2010年3月24日(水)
カラヴァッジオ
今年は没後400年だとかで、本場ローマでは、展示会が長蛇の列だったそうですが、日本でも映画が公開されましたが、ぎりぎり間に合って、見てまいりました。
まあ、なんやかや言っても、カラヴァッジオが人気なのは、絵そのもののどぎつさ?もさることながら、画家本人のメチャクチャな破滅型の生涯が、まあ「好き心」をそそるんでしょうね。
今更ながら、カラヴァッジオというのは、地名で、本名はミケランジェロ・メリージ。だから、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオです。「ダ・ヴィンチ」と呼ぶのに彼は何故「ダ・カラヴァッジオ」って呼ばないのかなあ? ゴロが悪いのでしょうか?
まあ、それはともかく、今回の映画では、以前見た象徴的な映像(19世紀の時代風俗で描く)ではなくて、正直に生涯を追う内容で、彼の周りの人物も、いかにもそれらしいつくりです(カラヴァッジオが、決闘で殺してしまって逃亡生活をするはめになるダヌッチョは、見るからにガラの悪そうな町のヤクザ者だった)。
それにしても、気まぐれで、すぐ激昂するので、パトロンのデル・モンテ枢機卿が、なんとも気の毒だった・・。一癖ありげな、ボルゲーゼ枢機卿もなかなか・・・。
友人の画家ミンニーティ役の俳優が、とっても「カラバッジオ風」だったのには驚きましたね。よくあんな顔の人探してきたなあ。果物籠を持ってモデルをやるシーンなど・・まんまやん!
ラストはドラマチックに海岸で砂まみれになって死にますが(前の映画では、ちゃんと史実通り修道院で死んだ)、それ以外は、おおむね事実通りでしょうねえ。マルタ騎士団の制服がすごくカッコよかった♪ いや〜・・やっぱりああいう時代物「コスプレ」は好きだわ〜♪
本場でも人気ということですが、私たちがカラヴァッジオを初めて見たのは12年前で、ローマにあるものはほとんど見たはずなのに、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会(「天使と悪魔」のハバククと天使の像がある土の祭壇)にある「パウロの改心」くらいしか覚えていなかったんですね。ううう・・もったいない〜! あとはナポリの「キリストのむち打ち」。あれは強烈でした。カポディモンティではあれしか覚えていない。シチリアでは、展示があまりに近くて、手が触れるほど。舐めるようにして見たぞ!・・いや〜・・・マルタ島行きたくなりましたね。


なあ〜んでもない、日常の動作で、月曜日の午前中に、またしても魔女の一撃! ギックリ腰になってしまいました!