2009年11月1日(日)
This is it!
初日の初回に観て来ました。往年のアイドル/スターの50歳の復活というと、大抵は皺と脂肪の向こうにかつての面影を求め想像力の中に過去の幻影を見るものですが、MJの場合は違いました(唯一、痩せ過ぎなのには心が痛みましたが)。M・バリシニコフ同様、「偉大なアーティストは年を取らない。次のステージに進むだけ」なのです。
MJの新しい歌がもう聞けないのは悲しいし、会えなくても生きていてほしかったし、致死量を超える麻酔薬を処方した医師は許せないし、たとえ拒否するような良心ある医者がいたとしてもお金さえ出せば言われるままに薬を処方する医師がいくらでもいたであろう状況はやりきれません。それでも、人が誰でもいつか死ぬことを考えると、MJの死のただ「死」の部分だけ切り取って見れば、それは「良い死」だったように思います。生き方はある程度選べても、死に方はあまり選べません。そして大抵の死は、痛みや苦しみや恐怖を伴いますが、それは一切なかったのではないかと思います。MJは生きている間に人一倍辛い生を生きたので、せめて死くらいは安らかな良い死を神様が与えてくれたのかもしれません。そう思うのは多くの人に愛された彼の死を何とか受け入れるためでもあります。心よりご冥福をお祈りします。M.J.R.I.P.
作成者
kuroneko789
: 2009年11月1日(日) 02:25
[
コメント
: 0]
