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| 剃髪前の17歳の道策は、囲碁バカで熱血で、キラキラした瞳をしていたらしい。 |
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冲方 丁(うぶかた とう)著の「天地明察」という本を手にとり、ふと帯の端っこを見ると梅沢由香里先生のコメントが載っかっていた。
なんで?と思って中を読み始めたら、なんとこれが渋川春海(別名安井算哲。算術、正確な暦を作った人)の生涯を書いた作品。
春海は碁より算術に夢中で、御登城日、詰所で待つ間、碁盤の上で算盤を広げ、幾何を解きはじめる。
が、これを見咎めて「神聖な碁盤の上で何を遊んでいるのか」と、キャンキャン噛み付く若き道策の姿がまるでアキラとそっくりで、ひっくり返ってしまった。
いやあ〜かわいい。
こんなかわいい道策、今まで想像したことなかった。
当時の御城碁の様子が説明されている部分があり、「争碁」以外で碁を打つ仕事がいかなるモノかが初めて理解できた。
初手天元のくだりやら、囲碁ファンならきっとニヤニヤしながら読めるシーンが盛りだくさん。
本格時代劇としても歴史小説としも読み応えありです。
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作成者
ノーエ
: 2010/1/28 (木) 16:07
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