ピエール瀧の「ヤフオクだらけの水泳大会」
当ヤフオク編集部(仮)に強力助っ人が登場!
オークション6段(推定)のピエール瀧が、
ヤフオクの楽しみ方を読者の皆様にお届けします。

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2007年3月30日(金)

北の大地でひらめいた!

今オイラは仕事で札幌に来ています。札幌はまだ雪が積もっていて、3月後半だというのに気温がたった3度しかありません。こうしてみると日本も結構広いですね。ついさっきまでいた地元の有名ジンギスカン屋では、あまりの肉のうまさに、ケモノのような目つきで雄たけびを上げて爆食していたオイラです。おかげでまだ体全体がうっすらと煙臭い。言ってみれば「プチスモーク中年」の状態です。

そんな感じで、北の大地で「肉を糞便に変換」しながらオイラふと思いました。せっかく札幌にいるのだからこのうまい肉セットを出品してみたらどうかと。魅力的な文章と、いかにもおいしそうな写真を添えたら落札してくれる人は結構いるかもしれません。いや、どうせだったら肉を卸している市場に行って、いや、それだったら牧場に直接乗り込んで羊の状態で入手したら……。きりがないですね。

全国を旅しながら、土地土地のうまいモノや珍しい一品をその土地から出品する。これはなかなか面白そうです。インターネットの環境さえあれば日本全国どこからでも出品できますからね。銀行決済もネットで24時間できる時代ですから、訪れた土地で「これは!」という一品に出会えれば、それを出品し、得た利益で次の土地を目指すようなヤフオクの旅ができそうです。「山奥の村のばあちゃんしか作れない味噌」だとか「佐渡島のみやげ物屋で見つけたキてる手作りこけし」なんかをその土地発で出品していく感じです。言ってみれば逆行商。行商はどこかの土地から品物を全国に売り歩きに行っている訳ですが、その逆、全国を巡り歩きながら品物をヤフオクにアップしていくという訳です。楽しそうなので早速やってみたい気もしますが、実行に移すためには天性の能天気さと、「これは!」という一品に出会う取材力と運がなければ無一文になるのも時間の問題かもしれません。企画としては面白そうなんですけどね。

さて、この「ヤフオクだらけの水泳大会」ですが、今回が最終回です。最後ということで、記念に「似顔絵」を落札してみました。これは出品者に写真を送ると似顔絵を描いて送り返してくれるというモノです。意外にたくさん出品されていますが、どうせだったら、なるべく素人が描いた風なやつをチョイスした方が笑えて楽しめます。

それではみなさんまたどこかで! 楽しかったですね! さらば!(敬礼&失禁)

作成者 ピエール瀧 : 2007年3月30日(金) 10:55

2007年3月28日(水)

ゆでたまご先生に捧ぐ!

暇つぶしのためにオークションを眺めることも多いオイラ。適当に思いついた単語の網を投げて、ヒットした出品物を眺めてツッコミを入れたり、自分の知らないカテゴリをとことん掘り下げてみたりして楽しんでいます。

そんないつもの感じで「調理器具」のカテゴリを、屁を2〜30発こきながらチクチクやっていたところ、興味を引かれる出品物を発見しました。

【即決即納】ゆで卵作り器☆黄身がハート・花・星に変身!

これは単純にやってみたい気にさせます。だってゆで卵の黄身の形が自由自在なんて、ちょっとしたイリュージョンですからね。

送られてきた箱に入っていたのはプラスチックのあっさりした調理器具。作り方はいたってシンプルです。まず、筒状の部分に白身を流し込んでスペーサー付きのフタをして加熱します。白身が固まったところでスペーサーを抜き、開いた穴に黄身を流し込んで再加熱すれば出来上がりです。出来上がった筒状の卵は、金太郎あめのようにどこを切ってもハートや星の形になるという訳です。

白身の固め方と黄身を流し込む作業で意外に苦戦したイリュージョン仕掛人のオイラでしたが、30分後になんとかお目当ての不思議ゆで卵ができあがりました。しかし、苦労の末完成した割にちっともうれしさがこみ上げてきません。

それもそのはず、だいたいこういう物は母親なんかが子どもをビックリさせるためにやることで、受け手が「どうやって作られたか」を知らないから楽しめるのです。オイラのように仕組みを全部分った者が完成品の卵を見ても「そりゃそうだ」というむなしい心の声しか聞こえてきません。しかも、卵をいじくり回して作ったので、目の前のハートの卵が工業製品に見えてしまい、まったく食欲が湧かないという始末。

仕方がないので皿に並べて写真を撮った後、砕いて卵サンドにして食べました。結論としては、やはりこういうモノは女子に作ってもらった方がいいということです。でもオイラ、彼女が作ってくれた弁当に、ハートや星の卵が入っていたらひくタイプなんですけどね。

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作成者 ピエール瀧 : 2007年4月9日(月) 14:29

2007年3月26日(月)

中国警察恐るべし!?

近ごろ、どういう訳なのか「ビデオCDが今熱い!」という自分の中での勝手な思い込みがあり、ヤフオクでいろいろと検索していたオイラ。ビデオCDというのはCDのディスクの中に映像を記録したソフトです。日本ではあまりメジャーなフォーマットではないため、再生できるプレイヤーが限られており、プレステなどでは再生することはできません。経験上、中国製や国内三流メーカーのDVDプレイヤーだと再生できることが多いようです。画質はVHSとDVDのちょうど中間といったところでしょうか。

このビデオCD、台湾や中国あたりだと意外に多く市場に流通しています。以前訪れた台湾では「宇多田ヒカル歌番組ベスト」なんていう国内ではありえないボックスセットが売られていたりして驚愕&爆笑でした。

さてそんな中、中国製の面白ソフトを探していたところ、「警拳道24招」という聞いたこともない武道のビデオCDに遭遇したので落札してみました。

この警拳道、どうやら中国の警察で教えている護身&攻撃の武道らしく(本当かどうかは未確認)、さまざまな局面での打開の仕方をhow to方式で教えてくれます。「暴漢に教われた時の対処の仕方」、「先制攻撃はどこを狙うか」、などが中心なのですが、その技の内容がハイレベルすぎて笑えます。「ナイフを紙一重でかわしたら体当たり&急所攻撃」や、「銃を向けられたら、観念したフリをして一瞬で銃を払って肘撃ち」と、シロウトには到底出来ない動きばかりでまったく参考になりません。オイラが見た限りでは、じっとしていた方が絶対身のためだと思いました。そもそもそんな動きが簡単にできるようだったら、最初から苦労しないっつーの!

途中にインサートされる警拳道を紹介するイメージ映像がこれまた強烈です。道着に身を包んだ連中がヌンチャクでビンを次々とたたき割ったり、ブロックを素足で蹴り砕いてみたり、指でレンガに穴を開けてみたりと、カンフー映画ばりのやりたい放題な内容です。もう完全に人間離れしすぎ。もしもこの映像の内容が本物なら中国警察世界最強と言えるでしょう。あれ? でも、そもそも中国の警官って普段ヌンチャク持ってたっけ?



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作成者 ピエール瀧 : 2007年3月26日(月) 10:43

2007年3月23日(金)

住宅街で微笑む

この連載をご覧になっている皆さんはどうやってこのページまでたどり着きましたか?「変わり者の友だちから教えてもらった」「オイラのホームページからジャンプしてきた」「水泳大会の申し込みをしたくて調べていたらなぜかたどり着いた」など、アクセスのきっかけはさまざまだと思いますが、ヤフオクのトップページにあるバナーをクリックしたことでこのページを開いた方はかなり多いのではないでしょうか?

バナーとは広告。そして広告とは魅力的な花のようなモノです。さまざまな色や形で虫たち(ユーザー)を引きつけ、そして花粉(商品)を持って帰ってもらう。なるべく多くの花粉を持って帰ってもらうには、なるべく効果的な場所に花(広告)を咲かせる必要があります。ということで、オイラもこの「ヤフオクだらけの水泳大会」をもっと多くの人に知ってもらうために、広告ビジネスに参戦することにしました。そのために落札したブツがコチラ。

☆広告 掲示板の掲載権☆切手、図書券払いOK

住宅地や学校の角などでよく見かける「掲示板」。バザー開催の告知、運動会のお知らせ、ファミリーコンサートのアナウンスなどの掲示物を目にする機会が多いのですが、今回はその掲示板に自由な広告を貼ることができるという「広告掲載権」がブツの内容です。

大阪府枚方市。サラリーマンや学生が朝夕行き来するなんでもない住宅地の一角に、ひっそりとその掲示板はあります。

住宅の脇にあった樹木や雑草をキレイにしようとして更地にしたオーナーが、空いた土地を有効利用しようとこの掲示板を設置してみたそうです。最初のうちはペットの写真なんかを貼ってほのぼのしていたそうですが、そのうち個人や地元の企業がだんだん利用するようになり、現在はネットショップやガレージセールの情報を掲示したりしているそうです。

そこに目をつけたオイラ。枚方の住宅地だけピンポイントで「ヤフオクだらけの水泳大会」の知名度が上がったら愉快だ! と、宣伝ポスターを掲載することにしました。掲載期間は一か月です。オーナーさんの報告によると、掲載初日に前を通りかかった女子高生が、ポスターを2度見してゲラゲラ笑っていたそうです。ウヒヒ! いい感じ!



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作成者 ピエール瀧 : 2007年4月2日(月) 20:43

2007年3月21日(水)

思い出のアルカノイド! 〜後編

そんなゲームセンターでオイラはアルカノイドに出会いました。小学生のころにはやったブロック崩しで腕に覚えがあったオイラは、さっそく100円を投入してプレイ。しかし、アイテムを欲張って取りにいって自滅したり、邪魔キャラの動きに翻弄されてすぐにゲームオーバーとなってしまいました。そしてその日から、オイラとアルカノイドのひと夏の攻防が始まったのです。

1日1ゲーム。金もなかったオイラはそう決めて、昼休みになるとお茶臭い手で毎日ゲームセンターに通いました。最初のうちは5面のインベーダーの面でやられていたオイラだったのですが、ある日突然開眼し、一気に15面くらいまでは進めるようになっていきました。それからは一進一退を繰り返す日々が続き、ついに夏の終わり(バイト最終日)を迎えました。

その日のオイラはやたら調子が良く、そして1upも出まくるという運の良さで、すでに20数面をクリアーしていました。もちろんこの夏の自己新記録。しかし、無情にもバイトに戻らなくてはならない時間が近づいていました。バイトに戻るか? それともこのままクリアーを目指すのか? オイラは迷うこと無くクリアーの方を選び、吹っ切れた集中力で次から次へと面を撃破。そして午後のバイトが始まるはずの時間は遠いかなたへ過ぎ去って行ったのです。

奇跡の午後。迎えた最終の33面。今まではブロックだった敵キャラの代わりにボスキャラのモアイがオイラを攻撃してきます。そのざん新な展開に驚きと興奮を覚えたオイラは無我夢中でプレイしていました。初めて見るモアイの容赦ない攻撃に残機を残り1機まで削られたオイラは、天に祈りながら最後の戦いを挑みました。モアイに何発も攻撃を加え、そろそろ倒せそうだと思ったその瞬間、「あっ!」というオイラの軽い叫び声と共に、モアイにはじかれたボールがパドルの横を無情にもすり抜けて行きました。ゲームオーバー。何度見ても。

バイト先に30分も遅れて戻ったオイラは、担当のおっさんに「若いヤツはいい加減だ」とチクチク怒られました。しかしオイラの心の中は、怒られた事よりもクリアーできなかった悔しさでいっぱいでした。そして19歳の夏は終わりました。

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作成者 ピエール瀧 : 2007年4月2日(月) 20:42

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