なわや高橋のわらしべ工房 

奈良陽気妃が運営するなわや高橋のHPです
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2008年7月1日(火)

プラス発想のすすめ♪

京都の南禅寺という臨済宗の有名なお寺にまつわるお話です。
 昔、南禅寺の門前に”泣き婆さん”と呼ばれる老婆が住んでいました。いつでも、誰にでも泣き言、恨みごと言うからです。「あの婆さんに会うと、こちらの気持ちまで暗くなる」と、人々は道で出会っても避けて通るほどでした。ある日のこと、南禅寺のお坊さんが、そのお婆さんを呼んでわけを尋ねてみました。
「実は、私には二人の息子がおりまして、一人は三条で雪駄(ぞうりの一種)を売り、もう一人の息子は五条の大橋で傘を売っています。そこで雨が降ると、雪駄売りの息子が困るであろうと思うから、お天道さんが恨めしくなる。お天気になればなったで、今度は傘を売る息子が嘆くであろう、お天道さんは思いやりがない、少しは雨も降らしてくださればよかろうにと、泣きたくもなる」・・・・・・・
 ということで、お天気がよくても悪くても、二人の息子の事が心配で、一日として心安まる日はなく、毎日嘆き悲しんでいるというのです。
 このお話を聞いたお坊さんは、お婆さんに諭して言いました。
「人生というものはな、幸も不幸もあざなえる縄のごとしと言って、表があれば裏もある。あんたは、裏のほう、悪いほうばかりを思うから、不平を抱き、悲しまなければならないのじゃ。良いほうに、幸福なほうにと気持ちをもっていってはどうか。雨が降れば、この雨のお陰で息子の傘が売れる。ああ、お天道さまありがとうございます。お天気がよければ、雪駄売りの息子が喜ぶであろう。ああ、有難いとお天道さまに感謝してはどうかな」
 この話を聞いて感じ入ったお婆さんは、それからというもの、雨が降っても、お天気でも”お天道さまありがとうございます”と感謝するようになったそうです。それから”泣き婆さん”が”笑い婆さん”と呼ばれるようになり、周りの人からも好かれ、幸せに暮らしたということです。      おしまい♪
お天気の方が変わったわけでもないのにね。(^^)
わたしはね、諭したお坊さまも偉いですけど、素直に聴いた婆様が偉いって感じました。わたしも、素直に人の話が聴ける婆様になりたいです。

作成者 奈良陽気妃 : 2008年7月1日(火) 20:00 [ コメント : 4] [ トラックバック : 0]

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