座乱読無駄話日記

「座乱読ーザ・ランドックー」及び、「座乱読後乱駄夢人名事典・歴史上のお友達?」の裏話・・事務連絡など・・不定期に語ります。

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2010年2月26日(金)

マグダラのマリア

 久々に、「図像」敵に面白い本に出会いました。人名事典のほうにも登場しているのですが、「マグダラのマリアーエロスとアガペーの聖女ー」(岡田温司・中公新書)です。
 何故に、マグダラのマリアが好かれるのか? まあ、半裸の姿に髪の毛がまきついている絵・・勿論、ティツィアーノの絵が一番有名かなあ・・あれは、みなさんお好きですよね。元娼婦・・というのも、なかなかにそそったのでしょうね。男性は、勿論好きなんでしょうが、女性も、汚れても清らかになる・・という「救い」は得がたいものではないでしょうか? 大衆は、皆、生涯不犯ではないし、そんなに、「清らか」じゃあないもの。
 しかし、そういう「マリア観」になったのは、さほど古い話ではなくて、もともとは、キリストの最高の女弟子(女性使徒とでも)で、ただ一人、復活に立ち会った・・という伝説があるだけの女性(ここらへんで、まあ、ダヴィンチコードなどのように、キリストの「妻」であったという話が出てくるんですが・・)。それが、何故「娼婦」になったのか・・? 
 キリストが「罪を清めた」別の女性と混同され、しかも、「女の罪」とは、アレに決まっとるじゃろうが・・という男の下種のかんぐり?で、娼婦だったことになり、また、エジプトのマリアという女性は、元々娼婦だったのが、砂漠で修行して聖者になった・・というのとも混同して、元娼婦で、キリストに罪を清められ、女弟子になったという過去が出来上がったのですね。
 そういう経歴の美女が(美女伝説も当然生まれます)、一般受けするのは当たり前で、またホンモノの娼婦達にも支持され、だんだん人気が出たというのが、この本です。これらの経緯をわかりやすく、しかも多数の図版で載せてくれているのは、とても面白いですねえ。
 また、彼女の「価値」を否定するのが、ペトロであるというのも面白いですね。やはり、大旦那なきあと、店を引き継ぐのは、番頭さんか女将さんか・・の対立・・なんて安っぽく考えてはいかんのでしょうけど・・。

作成者 乱読おばさん : 2010年2月26日(金) 14:07 [ コメント : 0]

2010年2月12日(金)

古代カルタゴとローマ

 京都文化博物館で開催の「古代カルタゴとローマーきらめく地中海文明の至宝ー」。行ってきましたよ〜♪  


 本邦初公開の5メートル四方のモザイクと、ハンニバル軍団のもの(かもしれない)黄金の鎧の胸当てが、今回の目玉ですが、密かに目的としていたのは、有翼の女性神官の柩です。羽がどこから生えているのか不思議な位置にきちんとまきつけた石作りの彫刻ですが、まさしく棺桶の蓋でしたね。エジプトの女神のように真正面を向いていましたが、手を組み合わせたエジプトすたいるではなくてどちらかと言えば自然体。首飾りやヘアスタイルはエジプト風ですが、衣裳はギリシャ風のペプロス。足もとも素足にサンダル履きでした。ただ、エジプト風頭巾からはみだしている髪は巻き毛でしたが。くわしくは人名事典のほうにも描きましたのでそちらもどうぞ。


  それにしても、モザイクは見事でしたね。沢山きていたし、ローマ帝国時代の狩猟の絵は、シチリアのピアッツァアルメリーナにも匹敵するし、何と言っても象の絵! さすがハンニバルの国だ〜! 象と巨大ニシキヘビの闘争文様のモザイクは大迫力ですね。マングースと闘うハブ・・とは大分違う。それに、シチリアの要塞島モツィアの遺跡と同じような、子供の柩などなかなかに興味深いですね。カルタゴは子供を犠牲にしていたといわれているのですが、これまた謎でして・・。


 いや〜・・・久々に面白い展示でした。ご近所の方はぜひどうぞ♪


 あ・・いっしょに国立博物館でやっている「ハプスブルグ」も見に行ったのですが、こっちは、もうすごい人で、おしあいへしあい。やはりエリザベートの「御威光」ですかね。ココで、面白かったのはやはり、西洋絵画だと、どんな展示会にもかならず一枚や二枚はある、いってまってる聖人フランチェスコさんですか・・・。

作成者 乱読おばさん : 2010年2月12日(金) 19:24 [ コメント : 0]

2010年2月1日(月)

光のエネルギー

 この間、シャープが太陽光発電の場所として、シチリア島を開発するという新聞記事を読んで、思い出したのはアルキメデスです。
 なにしろ、彼は紀元前のシチリアで、太陽光を利用する秘密兵器を開発していたので有名ですからね。
 巨大レンズで光を集め、沖から攻めてくる軍船の帆を焼いて追い払ったとか・・。これは本当にできるのかどうかわかりませんが、シチリアの強烈な太陽ではあれば、かなり「期待」できるんじゃないでしょうか。昔見た「007シリーズ ダイヤモンドは永遠に」を思い出してしまいましたね。
 これだけではなく、ッシラク−サイのオルテージャ島の神殿には巨大な鏡(アテネの盾)が取り付けられていて、太陽光を反射して光輝いていたので、はるか沖の遠くからもオルテージャ島が見えたということですから、太陽の恵みにはふさわしい場所ですね。
 それと、最近では、バチカンで、大きなホールの屋根を全部ソーラーパネルにして、電気を作っているとか。今の教皇はソーラーがお好きで、他にも太陽光発電をして電気を売ることを考えておられるとか・・。って、ローマ中の、いや、全世界のカトリック教会の屋根にソーラーパネルを貼るつもりなのかしら? う〜ん・・・マア、昔から教会はステンドグラスなど光に満ちていたところですから・・いいんdすが・・。「教会は光に包まれて・・」って、天使と悪魔のイルミナティのセリフですよね。
tte

作成者 乱読おばさん : 2010年2月1日(月) 15:19 [ コメント : 0]
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