るかも知れません。しかし、四六時中、巨大なファイルを扱っている業種の人間には、「10Gbps」のワンフレーズだけでも注目に値するかな‥‥と思います。‥‥まあ、要は周辺機器がどれだけ出てくるか‥‥ですネ。
*SATAは3.0Gbpsのままでも、当座は問題ありません。パラレル接続やアレイを組めばストリーム数は稼げます。HDD単体の転送速度というよりは、映像制作における「同時多発ストリーム」のボトルネック(=転送規格の限界)を解消できれば‥‥と言う事ですネ。

