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| 「学び続ける共同体としての学校の創造」(東京学芸大学附属世田谷小学校)Vol.2 |
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東京学芸大学附属世田谷小学校の研究発表会の続き。
2時間目は五十嵐敏文先生の理科。
単元名は6年「私たちと自然環境」
小学校理科の最終単元に位置づけられているこの単元を、五十嵐先生は他教科との関連もはかりながら学習を展開していた。
授業最初の発問は「世田谷小の子どもたちが呼吸をするために必要な酸素は世田谷小の木で足りているのか」というもの。
これまでに実際に校庭の木で実験をしたデータをもとに電卓を使いながら子どもたちは考えていく。人間一人の呼吸には木が10本必要だということを確認した上で、結果は「足りない!」
次に「東京都全体では木は足りているか」について、これも話し合いや電卓を使いながら子どもたちは必死に考えていく。またしても結果は「木が足りない!」
今度は「日本全体では木は足りているか」について、資料を基に考える。「日本全体なら足りた!」
「世界では」についても「十分足りている」という結果を出したところで、ある子どもが、「人間だけじゃないよね」とつぶやいた。
「他の動物だっている」
「動物だけじゃなくて人間が作ったものが酸素を取り入れて二酸化炭素を出している」
「排気ガスは人間よりもすごいんじゃないの」
子どもたちはグローバルな目でデータを見始めた。
そこで五十嵐先生が5つの資料が載っている紙をグループごとに配付した。(二酸化炭素の排出量の推移、地球の平均気温の推移、数日前の大雪の新聞記事、どれだけ荷に酸化炭素が大気中に放出されているか、日本における木の活用)
この紙に子どもたちは話し合いながら気づいたことを付箋紙にどんどん貼っていった。
「気温は上がっているのに、雪が降っているのはおかしくない?」
「工場の排出が多いんだ、人間なんて少ないよ」
「無駄な二酸化炭素を出して鉄とかを作りよりも、もっと木を活用した方がいい」
全体でのは話し合いでは全く意見を出さなかった子どもたちもどんどん意見を出していく。
考えが少し停滞すると、自然に他のグループに立ち歩いて情報収集する。この自然なかかわりがすごい。
グループでの話し合いが盛り上がってきたところで全体の話し合いにうつる。
「平均気温が上がっているのに雪がたくさん降っているのは逆だ」
「寒暖の差が激しくなっているのは二酸化炭素のせいかもしれない」
「地球は大丈夫かも知れないけど、人類は滅びるかも知れない」
話し合いが盛り上がってきたところで授業が終了。
この後の話し合いをさらに聞いてみたい授業であった。
協議会についてはVol.3に書きます。
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作成者
hirarin
: 2012年2月6日(月) 06:00
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