以前スケッチ旅行に行った際、沖縄本島と橋でつながった小さな島へ車で立ち寄った。
民家の裏側にある道にしっかりと根を張るガジュマルの2本の幹に目がとまった。神々しいその佇まいにしばし見とれていたのを思い起こす。
ガジュマルの幹には無数の根(気根)が絡みついていた。自然に絡みついたのか、多少人の手が加えられてこうなったかわからないが、ツルのように幹を這う根に自然の力を思う。
その場でスケッチしてから4年後、このガジュマルを再び絵にしたいと思うようになった。本当はもう一度現地に足を運びたいところだが、かなわず、元のスケッチと1枚だけ撮った写真をもとに描いた。
この頃、植物だけでなく、草花や樹木を含む全体を描きたい気持ちがある。この絵(F8水彩)よりも、もっと大きな絵にチャレンジしたい気持ちもあるが、仕事の忙しさとどう折り合いをつけるか、課題が多い。
今は絵を描く以前に、自然から学ぶことがたくさんある。