2007年10月13日(土)
”Stop haunting me.” --「懐かしの庭」
8月にシネマコリアで「懐かしの庭」を見たことはここでも書きましたが、ちょっと気になっていたことがありました。以前見た海○版DVDのものと、字幕の訳が微妙に違うこと。
特に、最後のオ・ヒョヌのセリフは、訳の違いで映画の印象がずいぶん変わってくると思いました。オ・ヒョヌが娘と別れたあと、ユニの霊のを感じて(実際、映像ではユニが二人の様子を見ているのですが)いう言葉です。
シネマコリア版では「幻を見た…。」
DVDでは「もう、悩ませないでくれ」

残念ながら私は韓国語がわからないので、本当は何と言っているのかは知れないのですが、映画のラストシーンとしては、断然後者のほうがいいと思っていました。
一人の女性を幸せにすることもできず、かといって世の中を変えることもできず……という絶望感から、ユニが残してくれた思い出をたどり、やがてそれを通して新しい社会、新しい時代と向きあえるようになり、生きていく理由を見つけることができた場面です。
「もう、悩ませないでくれ」には、ここに到達するまでのオ・ヒョヌの苦悩と、新しい気持ちで生きていこうという決心とがすべて語られているように思うのです。
「幻を見た…。」こう訳を付けた翻訳者は、このセリフにどんな気持ちをこめたのだろう? などと、ほんの短いセリフだけれど、映画の印象がずいぶん違う、と思っていました。
シネマコリアで映画を見た直後、そんな話をお友達にしていたら、そのお友達が、ジニさん応援でPIFFに行き、英語字幕の「懐かしの庭」を見て、ラストシーンの訳を教えてくれました。
”Stop haunting me.”だそうです。
これもなかなかいいですね〜、といいつつ、肝心の韓国語がわからない私。トホホ……。


