2012年1月27日(金)
No224-2 「11.11ふくしま会議」 福島を語る!福島の声を世界に! その2
(ブログの字数制限の関係で2つに分けてあります。No224-1から見てください。)
『●佐藤(女性 福島市)
先日の新聞では「コウモウ菌」が除染効果が高いと出ていた。EMを山の上から吹きかけるのも方法だ。土を取り除かなくても除染は出来る。
●原発から10Kmの男性
除染には反対だ。その前に村に戻るのか戻らないのかの選択権を持たせるべきだ。6000人の飯舘村では除染の予算が3200億円だ。一軒で2億かかる。その金の一部でどこかに避難先を確保すべきだ。
●浪江の男性
原発から10Km、除染効果が80%だとしても2マイクロシーベルトだ、これでは浪江に戻りたくない子育ても出来ない。行政は戻らない人のことも考えて欲しい。町のアンケートでは「戻る方が3つの項目、戻らないが1項目」だ、戻るを誘発する、中立的ではない。
○玄侑
戻らない若者は半分以上になると思う。チェルノブイリではソ連崩壊で自治体が無くなくなり、50万人以上が都市を作って移住した。日本は福島の市町村毎の移住地を確保して欲しい。
福島第一原発には10.1に除染ロボットが3機導入された。東電はそれを市町村に配って欲しい。
○清水修二福島大学副学長
先日福島調査団としてベラルシーとウクライナを訪問した。広大な原野は除染は行われなかった。農業の集約度が違う、コストと農業とのバランスを見会せている。住宅は壊して埋めている。土地は国有なので移住の意味合いが違う。
チェルノブイリと福島は前提条件が違うなと感じた。
チェルノブイリから25年経っている、25年の差がある。その経験の差を生かしていかなければならない。
○高橋美加子(共同代表 南相馬市)
南相馬は除染で色々動き出した。効率主義、ゼネコンの効率に地元が組み込まれてしまう。規模の大きくない有機農家が取り残されてしまう、大規模農地経営という新しい効率主義も出ている。
地域と暮らしが一体となった循環が大切だ。除染は放射線量の移動なのだ。
●女性(郡山)
第2原発のおひざもとが実家だ。原発が始まった頃に生まれた。18歳まで住んでいたが東電の恩恵で潤った生活を送った。
今は東電に裏切られた気持ちでいっぱいだ。東電の責任を国はどう考えているのだ、東電の姿が見えなくなっている。東電は自分の敷地よりも町村の除染をしてほしい。
○赤坂憲男
締めの言葉を思いつかない。飯舘村の女性は「戸籍を変えなくては、福島ということで差別は受けたくない」といっていた。関西の部落問題と福島の負のイメージは重なる。
差別と分断はどこかでひっくり返すことを考えないと変わらない。「何と闘うのか」「だれと闘うのか」。「子どものための闘いなら皆んな納得する」はずだ。
会議の結論は何んにもない、出さない。これだけの声が集まった、日本全国に届いています。今日の「ふくしま会議」が福島に生きる人々と日本全国の人々がつながる日の始まりになれば良いなと思っています。
END
なお、翌12日には分科会が開かれました。「いのち・子どもの今そして未来へ」「放射能と向き合う」「自然・再生エネルギー」「市民活動の現場から」「若もの会議」。
13日は地域会が行われました。「ふくしまフロンティアfrom会津」「飯舘村・南相馬市バスツアー」
この会議の基本はいろんな意見を皆から出してもらう、ここに尽きる。組織的にまとめるのではなく、避難を今後どうするのかとか被爆の問題、補償の問題など、下からの多様な意見が出た段階で「ふくしま会議」として動いて行こう、しばらくは皆の意見を吸い上げる、あえて結論は出さないという方向と思う。
来春には除染の結果が目に見える形で出てくる。避難している人はどうするのかという問題が出てくるので、3.11の1周年を焦点として「ふくしま会議」が横のネットワークづくりに進んでいくという感じである。
会議では、自由民権の歴史がある福島から、自由民権的なものを下から作り上げていきたいという発言があった。』
(終)

