2012年1月31日(火)
クアオルトな日々
ボヤボヤしているうちに、1月ももう今日で終わり。
1年のうち1/12が過ぎました…。今年も残り11ヶ月ですね(笑)。
さて、先日1月25〜27日にかけて、先にこのブログでもお知らせしていました
第2回「日本温泉クアオルト研究会in Yufu」が開かれました。
私もボランティア事務局スタッフとして、顔を突っ込んでいました。
山形県上山市、和歌山県田辺市をはじめ、全国から沢山のお客さん、参加者の方々が
お越し下さいました。
しかもこの日はよりにもよって、大雪!!
上山市の方々が樹氷がわりに大雪をお土産に持って来てくれた様です…。
飛行機は無事に着くのか、高速道路は通行止めにならないか、
体験プログラムで予定していた由布院辻馬車は運休、
代わりのメニューを準備して…などなど、いろいろバタバタと大変でしたが、
でも真底冷え込んだ由布院盆地の天候とは正反対に、
会場と参加者の皆さんの雰囲気は熱い!熱い!!
とっても盛り上がりました。
「クアオルト」とは広義に「質の高いまちづくり」と位置づけて、
「観光とまちづくり」「健康づくり」「環境と景観」など、
いくつかのテーマ事に分科会まで設けて、それぞれ関心と興味のある人達で
意識の高い議論や話し合いが繰り広げられました。
今回の研究会を機に、それぞれの町で質の高いまちづくりをどうやって進めて行くのか、
情報共有と、お互いの取り組みを参考にしながら、研究・実践を重ねて行きます。
そして、「日本版クアオルト」としての高品質なまちづくりの基準として
「クアオルト基準づくり」を掲げられるようになる事を目標にしました。
息の長い取り組みですが、夢のある取り組みです。
最終日の最終講演には、由布院はお馴染みの東京大学名誉教授の大森彌先生が
ご講演くださいました!!
相変わらずの大森節で、鋭い中にも時折笑いも交え、さすがサスガの講演でした。
(実は、私は大森節を"シニカルな浪花節"と陰ながら呼んでるのですが…(笑))
上山の皆さん、田辺の皆さん、本当に有難うございました!!
写真は、会場となった「クアージュゆふいん健康温泉館」で参加者の方々に提供された
由布市産の物でつくった地元のお母さん達手作りのお昼ご飯。

と、それを作ってくれた健康温泉館の「水中運動リーダー」のオバチャン…いや、
オネエサマ達に囲まれて記念写真を撮る上山市長の横戸長兵衛 市長。

参加者が一堂に会しての大交流会では、由布市の宝、
「庄内こども神楽」がお神楽を舞ってくれました。
地元の郷土芸能、特に子ども達が舞うその迫力と素晴らしさに、
参加者の皆さんは飲む手も食べる手も止めて、すっかり見入っていました。
終わった時には総立ちで、大喝采でした。

…と、肝心の研究会や分科会、講演会の時の写真が全然撮れませんでした。(汗)
このクアオルト研究会の様子は、由布院の他の仲間たちのブログにも紹介されています。
そちらもご参照下さい!
「山荘 わらび野」ブログ
http://ameblo.jp/yufuin-warabino/entry-11150276358.html
http://ameblo.jp/yufuin-warabino/entry-11146387754.html
作成者
小林華弥子
: 2012年1月31日(火) 21:27
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2012年1月26日(木)
【訃報】時枝俊江さん(記録映画監督)
クアオルト研究会でバタバタと走り回っている最中、
携帯電話に訃報が飛び込んできました。
去る1月26日、記録映画監督の時枝俊江さんがお亡くなりになられたそうです。
岩波映画社を皮切りに、女性記録映画監督として、一時代を築いた方。
ゆふいんとも深いご縁をいただきました。
私がボランティア事務局長を努めている「ゆふいん文化・記録映画祭」では、
特に色々とお世話になり、時枝さんの作品も何本か上映させていただきました。
2008年の第11回「ゆふいん文化・記録映画祭」で、
時枝さんの若き頃の監督作「夜明けの国」を上映させてもらい、
当時のお話などをお聞きしました。
私は個人的に人生で尊敬する日本女性の3人は
志手淑子、時枝俊江、緒方貞子…だって言っていました。
肝の据わり方がハンパじゃない、変な言い方ですが実に「オトコマエ」な女性で
憧れていました。
昨年の夏頃、映画祭で時枝さんの特集を組みたい…とお手紙を出したら、
美しい直筆の封書のお返事を下さいました。
私に対する温かいお言葉もいただいて、このお手紙は私の宝です。
その後、水俣を訪れた帰りに由布院に寄って下さいました。
中谷健太郎さんたちと一緒に一献傾けたのが最後になりました。
私はこの宴席に遅れて参加、時枝さんのお話を後半部分しかお聞きできなかったのが、
今となっては悔やまれます。
こんなに早く逝ってしまわれるとは思いもよらず、ショックです。
でも、未練がましくなくサバッとした逝き方も、時枝さんらしくてカッコいいです。
時枝さん、心からご冥福をお祈り致します。
合掌。
作成者
小林華弥子
: 2012年1月31日(火) 21:46
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2012年1月21日(土)
オフのゆふいん
すっかりご無沙汰のブログです…。
毎日、毎日、寒いですねえ〜。
私の家では、毎晩、家の中でも息が白い…です。
おまけに、お正月から温泉が壊れてしまっていて、入れない(泣)。
でももうあと1ヶ月で引っ越しの予定なので、
ここは毎晩大家さんとこの温泉をお借りしています。
ああ〜、早く暖かくて温泉が出る家で寝たいです〜。
由布院は温泉観光地ですが、いまがオフシーズンです。
お正月過ぎてからの1月〜2月が一番静かな季節。
この期間を「オフのゆふいん」と称していて、
普段の観光シーズンには見る事の出来ない、静かな普段着の由布院が見られます。
最近は、この「オフシーズン」をどうやって売り出すか…という議論がある様なのですが、
「オフ」というのはもともとは「お休み」の期間のはず。
年がら年中、誰でも彼でもイラッシャイではなく、
「オン」と「オフ」がしっかりある事は重要だと思います。
お休みの季節には、しっかりとムラに静かな日常の生活が送れること、
それがあるから「生活型観光地」が成り立つのです。
「お休み」まで売り物にしてしまって良いのか…という思いが少しします。
オフはオフで、ちゃんと休みましょう。
もちろん、お客様に来るなと言っているのではありませんよ。
この時期に来られた方には、
特別なおもてなしもできないし、イラッシャイ・イラッシャイも無いけれど、
でも普段着の由布院、日常の静かな生活を、どうぞ少しご一緒しましょう、
という意味です。
作成者
小林華弥子
: 2012年1月21日(土) 18:37
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2012年1月10日(火)
【その1】ナショナルミニマムとどう向き合うか。〜国保の都道府県集約化〜
一昨日の毎日新聞にこんな記事が出ていました。
国保料:15年度から県単位集約 市区町村の格差縮小−−政府方針
http://www.mainichi.jp/select/seiji/news/20120108ddm002010131000c.html?inb=yt
政府が2015年から国民健康保険の医療費を都道府県単位で集約する方針…との記事です。
国保会計は、いま全国どこの自治体も大変厳しい状況にあります。
とくに地方の過疎化高齢化が進んでいる小規模自治体では、実質赤字会計です。
由布市も例外ではありません。
しかし由布市では合併以来、極力市民の負担を増やさない事を基本に、
国保税の値上げは控えてきました。
由布市は大分県内では、姫島村に次いで2番目に国保税が安かったのです。
そうすると、どうしても国保会計の赤字分を一般会計から補わなければなりません。
そこで由布市では毎年、一般会計から国保特別会計に多額の繰り入れをして
赤字分を補填してきました。
しかし国の方針では、一般会計から特別会計への繰り入れをさせない方向で
指導してきています。
一般会計から赤字分を補填できなくなると、それではどうしたらいいのか…。
結局は、国保税を値上げするしか方法はありません。
そこで由布市でも昨年の3月議会で、やむなく国保税を値上げせざるを得ませんでした。
(※詳しくは、「小林かやこ議員だより」58号をご参照下さい。)
さてそんな中、ここにきて国はこの国保の医療費を都道府県単位で集約化する方向だ、
というのです。これはどういう意味なのでしょう??
この記事にも書いてあるとおり、同じ県内の市町村でも、
国民健康保険の税金や医療費はそれぞれマチマチです。
高齢化が進んで医療費がかさんでいる市町村や、或いは高額の医療費がかかる医療機関や
患者が多い市町村などでは、国保の医療費がかさみ、
それだけ国保会計の負担が大きくなっています。
その負担を市町村によっては、一般会計から補填しているところや、
或いは国保税を値上げして賄っているところなど、それぞれ違うのです。
それをこの記事にあるように都道府県単位で医療費の負担を集約して、
県内の市町村が共同で全体の医療費を負担するとなると、これまで医療費がかさんでいた
市町村は負担が軽くなる一方、これまで医療費があまりかからなかった市町村は、
他の県内自治体の医療費分まで負担しなければならなくなります。
自分の市や町にとって、どちらが得なのか…という計算が働くことになるでしょう。
(→【その2】へつづく)
作成者
小林華弥子
: 2012年1月10日(火) 14:57
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【その2】ナショナルミニマムとどう向き合うか。〜国保の都道府県集約化〜
→【その1】からの続きです。
しかし、私は自分の市にとって損か得か…といった観点でこの問題を考えるのではなく、
もっと基本的な視点から考える必要があると思っています。
それは、ナショナルミニマムをどう考えるか、という事です。
本来、国民健康保険というものは、憲法25条で定められている国民の最低限の健康で
文化的な生活を保障するという責任のもと、国が国民皆保険制度として始めたものです。
つまり、これは市町村や都道府県といった地方自治体がすべき事ではなく、
国が国民の健康を保障する責任として国の責任ですべき事なのです。
これがナショナルミニマムなのです。
ですからこの制度が始まった当初は、かかる費用のうち5割は国が担ってきました。
しかし、年々と国の財政が悪化するにつれ、国は自分の負担割合を下げてきており、
いまや5割どころか、国の負担は25%にまで引き下げられています。
それでは、国が負担してくれなくなった分は誰が負担するのでしょう?
当然、市町村などの地方自治体が負担せざるを得ません。
しかし、市町村だって財政が厳しい事には変わりがありません。
そうなると、結局は国民が支払う国保税を値上げせざるを得ないのです。
この悪循環を断ち切るためにも、国保会計の在り方を根本から見直す事は必須です。
しかし、それを都道府県単位で集約化してしまう事に、私はいくつかの懸念を感じます。
まず、個々の自治体がどれだけ自己負担を担っていたか、が見えにくくなってしまいます。
そして、自治体同士で負担を押し付け合うことになってしまうことになります。
さらに、医療費の負担を軽減するためには、各自治体では個々の事情にあわせた
予防医療の取り組みが重要です。つまり、健康増進をはかって、なるべく病院に
かからないようにすること、その取り組みはそれぞれの自治体が知恵を絞って
すすめていく事です。
しかし、医療費の負担が県全体で平均化されてしまうと、
自分の町の医療費が高騰しても他の県内自治体がみんなで負担してくれるから…といった
意識が働き、自らで医療費をおさえようという努力がされにくくなってしまいます。
そして、一生懸命医療費を抑える努力をしている自治体は馬鹿を見る…ということにも
なりかねません。
それから、いま市町村では、それぞれ市民に課する国保税の額と自治体が負担する分とを
睨みながら、なるべく市民税の負担は抑えようとそれぞれ努力しています。
その考え方、やり方は市町村それぞれ違います。
最初に説明した様に、由布市では市民の負担は極力抑える事を第一にして、
その分、赤字分は市の一般会計が負担してきています。
そういった、市が負担すべきか、国保税を値上げして市民が負担すべきかといった事に
ついて、それぞれの市町村の独自の考え方が、都道府県で集約化してしまったら
通用しなくなり、都道府県内で一律になってしまいます。
繰り返しになりますが、本来はナショナルミニマムなのですから、
市町村が独自で判断して制度維持・赤字負担するのではなく、
国が責任をもって負担するべきです。
それをしないでおいて、市町村それぞれでは赤字負担が限界に来ているから、
じゃあこんどは、都道府県単位で赤字分をガラガラポンして,お互いの負担分は
みんなで一緒に担い合いなさい、などというのは全く話の順番が違うのではないか、
と思うのです。全く無責任な話です。
国はナショナルミニマムを放棄して、国民の健康にはもう責任が持てない、
だからそれぞれ都道府県や市町村がそれぞれの住民の健康は面倒見てくれ、
というのでしょうか。
地方分権の時代なのだから、市民の健康や医療といった分野ももう地方が責任を持て、
ナショナルミニマムからシビルミニマムへ…という流れなのでしょうか?
私は、基本的に医療と教育といった分野はシビルミニマム化すべきではないと
考えています。憲法25条の責任を国は堅持すべきだと考えます。
しかしそれでもあえて、仮説として国民健康保険を市民(或いは県民)健康保険として
シビルミニマム化させるなどという極論に立った場合、
それならますます都道府県単位で集約化するのではなく、
それぞれの市町村がそれぞれの市民、町民、村民の事情にあわせて、
それぞれの自治体の中でどうやって保険制度を作り、
だれがどう赤字分を負担していくのかを決められる様にすべきでしょう。
いずれにしても、今回の国保医療費の都道府県集約化という方針が、
こういったナショナルミニマムをどう考えるのかといった基本的な姿勢から考えられた
上で出されたものとは思えない事に、一番問題を感じます。
そして地方自治体側も、国の態度を待っているだけではなく、
自らシビルミニマムとして自立的に市民の健康に責任を担う覚悟があるのか、
或いはナショナルミニマムとして国が責任を堅持すべきだと国に対峙するのか、
どこに立脚点を置いてこの問題に向き合うのかが問われるのだと思います。
作成者
小林華弥子
: 2012年1月10日(火) 14:53
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2012年1月9日(月)
「本物の孤独と出会おう」鴻上尚史さん筆
今日は成人の日だそうですね。
新成人のみなさん、おめでとうございます。
由布市でも昨日、成人式が開催され、私も来賓として臨席させてもらいました。
見かけは派手ななりをした若人たちが沢山でしたが、
式の間じゅう皆さん大人しくお行儀よくしっかりとお話をきいていらっしゃいました。
配られた資料の中に、中学校時代の恩師の方々からのメッセージが
沢山寄せられていました。
その中でも社会科の先生から、新成人にむけて
「選挙に行く様に」というメッセージがあったのが印象深かったです。
また、成人式の式典にも当時の恩師がいらっしゃっていました。
先生の懐かしい顔をみて歓声をあげる若者たち。
こういうところは、地方の町ならではですね。
私は自分の成人式には出た事がなく、また恩師や同級生とも縁が遠いので、
少し羨ましさも感じながら、微笑ましく見ていました。
さて、そんな新成人の方々に向けてのメッセージ、FBつながりで
素晴らしい文章を見つけましたのでご紹介します。
鴻上尚史さんの愛媛新聞に掲載されたコラムの様です。
新成人に対してだけではなく、私たち大人みんなにとっても言える事だと思います。
下記ページからご覧下さい。
鴻上尚史さんコラム(愛媛新聞)http://www.geocities.jp/kayakoyufuin/photo/seijin.jpg
作成者
小林華弥子
: 2012年1月9日(月) 15:42
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2012年1月8日(日)
第2回 日本温泉クアオルト研究会 in Yufu
年が明けて、早くも1週間ですね。
徐々に通常ペースに生活が戻りつつあるのではないでしょうか。
さて、今年も由布院には色んな方々がお越し下さいます。
豪華なゲストの方々をお迎えし、皆様とのご縁を深めつつ
滋味深い時間をご一緒したいと思っています。
そこで、今月末に開かれる
【第2回「日本温泉クアオルト研究会」in Yufu】のご案内。
昨年5月に由布市と、山形県上山市、和歌山県田辺市の3市が
共同してたちあげた「日本温泉クアオルト研究会」の
研究大会が今回、由布院で開かれます。
滞在型、健康、保養、温泉観光地づくりをキーワードに、
日本型のクアオルトを研究し、質の高い温泉地づくりをすすめようというものです。
今回の講師には、大森彌先生(東京大学名誉教授)もお越し下さいます。
分科会も豊富、2日間にわたっての開催です。
★日時:1月26日(木)・27日(金)
場所:健康温泉館クアージュゆふいん 他
※詳細は下記ページをご参照下さい。
チラシ表 http://www.geocities.jp/kayakoyufuin/kurort2-1.jpg
チラシ裏(プログラム・詳細) http://www.geocities.jp/kayakoyufuin/kurort2-2.jpg
参加のお申込み・問合せは下記まで。
クアオルト研究会事務局
由布市総合政策課 Tel 097-582-1111/Fax 097-582-3971
由布院観光総合事務所 Tel 0977-85-4464/Fax 0977-85-4465
私も研究会メンバーとして参加します。
皆様のご参加、お待ちしています!
作成者
小林華弥子
: 2012年1月8日(日) 16:49
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2012年1月3日(火)
謹賀新年
年が明けました。
2012年の幕開けです。
本年も、どうぞよろしくお願いします。
年賀状をアップしました。
こちらからご覧下さい。
2012.年賀状 http://www.geocities.jp/kayakoyufuin/2012nenga.jpg
昨年までのブログはこちら
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/kayakoyufuin/view/201112
作成者
小林華弥子
: 2012年1月3日(火) 03:46
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