2011年10月9日(日)
条例案は政治介入」府教育委員、橋下知事と激論 大阪 「教育基本条例案」は教育を壊すから反対だ 1
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-10-08/2011100801_02_1.html
「条例案は政治介入」府教育委員、橋下知事と激論 大阪 「教育基本条例案」は教育を壊すから反対だ
橋下徹大阪府知事率いる「大阪維新の会」が府議会に提出している「教育基本条例案」をめぐり、府教育委員(6人中5人出席)と橋下知事の意見交換が7日、府庁内で行われました。条例案は教育委員全員が批判しており、この場でも「これが政治介入か」と知事への厳しい意見が相次ぎました。
「教育行政と保護者の感覚がずれている」と橋下知事。「維新の会の議員は選挙で通ってきており、維新の会の雰囲気が世間の風」と開き直り。生野照子委員長は「私たちも民意を反映している立場だ。条例案は新聞で知った。これが政治介入かと思わざるを得なかった。(保護者の感覚というが)それがこの程度か」と語気を強めました。
「百ます計算」の実践で知られ、知事の肝いりで任命された陰山英男委員(立命館大学教授)は「条例案が通ると大阪全体の意思になる。子どもたちにかかわる重大な問題を1回や2回の選挙で決めていいのか」と反論。「教育委員の罷免が書かれているのを見て、私たちのやってきたことの転換だと思った」と述べました。
教員の5%を最低ランクとし、2年連続なら免職ができるという条例案で、知事は「民間は厳しい人事制度のもとで働いている」と発言。陰山氏が「民間企業でうまくいっているところがあるのか」と迫ると、知事は答えませんでした。
同じく知事任命の小河勝委員(大阪樟蔭女子大学講師)は、学校選択制や学力テスト結果の学校別公開、教職員の相対評価について破綻済みだとし、「現場で一番大事なのは連携だ」と述べました。「だったら対案をだせ」と気色ばむ知事。生野氏は、条例案を撤回するよう求めましたが、知事は撤回しないと突っぱねました。
2時間半に及ぶ意見交換の後、陰山氏は「過半数の力で一気呵成(かせい)に根本的に変えていくのは、安定性が求められている教育を不安定にさせる」と批判しました。
※本文が長いから、要点のみ書く。このブログは2000字以内という制限があるからだ。
教育の目標は何だろう。橋下は学力テストでいい点をとった生徒が良い生徒であり、良い生徒を多数生み出す教育・学校がいい学校だと勘違いしている。
その証拠に、「百ます計算」の実践で知られ知事の肝いりで任命された陰山英男委員を招聘したのがその証拠だ。
「百ます計算」なんて陰山英男が発明したものではない。わたしが小学校生のころ、担任にやらされた。
たしかに、何回も練習しているうちに、例えば、5+8は? なんて問題が出てくると、計算しなくても、すでに何回も同じ練習をしているから、暗記で答えられる。すぐさま、答えられるという利点がある。
で、わたしは、教育の目的は何か、と近所の若いものに話すことがある。
昔から、知・徳・体と言われるが、その通りだ、と。
高い知力(学力)があっても、週に3日間も病院に通院しなければならない疾病を持っていたら、幸せか?
また、体力(健康)であっても、社会生活ができにくい学力だったら、幸せか? (障害者差別ではありません。仮定の話です)
幸運にも、学力・体力に恵まれたとしても、意地悪なので一人の友人もいない人生なんて幸せか?
と問いかける。
ますまずの学力、健康な身体、困っている他人がいれば助けてやり、また自分が困っているときには、助けてくれる友人がいる。「そういう社会の輪の一員」になることが、一生幸せではないのか? と。
大阪府の「教育基本条例案」は教育を破壊する。
生徒間に競争を持ち込み、教師間の連帯を破壊するからだ。
評価されれない仕事は教師はやらなくなる。非行に走っている生徒を立ち直らせることなんて、たいへん辛い仕事だし、簡単に成果は見えてこない。しかし、誰かがやらねばならない。しかし、成果主義が導入されたら、だれも手をつけない。問題児は、放置される。すなわち、教育の放棄だ。
全国統一学力テストの分析はここ。
http://www.nier.go.jp/08chousakekkahoukoku/01chousakekka_houkokusho_point.pdf

