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一番良い国産畳表と、普及品の中国産畳表を比べれば、お客様でも良し悪しは分かります。でもランクの高い畳表になってくるとなかなか見分けるのが難しくなります。イ草は長さで1番〜7番と選別をします。
写真は左右どちらも生産者・平川さんの本間・ひのさらさ。 どちらもこの上ないクオリティで、草の長さ、ツラは同じにしか見えません。ですが写真をクリック拡大して、ヒゲ(先っちょのパサパサした部分)をよく見ると、右の1番毛は草の先までびっしり実が入っております。左の2番毛は草の先っちょに隙間が目立ちます。そうなると草先というのは細いので、右の一番毛の方はもっと長かった草で、先っちょがカットされたことが分かります。 さらに1番毛は二年間寝かせて熟成したもの。2番毛は一年寝かせの物です。一年違いの一番毛、二番毛ですが、どちらも色の具合が同じで、どれだけ製品管理が徹底されているかが分かります。 もはや目利きの世界ではありますが、このような部分も畳表の良し悪しや価格に現れてきますので、お求めの際は現物確認、商品説明は必須だと思います。
去年の品評会に行った時に、JAの谷川さんに「今年のひのみどりは全体的に出来が悪い。」というお話を頂きました。
当店で仕入れた今年の新草は"赤草"が目立っています。赤草の部分は焼けてくると黒色に変色します。写真の枯れたような色のイ草が赤草です。
〜現在のイ草の産地の現状〜
去年の平成23年度、わずか一年で熊本県のイ草生産者農家さんが30件ほど減少したそうです。一昨年の22年度は60件減です。これで残された農家さんの数が600件になってしまいました。
これを受けて今後ますます、産地偽装品の数が増え、巧妙な偽装品(生産者表示バーコードの偽物、熊本県証糸経糸の偽物、生産者表示ラベルの偽物)が出回る可能性が高いということです。産地熊本県の作付面積、生産量は決まっています。
加えて大幅な価格高騰が続く中国産畳表。現在市場に出ている畳表の約80%は中国産畳表で、もはや価格支配権は中国側になっているということです。これを受け、今後さらに価格高騰するのでは?ということです。好景気が続く中国は「大変な上、儲からないから」という理由で次々と異業種転換しているそうです。このままいけば「畳のない国・中国」の畳表が全てになってしまい、品質の劣化は免れません。
今後さらに、"本物の"国産畳表の入手が困難になってくることは間違いありません。
なじみのGO STRAIGHTで数年ぶりにnew deckを購入しました。
http://www.orange-pocket.com/shop/view/136