京都・両替町三条 「唐長インテリアサロン」

唐長の創業は江戸中期(1624)で以来、現当主で11代を数えます。唐長は代々に渡って桂離宮等の文化財修理に携わって来ました。一方、唐長は今の暮らしに役立つ唐紙インテリアの世界を積極的に提案します。 尚、唐長インテリアサロンは現当主、千田堅吉&千田郁子が主宰しています。

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2012年5月26日(土)

京都新聞 夕刊連載記事 「唐紙のある暮らし」2000.9.19版より

「唐紙って何?」と以前はよく聞かれる事があリました。だから少しでも多くの方に知っていただこうと、唐紙の小物を作ってみたのです。最初はポストカード、便箋位いでしたが、娘が唐紙の小物づくリにかかわってくれるようになリ、お客様のご要望で少しずつ増えていきました。今ではコースター、サンクスカード、名刺その他、色々と季節を感じる色合いで唐紙の小物がそろっています。最近では若いカップルの方が結婚式の招待状、宴のセッティングを個性的にしたいと私の工房にご相談に見える方もいらっしゃいます。唐紙が暮らしの身近かなものとして、小物の広がリは私の楽しみの一つです。(唐長干田郁子)     

作成者 唐長インテリアサロン 

2012年5月16日(水)

京都新聞 夕刊連載記事 「唐紙のある暮らし」2000.9.12版より

唐紙の文様は、ほぼ四つに大別されます。その中で琳派系の光悦蝶、光悦桧葉、わらび、光悦月、光悦兎、光悦芒、光悦蔦などがあり、絵画でもなく版画でもない、不思議な唐紙の世界が作れるんですよ。例えば、無地の和紙のところにお月さんの板木をそっと一つ型押しするだけで、和紙に奥行きを感じさせます。絵を描くように小さな板木を重ねて、小屏風から大きな壁面まで作れますからとてもユニークです。写真の屏風は光悦月の利久屏風です。虫の音がきこえる初秋から晩秋にかけて、屏風の前で親しい方と、秋の夜長をしみじみと語らえる楽しい空間になると思います。   (唐長千田郁子)   

作成者 唐長インテリアサロン 

2012年5月3日(木)

京都新聞 夕刊連載記事 「唐紙のある暮らし」2000.9.05版より

二十年前に作った信夫のタペストリーを玄関に飾リました。夜空のような濃紺地に金色と緑色の文様です。当時は唐紙の仕上げは白地に薄銀色のほとんど目立たないのが多い時代でしたので、誰もが「エー ッ」と驚かれる奇抜な色だったようです。ところが時代の移リ変わリと言うか、不思議なものですねえ、今はどなたがご覧になっても、玄関によく合うと言って下さいます。やはリこの二十年間は色々と変化があリましたから、色合いもそのように時の流れの中で変わってきたのだと思います。そして、唐紙のような古典文様をじっくリと楽しめる時代になったと思いますが、いかがでしょうか。(唐長干田郁子) 

作成者 唐長インテリアサロン 
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