2009年12月28日(月)
風邪ひいた〜
こ・・この期に及んで、風邪引いてしまった〜!
廻り中風だらけでも、私は元気だったのに、今日夕方からおかしいんですよね。なんだかぞくぞくするし・・・関節痛いし、ハナ出るし・・・うわ〜! 絵を一つ描きたかったんだけれど・・・今から薬飲んで寝るよ! 年末忙しいのに、寝てられないから、早く治したい〜!
ところで、クレヴェリの聖人画。この人は石を投げつけられて死んだのですが、この絵の、頭や、両肩に乗っている石は・・なんだか、頭痛と肩こりみたいで・・・心苦しい絵じゃないです?
・・頭・・痛くなってきた〜!
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乱読おばさん
: 2009年12月28日(月) 20:38
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2009年12月25日(金)
ボルゲーゼ美術館展
突然、時間を作って行ってきました。
最近では珍しく、1人で京都行きです。会場に入る前から入り口でまっすぐに目に入ったのはシピオーネ枢機卿の薄笑い! う〜ん・・・このお方と最初に目が会うとは・・。入り口のフロアはものすごく人が一杯なので、素通りして・・あ、枢機卿猊下にはちゃんとご挨拶しましたよ。にこやかな挨拶を返して頂けました。
目的は、ラファエロではなかったのですが、しかし、まあ見るべきものは色々ありまして、ルネサンスの色彩豊かなものや、やはり、大仰なバロックの絵画などは面白いですねえ。こういった展覧会には決まりきった、目つきが「あっちゃむいていってまってる」フランチェスコさまも勿論、二人もおられました。あと、お魚に説教する聖アントニウス! これの原画が見れたのはめっけもの! この絵・・意外とデカかったんですね〜! 画集では画面の左半分の海が、魚が集まって波打っているのがはっきりわかりましたよ!!
それと支倉常長! デカくて立派な肖像画がありました。西洋の画家は写実になれているはずですが、着物(上下のスーツになった直垂です)や、上着(多分陣羽織)の描き方がなんとはなしに少々ヘンなのは、やはり、皺の入れ方などに慣れていないのかも・・。それに、この絵を見て、着物の下に衿にレースのついたシャツを着ているのがわかった! 加藤清正のシャツも、もしかしたら、着物の下に着たかもしれませんね。この方が教皇からもらった絵などが仙台の博物館にあるのか・・。
で、カラヴァッジオ(写真)は、この展覧会のトリを努めていました。ラファエロより、強烈に目だっていました。洗礼者ヨハネです。この絵・・・カラヴァッジオ好みのモデルの怠惰な姿勢が、特徴的ですね。赤と黒と白と肌色・・・。腰布がミョーにずれているのも、なまめかしいというよりは、なんか・・だらしない感じがして、いかにもカラヴァッジオらしい! ヨハネの顔は、あらためて、よくよく見ると・・なんだか織田ノブナリ君みたいで・・・・・ショーン・ビーンにはちっとも似ていなかったなあ。
意外と面白かったのはギルランダイオの「ルクレツィア」。なかなかステキでした。あ・・ルクレツィアって、ボルジアさんではなくて、古代ローマの伝説のルクレツィアで、強姦されて自殺した人ですよ。
それと、またなかなかいい男だったのが、パウルス5世です。ボルゲーゼ家出身の教皇です。
なんだか忙しいうちに、京都を久々にうろうろしました。と言っても、ただ歩いていただけですが、京都の繁華街は、ほかにないミョーなものが売っています。来年が寅年だからか・・? トラの巨大なぬいぐるみの頭がずらり〜・・と思ったら、ぺらぺらの体がついていて・・虎皮風の敷物だ!(ぬいぐるみですよ・・あくまでも。巨大ですが) どこの国の人が着るのかな?みたいなエスニックともデザインともつかぬ服飾品があちこちにあるのは、まあ・・修学旅行というか、観光客むけ?のお土産・・と言う感じかな。これは教徒ならではのものですね。勿論、和風のものが多いのは、観光地だからですが。
落ち着いて、遊びに行きたいですが、今回は目的だけ果たして帰ってきましたよ。何しろ、細切れでいそがしいもので・・。
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乱読おばさん
: 2009年12月25日(金) 21:27
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2009年12月23日(水)
会期が迫ってきた!
見たいと思っている「ボルゲーゼ美術館」展。ついに27日で終わりなんですよね。うわ〜・・・迫ってきて、なんだか忙しくてバタバタしてて・・・いけそうにないかもしれない・・。
カラヴァッジオの「洗礼者ヨハネ」を見たいのだ! いや・・多分、昔見たと思うんですが、覚えていないんですよね。ボルゲーゼ美術館っていえば、地下の売店で昼間っからビールを飲んだことと、もうベルニーニしか覚えていないんですよ。ベルニーニには・・すごく圧倒されまして。あとは、ナポさんの妹のパオリーナ・ボルゲーゼ(ポーリーヌです。浮気性の)のセミヌード彫刻。
いや〜・・・京都のボルゲーゼ・・・・どうしようかな〜・・・。
どうしょうかな〜・・・・うじうじ・・・。
明日はクリスマスイヴだし・・・・。あと今年も余すところ一週間なんですよ〜!!!
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乱読おばさん
: 2009年12月23日(水) 22:48
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2009年12月11日(金)
最近の読書
色々忙しいとはいいながら、まあ、本は、近辺にあるわけです。 この一週間で、読んだもの、あるいは帰ってきたもの(友人達と本のやり取りをしています)は、こんなところか・・。
「愛憎の王冠」 ブーリン家の姉妹2 フィリッパ・グレゴリー まあ・・あれですよ。ヘンリーさんとこの子孫・・というか、2人の娘をめぐる、いろんなごちゃごちゃ・・。これを架空の人物であるユダヤ人一家の娘を主人公として、2人の王女(女王)に仕える設定にしています。ジョン・ディー・・・あやしいじいさんだ〜!
淑女の肖像 ダイアン・A・S・スタカート 小細工大好き、好奇心旺盛、独創的で、ひらめき満開の「名」迷探偵ダヴィンチと、その優秀な弟子(実は女性だけれど男装している)が活躍?するシリーズです。それにしても、人体構造を分解?観測して絵を描く巨匠が、この弟子の女装を見破れないなんて・・・ほんまに、ダヴィンチ師匠、あんさんは天才だっか?
エルサレムから来た悪魔 アリアナ・フランクリン サレルノ大学の女医師が、イングランドで活躍するミステリー。だけれど、ただの医者ではなくて、検死医・・つまり死体を調べる医者なのですね。それが、12世紀。バレたら、たちまち「魔女」にされてしまう・・というのもハラハラドキドキの要素にしています。それにしても・・・イングランドは・・・ダサイ、キタナイ、クサイ国だ・・。それに坊主ども! 頑固なトンスラ頭に、お灸すえたろか〜!
ザビエルの首 柳広司 う〜ん・・・・これは探偵物か・・? タイムスリップするファンタジーか? それにしたって・・・ザビエルの首ってあんた・・。そんなものいくつもあってたまるか〜! 「この首がホンモノかどうかは、バチカンにある腕とDNA鑑定したら一発やんか」というカメラマン君の、最初の素朴な解決法・・実現不可能でしょうけど的を得ているよ。その問題が解決しないまま、「ザビエル首」にどんどん引っ張られて・・・で・・最後はなんかシリアスになっちゃって・・なんじゃそら・・・??
・・・・来年・・・「ローマ」を見に、名古屋まで行くかどうか・・・悩んでいます。
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乱読おばさん
: 2009年12月11日(金) 15:33
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2009年12月9日(水)
バチカンの嵐
ついでにこれも書いてしまおう。最近見た映画の一つです。と言っても、勿論自宅でビデオです。ビデオなんですね・・。あまりに古くて、イマイチで、しかも「問題」の映画だったので、DVDにはなっていません。
大昔に、まだ家の近所にレンタルビデオ屋があった頃、そこで、片っ端から題名だけでいろんなものを見ていた頃に見ました。で、なぜ、今頃これを思い出したかというと「天使と悪魔」(またか!)の最初に、教授が、ヘリコプターでバチカンにやってくるシーンが、ものすごく記憶にあった・・一体何処で見たんだろうと思っていると、これが「バチカンの嵐」のワンシーンだった。
スーパーマン役者のクリストファー・リーブが聖職者の役をやるというので、話題になったかもしれませんが、内容的には、ほかの俳優でやってほしかったなあ・・。もっとアクの強い悪そうな人。だって「悪い司祭」なんだもの。
第二次大戦中に経済的に困窮していたバチカンが、こっそりマフィアと取引して財源を確保していたという内容から、上映禁止になったりしたこともあったとか・・。でも、日本人から見たら、そんなに衝撃的な内容ではありません。主人公の司祭は、兵隊に化けて闇取引や密輸をしたり、女性と遊んだり、まあ、戦後のどさくさになんでもあり・・な感じです。
でも「決してあなたのお名前は表に出しませんし、ご迷惑はかけません」と上司の枢機卿に絶対忠義なところなど、なにやらいかがわしげな雰囲気(を感じるのは・・多分・・・私だけだろうなあ)。
そして、この枢機卿と敵対する、もう一人の枢機卿が、腹心の修道士を使って、この怪しげな司祭をスパイする。そんなこと予想できそうなのに、闇取引の屋敷に女性を連れ込んだり、コイツも悪ぶりが徹底していないよなあ・・。
マフィアがシチリアの人なので、しばしば、シチリアが出てくるのもいいですね。上司の枢機卿と二人でシチリアで、オリーブを摘んでいるシーンも印象的。
やがて、この司祭は「悪いことで儲けて」バチカンで枢機卿、シチリアで実業家と二足の草鞋を履くことになる。
で、問題のヘリのシーン。自分の会社が、仲間(マフィアの一人)の裏切りによって破綻しそうになって、その処理を大慌てでしているときに、枢機卿会議から召喚を受ける。彼の闇の仕事がバチカンに不利益をもたらすと密告したものがいたんですね。勿論、もう一人のライバルの枢機卿です。まだ健在なのです。
呼び出されて、シチリアからヘリに乗って、ビジネススーツから、枢機卿の赤い法衣に着替えてバチカンに下りてくるわけです。
この会議で、彼は「しばらく修道院に籠もっとれ」という事実上の禁固刑を受けるわけですが、その前に別れを告げるマフィアのボス(彼は癌なのです)とのやりとり。ボスは、一連の事件の発端となった裏切り者を「決して殺さない」と十字架にかけて誓う。
しかし、司祭が去った後「ともに地獄に落ちてやろう」と裏切った部下を殺すところは、なんともカッコいいですね。
こういうワキが面白いのに、主役がミスキャストかなあ・・・スーパーマンではないんですよね。なんだかミョーに明るすぎる。
ところで、最近新聞のニュースで、ローマの警察が、バチカン銀行と取り引きのあった怪しい銀行の頭取を調べていたところ、彼が変死して、その犯人ではないかと思われるマフィアが証拠不十分で釈放され、警察は、バチカン側の担当者を出せと要求しているのに、その名前すら明らかにされない・・なんてのが出ていました。つい最近のことですよ。今でも・・なんかあるんや〜・・・・。
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乱読おばさん
: 2009年12月9日(水) 10:54
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2009年12月8日(火)
サンタクルスの真珠
うむむむ・・・。「フランドルの呪絵」と「呪いのデュマ倶楽部」は、小難しい薀蓄暗号小説でしたが、A・P・レベルテのこの第3作は、ちょっと趣を異にしています。
主人公は・・多分ロレンソ・クァルトなんでしょうね。身長185センチで、細身。人目をひく美貌で、とても高級な黒いスーツに絹の黒シャツ、上等の革靴(勿論黒です)で、ビシっと決めている・・のだけれど、これに白いローマンカラーをつけているのは、彼が聖職者だからです。
このような神父がローマを歩いていると、日本人観光客が騒ぎ、観光客の女性が写真を撮らせてくれというのですね。う〜ん・・ローマという町では絵になりそうだ。
で、彼の職業はなにかというと(あ、勿論坊さんですが)、バチカンの教理省外務局員・・昔、エーベルバッハ少佐がバチカンの情報局に化けていましたが、ああいう職業なわけで、所属はかつての異端審問所! つまりは、教皇聖下の007なわけです。
で、独立国家の情報部員ですから、海外出張も多いし、少々ヤバいところにも行くし、(懺悔しながら?)汚いことにも手を染めているわけですね(多分、腕もたつのでしょう)。
で・・この小説は、毛色の変わったスパイアクションか・・というと、実はそうでもない・・・。
スペインのとある教会で起こった事件に関して、教皇庁のパソコンにハッカーが侵入して意味ありげな書き込みを行ったために、彼がスペインに派遣されるんですね。そして、開発と保存の問題が企業や、旧貴族との確執にからめて、地元のならずもの(というには、まあちょっとタイムボカンシリーズの悪役3人組みたいなの)が、出てくるんですね。
取り壊し寸前の教会には、頑固一徹で一筋縄ではいかないヨーダみたいな(小柄だ小柄だというので)司祭が居座り、過激派みたいな若い司祭とか、教会の美術品の修復をしているジーンズTシャツの修道女とか、わけありな人物達がうごめきます。
まあ、派手な謎解きやアクションがあるわけでもなく、とろとろ進んで行くので、いつ、旧貴族の美女とこの神父がくっつくのか・・なんて下種な興味に引っ張っていかれた(て言うのは、私だけか?)。ヨーダみたいな(って、勝手でイメージつくっている)頑固司祭が、実は毎晩塔に登って星を観測していたとか(君はガリレオか?)、3悪人がミョーにかわいらしかったり。
教皇庁のIT室(?)の、ハッカーの進入と戦う連中が、皆イエズス会士だったのには、笑ってしまいました。イエズス会は、現代でも、ネットの最前線で、日夜教会のために戦っているのだ!
で・・どんな小説かって・・・う〜ん・・・・結局、真珠は真贋に関わらず、心次第で輝く・・というようなことかなあ・・?
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乱読おばさん
: 2009年12月8日(火) 13:22
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2009年12月2日(水)
年末や〜!いそがし〜!!
ついに12月に突入! こんな時期に、なんやかやと、わけのわからん用事が出てきて、毎日、出たり入ったりしています。狭い町内といいながら、あちこち歩き回るのは、まあ・・大変だなあ・・・・。といって、バスに乗ったら、ものすごく遠回りして時間ばかり食うし...。多分、車だとたいしたことない距離なので、歩く人間がだんだん配慮されなくなっているんですね。自転車は、坂が多いので、電動機つき自転車でないととんでもない・・・(やせるって?)。やれやれ・・。
と言う合間に、最近は絵がかけないと言うか、落ち着いて絵を描いている時間がないので、移動の途中や、待ち時間などに本を読んでいます。アルトゥーレものは、「フランドルの呪い絵」を読み終わって、次は、「サンタクルスの真珠」のつもりです。
その間に「フランチェスコの暗号」(アメリカもので、2人共作著者の作品)を読了。こういうのって、古本屋で見かけて雰囲気で買ってしまう。これは、まあ主人公が大学生の4人組なので、どちらかというとフケたハリーポッターみたいな・・と言っても、彼らは魔法を使うわけではないのです。ちゃんとした?文学部の学生で、中世やルネサンス史を研究しているのですが、奇書をめぐるミステリー。歴史ミステリーって・・ハマりだすとやめられまへんがな・・・。まだまだ、次に読まなあかんものも待機している・・。
それと、子供のレンタルにつきあって、「カラヴァッジオ」(89年・デレク・ジャーマン監督)を借りて見た(来年、イタリア映画の「カラヴァッジョー光と闇の画家ー」が公開されるのですが・・)、これはなかなかの映像美! 史実はともかく、雰囲気は面白かったです。いかにカラヴァッジオの絵の世界を人間を使って復元するか・・というのがミソみたい・・。ダヌッチョという不良青年がちょっと、いかがわしさ満杯で、いいじゃないか・・と思っていたら、ショーン・ビーン。おお!悪役専門?で「トロイ」のオデュッセウスか・・! いかがわしいはずだ・・。
それと「宮廷画家ゴヤは見た」を見た! ゴヤは、ただ見ているだけで、「家政婦は見た」の家政婦のように事件を解決なんかしません。まあ・・ニコニコ笑うと、笑顔がとっても可愛いらしいんですが(ステラン・スカルスガルド)、彼が事態をよりややこしくしているみたいです。それで、罪のない女の子(アン・ブーリンのナタリー・ポートマンです。彼女が主役)が不幸になる。なにしろ、ゴヤときたら、見ただけでいかがわしくて、信用ならない悪い神父(悪役俳優?のバビエル・バルデム)の言うことを真に受けて、2回も騙されるんだもの・・。「天使と悪魔」のリヒター隊長(これもステラン)は、ちゃんと「悪い神父」を見抜くのに。でも、ラストシーンは、とってもせつなくて哀しいです。
写真は「リヒター隊長」。シャルトラン君とオリベッティ♪がいる!!
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乱読おばさん
: 2009年12月3日(木) 21:30
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