座乱読無駄話日記

「座乱読ーザ・ランドックー」及び、「座乱読後乱駄夢人名事典・歴史上のお友達?」の裏話・・事務連絡など・・不定期に語ります。

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2011年6月28日(火)

また買ってしまった・・・。

 ミケランジェロのクーポラとベルニーニのバルダッキーノ!これを見れば、もうだめですねえ。バチカンの図録だとか、解説書だとかいったいいくつ持ってるねんってもんですが、著者が塩野のおばさんときては、これはもう買うしかないでしょう。
 また買ってしまいました。やれやれ。やっぱり「ローマ」に弱い私・・。
 内容そのものは、教皇庁の歴史や建築所蔵美術の解説・・って言ったって、まああたらしいものはありませんけれど、切り口が面白いですね。写真は最近のものだし。大聖堂の地下に降りる、左右に分かれた階段(コンフォッシオーネ―告白というそうです♪)がちゃんと取り上げられているのを見るのははじめてかも。
 それと、あの有名な螺旋階段! あれは、2000年までは入り口だったが、現在は出口になっているって・・ええ〜!!
 あれを期待ワクワクしながら登るのがいいんじゃないのかいっ!てツッコミはやめましょう。私たちはあれを上って入場する最後の時期に訪問したので、よしとしましょう。
・・・また・・ローマに行きたい・・・。

作成者 乱読おばさん : 2011年6月28日(火) 17:23 [ コメント : 0]

2011年6月22日(水)

マキャベリっておちゃめ♪

 サマセット・モームの「昔も今も」(ちくま文庫)を読みました。
いや〜・・面白すぎ♪ 己の頭脳と知性、話術や、会話の魅力に絶対の自信のあるマキャベリが、今を日の出の勢いの法王の息子チェーザレ・ボルジアと、その傘下に入りたくないフィレンツェの外交官として交渉する役割を帯びて、イモラにやってくるのですね。
 その時の出来事として、食えない公爵チェーザレと外交交渉するのと、下宿の隣家の美人の人妻をモノにするという二つの目的を達成しようと策謀をめぐらす物語です。
 なにが面白いって、このとんでもない自信満々の「色男」の、二つの目的のために、次から次へと打っていく手が、なかなかに面いのです。そして、運命の日に、人妻との密会と、公爵の呼び出しがばっちり重なってくる。
 いや〜・・ここからがとんでもなく見ものなのですよね。マキャベリが知性も教養もかなぐり捨て、みっともない男になるのに従って(これがまた、抱腹絶倒な欲求不満男だ。本当にあんた策士なの?と笑いたくなる発言をまき散らす♪)、彼に操られていたはずの男や女が、なかなか意味深な発言をする。ラストまで、一気に読めてしまえますが、各人のセリフを注意深く深読みしなければいけません。久々に面白かったですねえ。最後の最後まで「落ち」があります。
 特に、登場の初めからうさんくさい「際限ない権力や贅沢三昧の生活が堕落させる以前の、ある古代ローマ皇帝」の肖像に似た顔の修道士が面白い。説教がうまいという評判なので、弁舌は立つのはもちろんのこと、なかなかの策士で、結局、最後までマキャベリとタイマンをはるキャラですね。
 これが面白すぎたので、マキャベリの戯曲「マンドラゴラ」まで読んでしまいました。この策謀に満ちた修道士は、マンドラゴラに同じ名前で登場する・・ということになっています。

作成者 乱読おばさん : 2011年6月22日(水) 20:48 [ コメント : 0]

2011年6月8日(水)

インシテミル見てみる

 むむむ・・・・。すっきりせん、わけわからん映画だった・・。
レンタルビデオ屋の準新作が安いとかいうのにつられて、借りてみた。なんだかよくわからん設定・・・説明不足。
 大金を求めて、10人の見ず知らずの(個性的な)他人が集い、ある施設に閉じ込められて、黙って7日すぎたら、報酬が払われる。さらに莫大な報酬を得るには、「事件」がおこったら、探偵やら、犯人やら、被害者やらになって、最後の2人になった瞬間にゲームオーバーというシステムらしい。で、「ここは世界の縮図」みたいに言われるんだけれど、この中で、醜い人間の性が暴露される・・というには、あまりにもイージーで、最初の夜に殺人?が起こり、それぞれが疑惑を持ち始める・・という設定なんですけれど・・・甘いというか、不自然すぎる。だって、現実には地下の坑道に何か月も閉じ込められて見事に一人の脱落者も出さずに生還した奇跡のドラマがあるのに、たった7日くらい、だまって部屋でこもっていたら、あっという間に過ぎてしまうよ。たった7日くらいで10人で、殺人なんてヤルリスク起こすより、みんなで、じっとしてるほうがどんだけラクか・・。そんなことありえねえってことですよ。
 絵空事を現実的に見せるには、本当にそれらしき非現実をリアルにやってほしかったなあ・・。で、実はこれ、原作も読んだんだけれど私には、「こりゃだめだ」って感じだった。映画の予告編を見て、導入部分の螺旋階段。あれ見てイメージするのって、もちろんバチカン美術館の入り口でしょ。その映像だけで、これ・・みてみようかな・・なんて「好き心」おこしたのがマチガイかも・・。
 主役が「善人」すぎるのもあんまりですよ。言ってること、なんだか「聖職者」みたいなんだもの。

作成者 乱読おばさん : 2011年6月8日(水) 11:41 [ コメント : 2]
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