2012年1月18日(水)
米の軽自動車に対するクレーム
アメリカは先日、このTPP参加交渉に先立ち、日本の「軽自動車」の規格をなくせと言ってきたようだ。「軽自動車」の規格が、アメリカの小型車を日本で販売するための妨げになるという理由かららしい。
この「軽自動車」の規格を、アメリカが自己都合で、変えさせようと画策していることは、この先の日本のTPP交渉が困難を極めることを容易に想像させる。これは、かつて、アメリカの圧力により、日本の大規模店舗法が改悪させられ、日本各地にシャッター商店街を現出させてきたことなどを髣髴(ほうふつ)とさせるのだ。
この辺の事情を探るためにYouTubeの映像を検索していたところ、慶応大学経済学部教授の金子勝先生が、論理明快にTPP問題を解析している映像に出会った。
次のタイトルとURLの映像だ。シリーズのタイトルは「超人大陸」だ。次のURLをクリックして視聴することができる。
【金子勝】TPP参加表明は日本人の敗戦パターン
http://www.youtube.com/watch?v=MX4vRET6590
このYouTube映像での金子勝先生の見解は、たいへん参考になる。TPP交渉参加問題は、大手新聞などのマスコミの報道には踊らされないで、冷静沈着に、客観的に判断することが求められるのだ。
FTAなどの二国間協議ですら困難を極めるのに、TPPによる多国間協議はもっと困難を極めることは、容易に予想されるのだ。そして、そこからの離脱が極めて困難になる。
日本は、各国との間で、FTAなどの地道な二国間協議を進め、相手の腹を十分に探ったほうが得策ではなかろうか。日本の一部の輸出産業が栄えることとの引き換えに、日本の国力の衰退を招いてはならない。

