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大薮義章建築計画所のブログ

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Mon, Oct 18, 2010

TGP-34

外部梁への1回目の上塗り塗装。CN-55を指定して今日の感じで2度目の濃さをきめたいと無理をいって頼んでいた。それで材料発注のために見にきたわけだ。第一印象からかなり薄い感じがした。鉄骨のフレームが、際立っていない。CN-50くらいを想定していたが、それではぜんぜん駄目だ。3時ころで光が入ってきて薄く見えているのを差し引いてもかなり濃くする必要がある。思いきって3トーン下げてCN-40で注文してもらった。内部梁の断熱塗料は、濃いmaxがCN-55から50ということだから、合わせるのは無理だろう。内部のほうが外部より暗いので内部が多少薄いのはいいが、少し差がありすぎるかもしれない。
ただ、ガラスが入ると昼間はそんなに内部ははっきり見えない。まだ電気を点けていないが、点けても大差ないだろう。そういう意味でも、内外を合わせることよりも外部の構成を優勢するほうが大事だと判断した。
1回目と2回目を別の色にする可能性を残してもらって本当に良かった。
明日から外壁の板金工事の再開だ。フロントサッシュが入っている正面とウッドデッキ側の東面の施工だ。笠木の材質の決定のため、明日またいくかもしれない。

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Sun, Oct 17, 2010

TGP-33

昨日は、ウッドデッキの選択でバタバタしながらも、新田さんのところの元スタッフのオープンハウスに鶴が丘八幡宮に行ってきた。その帰りに、持っていっていた模型について樫永さんと新田さんと話していた。その時あらためて感じたことは、ここでは、建築に建築的でないものつまり構造的でないインスタレーション的なものを取り入れたいのだということ。インスタレーションなので構造的な説明はできないので、早い話しインパクトが勝負だし、人に何かを感じさせなくてはならない。ただしインスタレーション単体ではないのでその建築との関係も問題になる。ここでは、鉄と木という異質な材料を衝突させているという点、鉄(建築)のシンプルな形に対する木組み(インスタレーション)の複雑な形の対比、そしてその鉄のフレームに木組が寄生するような形で存在するという3点である。中でも木組は、鉄の構造体に寄生しているため構造を持つ必要がないため自由である。逆にいうとその形態の自由さが明らかに表現されていなければならない。これがインパクトに繋がる。
もう1つ大事なことは、その建築とインスタレーションのダイレクトな関係に加えて、蔦や木などの植物がそれらを取り持つ第3の要素としてそれらに絡んでより重層的な関係性を作って建築単体ではなく、それらが結びついた組織的な建築にしたいということである。ちなみに木組みは、蔦のイメージでもあり、枝分かれする木のイメージとも重なる。そして実物の蔦は、木組みに寄生して人工的な樹木の葉のようになっていく。それに実物の樹木も横にならんでいる。虚と実が共存して、また虚と実が入れ替わる不思議な関係である。インパクトだけでなくこのようなことが、なんとなくでも感じられるようなものになれば大成功で、何もいうことはない!
とにかく、人と対話し自分の考えを口に出すことで頭の中が整理され明白になっていくことは、けっこういつも嬉しくなるしエキサイティングなことだ。もちろん一緒に話す人にもよるし、そのおかげでもある。だから話すのは楽しい。

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Sat, Oct 16, 2010

TGP-32

今日は、大工さんと木組の打合せのために、大きな模型を持っていった。途中鶴見緑地の出口に引っかかり転倒。しかし反射神経の良さと執念で腕を上げて模型を死守した。まだまだ身のこなしは、いけるようだ。
気になっていた木組の接続や足元などが、僕が指定したビスと金物でなんとかいけるということになった!これであまり外には金物が少ししかでない。あまり手間をかけられないので、気になっていたがこれくらいの納めでいければ十分だ。1つ問題が解決してホットした。
壁は、亜鉛メッキのギラツキがいい感じにでていた。また経年変化した後も少し落ち着いてまたいいだろう。大きい2面の施工が完了している。9Mの1枚物で張ってもらったのと狭さのためかなり大変だったのが想像されるが、きれいに張ってくれていた。やはり、花柄のメッキの壁を選択して良かったようだ。まだ前面の壁はまだだが、木組とのいい感じの対比が想像される。
今日のもう1つの課題であるウッドデッキの幅を現場で決めようとしたが、なかなかピンとこない。明らかに分かる時もあるのだが今回は駄目だ。120mmmか140mmかの選択なのだが、良し悪しが微妙な違いなのか、俺の感覚が鈍いのか分からない。ここでは、いくら想像しても無理そうなので、予定していたオープンハウスの後、下調べしておいた道頓堀と湊町のリバープレースのウッドデッキを見にいくことにした。結局現場の近くに戻ってきたのが7時をまわっていた。暗くなっていたがなんとか見えるだろうと思いまず、道頓堀にいった。そこは、短手の川に沿って板材を張っていたので距離が短く分かりにくかった。しかし幅140mmの板の感覚はわかった。それから、湊町のリバープレースにいった。ここは、少し前にもいっていたが、課題がまだはっきりしていなかったので、材質(イペ)と雰囲気くらいしか注意して見ていなかった。ただ板幅だけは計っていた。そこで今回は板幅に限定しているのだけれど、ここは広いのでまた感じが違う。そこで幅ごとにカバンやいろいろな物を置いて想像してみた。奥行きは、ちょうど8mから9mで同じくらいだ。
そこで感じたことは、140mmくらいでは実際の広さでもオーバースケールにはならないだろうということ。板幅が広すぎると、せまく感じたり間延びしてしまうことがある。同じものでも、広いとしっくりいくものが、狭いと駄目なのはよくある話だ。もともと植物を許容するおおらかなものにしたいと考えている。だから壁もキーストンプレートという床の下地に使うような大味なものにしている。細かい材料を使うと繊細になり易い。だから床も許す限り広い幅を使いたいと思っていたが、この現場のデッキの広さで140mmでは間延びするかどうかが分からなかった。このようなことは、日ごろの意識と経験がものをいう。まだまだ経験が足りないということだ。建物を雑に作ってもらっておおらなにするのではなく、細心の注意を払って、おおらかな建物にすることが大事だ。それは、全ての要素がもっている雰囲気の集成で生まれてくるものなのだ。
しかし140幅のサイプレスは材木屋さんでは入手できない。唯一ネットで1件だけ持っているのを調べた。材木屋さんにもいろいろお世話になっているので、できればそこから入れたいが、ないのではしようがない。人の努力に報いたいのもやまやまだが、作り手として第一に考えるべきことは、すこしでも建物を良くすることであることを忘れてはならない・・・それを使うには、ネットの場合支払いが現金であることと、金額を解決しなくてはならない。わずらわしいが、ここで妥協すると妥協癖がつく。これは一番注意しなくてはいけない。すでに大事な木組みの素材で妥協している。あとは、真正工業への迷惑を最小限にとどめることだ。

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Thu, Oct 14, 2010

TGP-31

手摺を検討している。写真のように直線的に張るか、ジグザグに張るか。結果は、直線的に張ることにした。直階段の直進性を強調すると共に、木組みとの差別化を図る2点だ。少し遊ぶのもいいかと思ったが、あくまで鉄部分は、単純な形にとどめておくほうがいいだろう。
現場では、フロントサッシュがつく外壁以外の2面のキーストンプレートがついたようだ。

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Wed, Oct 13, 2010

TGP-30

今日、材木屋さんに薬剤注入木材が到着したというので見に行って来た。結果は、残念ながら特1と1等の間くらいのきれいなものだった。角はほとんど皮も残っていないのがほとんどだ・・・
やはり普通に売っている乾燥材は、こんなものということだろう・・・
もう仕方ない。切り替えて他の改良点をさぐろう。
でも昨日は、1ついいこともあった。前に見に行った時、フロントサッシュのドア部分のハンドル側の框が150mmもあるのが気になったが、110の小さいものがあったのでそれに変えてもらうことができた。これは良かった。

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Mon, Oct 11, 2010

TGP-29

今日は、祭日だが外壁の板金工事をしている。先週の金曜日は、夕方現場に戻ってくるつもりだったが、結局戻れなかった。外壁とサッシュが気になっていたので今日見にいった。外壁のキーストンプレートは、高さ9Mくらいのものを1枚もので張ってもらうことになっていたのだが、きれいに張ってくれていた。明日か明後日には、道路側にまわってくるだろう。金、土曜でサッシュ工事は施工が終わっていた。サッシュは細身のものを使ったのだが、まぁこんなものだろう。見込みを150から100のものに変えてよかった。150だと斜めに見た時にかなり存在感があったことだろう。そのことを考えても、サッシュを小割にして良かったのだろう。もちろんコストのためでもあるが。1つ気になったのがドアのレバーハンドル側のたて框が150もあることだ。まぁアルミの既製品なので仕方ないだろう。
外部の鉄骨のフレームにグレーのエポキシ錆び止めを塗ってもらったが、これは明らかに明度が薄い。フレームが天井のデッキと馴染んでしまって際立っていない。塗装見本の板を梁にあててみたが、少なくともN−55か50くらいまで濃くしないと駄目のようだ。しかし内部の断熱塗料は60までしかできないらしい。もう1度メーカーになんとかできないか明日確認してみよう。外部が55なら内部は60でもいいが外部が50なら少し差がでるかもしれない。鉄骨部の色の濃度も重要なので、今日は夕方見たので朝から昼の間に再度観察しよう。外壁、サッシュとだんだん仕上げの工事に入ってきた。

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Fri, Oct 8, 2010

TGP-28

今日から、外壁とガラススクリーンの施工だ。
注文していた木組の素材が、比較的きれいな檜材であることが分かった。この現場初めてのミスだ。もっと大事なところだと監督に言っておけばよかった。いままで自分で注文してきたので、そこのつめが甘かった。今日監督にそのことを確認したあと、実際に同じような材料を材木屋さんに見に行ったところ、やはり素材に荒さが足りない。材木屋さんに聞いてみると角が丸く皮が残っていて製材しただけの荒い質感の乾燥した9センチ角の木材は、既成では出回っていなく、2等材を特別に乾燥させてもらうことになるということだ。時間さえあれば十分可能なことらしい。そのへんのところの知識がなかった。模型を作るのに気がいって監督への確認も十分していなかったのが悔やまれる。しかもすでに加圧注入処理も済んでいるので、材料を変えると40万は負担しないといけない。それに時間も3週間くらいかかるらしい。
もちろん荒い材に変えたところで良くなる保障もない。ただ、荒い材で組んだもののほうがより見てみたいというだけだ。しかし、これまでもそうしてきたし、これからもそうしていきたい。ただ今回は、これにそんなにお金を使うならば、天井の木組みに手間をかけたほうが効果的だ。無難なほうの素材を使うのは嫌だが今回は仕方がない。この分を挽回するためにも天井の木組はもっと良くなるように工夫しなければ、ただのミスで終わってしまう。
大事なところは、よく監督に話しておかなくてはいけないことを今後の教訓にしなくてはならない。
とりあえず、材木屋さんに木材が届いたら見に行くつもりだ。来週の水、木曜あたりだろう。後は思うような素材に近いことを祈るばかりだ。

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Wed, Oct 6, 2010

TGP-27

金曜から壁の下地のシージングボードと防水紙を板金屋さんが張り出した。壁のキーストンプレートは来週の金曜日からだ。同じくガラススクリーンの施工も同じ日からになった。今日から外部の鉄骨フレームにグレーのエポキシ系サビ止を施工しているので、そのサビ止と壁のキーストンの感じを見て実際のフレームのグレーの濃さを決めることになる。花壇部分のコンクリートの立上りは、防水を巻き込む予定だった。その色目は、フレームより薄いグレーのFRP防水でいくつもりだったが、金曜の打合せで防水は天端で止めることにした。よって壁として外部から見えてくる部分は、コンクリートのままでいくことにした。実際は、モルタルで補修してあるのだが仕方ない。しかし少なくともFRP防水のトップコートよりは、モルタルでも素材感があって良くなったように思う。
月曜日に眞正工業に、木組の模型を持っていった。朝に持って行くつもりが徹夜したにもかかわらず夕方になってしまった。材料を注文するために必要なのだ。立体的になっているので図面ではよくわからないのだ。それにこの模型は天井の木組みの検討にも使うつもりだ。改めて作っていると仕口など問題のある箇所がいくつかあるので大工さんと検討が必要だ。手間をかけるとコストが嵩むのでつらいところだ。
材料は9センチ角の1等柱材に透明の薬剤を加圧注入するのですぐに材料がそろわないので早く注文したいというわけだ。材種も米松の予定だったが薬剤が入りにくいとメーカーから聞いたので米杉で見積りをとってもらったが、どうも赤黒い感じは生々しさがないのでヒノキで見積りしてもらうと数万のアップで済んだので自腹を切ることにした。数年もすると色素が抜けて杉も檜も違いがわからなくなるのだが、最初の姿を見たいものにしたいのだ。それに経年変化は大きいほうがおもしろい。肌色からまだらにグレーになっていき、最後には全てシルバーグレーに。
木組みをヒノキにすることで、床のウッドデッキを何にしようかと思っていたがオーストラリア檜のサイプレスが思いあたった。木組もウッドデッキも木部は自然で素朴な素材感があるほうがいいので、木組は節ありで角もあえて4角とも角だしでないものを使用している。ウッドデッキもハードウッドより木目がはっきりしたソフトウッドのほうがいい。しかしソフトウッドは、耐久性に問題があるのでどうしようかと思っていた。サイプレスは日本のヒノキの固いようなものなのでちょうどいい。節もあって木組みとの一体感もある。コスト的にも見積りに入っているバツよりも少し安いくらいだ。とにかく木組とデッキの素材感がぜんぜん違うようにはしたくなかった。あとは、せめて120mm幅以上の板を入れられるといいのだが・・・少しずつ全ての素材感がはっきりしてきた。あとの大きな仕事は天井の照明も含めた木組みを決めることだ。1階は天井高が低いのでどうしたものか。2,3階と違う方法をとるか同じでいくか・・・現場で実際の木で試す必要があるな。

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