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第1夜〜UO(ウルティマ・オンライン)とは〜
ウルティマ・オンライン(以降:UO)とは、ネット上で数多くのプレイヤーとオンラインでプレイするRPGです。仮想世界に自ら一人のキャラクターとなり、他のプレイヤーと戦ったり、商売したり、派閥を作ったり、お話したり・・・と自由度は非常に高いゲームのようです。オンラインRPGの中でも歴史のあるゲームで、根強い人気があるようです。ただし、プレイするには月1500円ぐらいの有料制です(新規ソフトを購入すると1ヶ月プレイが無料)。 私はこのゲームとの出会いは、ノートパソコンを購入し、インターネットを始めた2002年でした。ドラクエ世代の私にとっては、RPGは取っ付き易く、他のプレイヤーと会話が出来たときには「時代もここまで来たか!」と驚きとともに半年ぐらいはまりました。その後はしばらくプレイせず引退していたが・・・。 再び新たな冒険が始まろうとしていた・・。
第2夜〜2005年2月降臨〜
2005年2月、私は大和シャードのヘイブンの町ヘ降り立った。 実にUOをプレイするのは2年半ぶりである。 以前は戦士として6ヶ月ほどプレイしたことがあった。 それゆえ、この度ヤングの身でも少しは予備知識があった。 ヒールとレジスキルを50に設定し、敢えて上級者プレイでスタートした。 「Bruce Lee」ネームが画面に表示された。実にかっこいい。 初期装備のダガーと上着は投げ捨て、ズボンのみ着用。上半身裸で最初に向かったのはクエストではなく確か街中の南東にある人形叩き場。 バンバン素手で人形を叩き格闘スキルを上げ、そして布屋に向かい1000gで買えるだけの包帯を作る。 UOの格闘家は包帯さえあれば生きていける! ・・・と、少しUOブランクがあったせいか、ステータス等表示欄に戸惑う。どうやら色々とパッチやバージョンアップが繰り返されたのであろうか・・。しかも武士道や忍術とかなんやらスキルも増えている。 まあ、徐々にブリ観等で勉強しながら学んでいこうか・・。 それはそうと、スキルの上がりが悪いことにも気づいた。 以前は60ぐらいまではガンガン上った記憶が・・。これも仕様が変わったせいだろう。 小動物やモンバット相手に包帯を巻きながら格闘を繰り返していると、やはり周りから声を掛けられる。 ネームの横にヤングの称号がついているゆえ、この無謀な戦闘スタイルに助言を与えてくれます。助言はありがたく頂くことが私のモットー。しかし「UOで一番の格闘家になります!」と豪語すると、大概の方は応援してくれます。UOはいい人が多いのものだ。 フォーカスが80、格闘50、包帯60を超えた所で1日目は終わりとした。
第3夜〜葛藤〜
ひたすら素手で格闘すること2、3日。格闘、戦術、解剖スキルが70を超えた。 しかし素手の攻撃力はなかなか上らない。与えるダメージは1〜6ぐらい。一方、装備はズボンとアクセサリーのみ。喰らうダメージは敵が強くなるにつれて大きくなるばかり。 この頃には、リザードマン1体とタイマンで5分ぐらいでなんとか勝てるレベルでした。 またこの頃、武士道スキルが使えることを周りから教えていただき、攻撃の連発を学びました。 同時に「ブルース・リーなんだからヌンチャクぐらい持ってみろ」とヌンチャクをプレゼントしてもらいました。 しかし、このヌンチャクを手にしたことが、少しの期間、私を悩ますことになったのです。 それはその破壊力。素手なら5,6発は要する敵をヌンチャクなら1撃で倒すというダメージの大きさ・・・。 素手のみで敵を倒すをモットーに始めたUOもこれじゃ、武器に頼る戦士と変わらない・・・。 さらに私のプレイスタイルの悩みを膨らませたのは防具の存在でした。 当初の装備はズボンのみで抵抗値は、レジに依存した値しかなく、喰らうダメージに問題を抱えていた所、周りから鎧等の装備を薦められた。UOではいい人(?)が多く、全部周りが揃えて下さり、一気に抵抗値が50以上になった。 防具をまとい、ヌンチャクを振り回すと、一気にそれまでの戦闘スタイルが変わった。 一言で言えば、桁違いのスピーディーさである。 これにはしばらく葛藤を覚えた・・・・ しかし、この葛藤はお金が25000gに達した頃には答えが出た。 ヌンチャクは捨てよう。 そして、防具はレジが100に達するまでは、頭部以外は使ってみよう。 つまり、戦闘スタイルは原点の素手のみに決まったのである。 葛藤の解決を導いてくださったのは、ブリ観をはじめとする掲示板の書き込みに少数ながらも、私と同じく素手のみでUOを渡り歩いている同志達が各地から声援を下さったからである。 そして、普段は包帯以外にお金を必要としなかった私だが、一定の資金調達の必要性が生じ、その資金調達が完了したということもあった。 その資金は、ギルド設立の為であった。
第4夜〜ギルド「JKD」の設立〜
ついにギルドを設立した。 「Jeet Kune Do」 ジー・クン・ドー。略して「JKD」 まさにブルース・リー氏が編み出した総合格闘技、哲学の総称である。(JKDについてはこのページでは割愛させていただきたい。) それにしてもUO界ではブルース・リー&JKDについて知識のある方が意外と多い。非常に嬉しいことである。 自らギルドを立てる少し前に、他のギルドに籍を置かせていただいていた。しかし、ギルド内活動はほとんどしていなかった。ひたすら自己鍛錬の修行と時々会員勧誘をした程度であった。 そしてついに自らのギルド設立をしたもののもなかなか格闘家を志す方が見つからなかった・・・。 そこで、思い切って職種問わず会員勧誘活動を行った。1時間で1名をノルマに頑張った所、3日程で10名ぐらい集めることは出来た。 しかし、ギルドの方向性、目的意識がはっきりしない集団であったため、即退会者が続出。時には「弟子にしてくれ」と近寄って来、ギルド入会を許すと同時に、私を攻撃し所持品全てを盗って脱退する者までいた。 自分自身でも「これではギルドを立てた意味もない」、と当初のギルド設立目的に戻り、格闘家を志す有志のみの集団に固めることとした。 そんな中、ついに格闘家を目指す方と出会うこととなった・・・。
第5夜〜ギルド設立後〜
私はJKDというギルドを設立したものの、その後リアル生活が忙しくなり、UOライフと上手く両立することが出来ず、結局はアカウントが切れるとすぐにUOを辞めた。 しかしUOは定期的に年に何度か1週間ほど無料プレイキャンペーンが行われる。その無料期間を利用してプレイを再開したが、いつの間にかギルドメンバーは私一人だけになってしまっていた。一人ではギルド活動もできず、街に出てはパフォーマンス的な活動と、時には格闘やレジ等スキル上げの修行を淡々と行っていたが、ある程度能力が上がってくると、徐々に数値的な限界も見えてきた。 街中でパフォーマンスを繰り出していると、以前JKDに所属されていたジャッキー・チェン氏に再会することになった。何よりも嬉しかった事は、彼は以前と変わらず格闘家スタイルを続けていた。 再会後、彼は再びJKDに入会。スパーリングを行ったが、「つ・・強い!!」ギルド設立当初こそ、私は格闘家として彼よりもスキル上では勝っていたものの、彼もその後地道に修行を続け、私以上の力をつけていたのである。 私は冒頭どおり、UOライフを継続していくには困難なため定期的に復活することを約束して、彼には押し付ける形になったが、今後のJKDのギルドリーダーとして務めて頂けるよう委託することにした。 彼にはUO界の格闘家としての頂点を極めてくれることを祈っている。
最終夜〜昇天〜
結局、UOでプレイしたBruce Leeのステータスは次のとおりである。(約3ヶ月プレイ) STR:100 DEX:80 INT:50 スキル(リアル値) 格闘105 戦術101 解剖100 武士道90 包帯89 集中80 魔法抵抗70 騎士43 数値的には、エイティンや土エレを素手で倒せるという意味においては人間レベルはすでに超えたと思っている。しかし剣・斧を持った戦士や魔法使いのプレイヤーには太刀打ちできない(彼らと素手のみで対決するなら勝てるが)。 たかがゲーム、されどゲームかな・・・ 今回は3ヶ月程度のプレイであったが、様々な人達と出会うことが出来た。(フェルッカの世界では、歩いているとプレイヤーキラーによく命を狙われ、沢山の所持品と命を持っていかれたが・・・)。 また時間的な余裕と機会があれば再開したいものである。その頃には私の様に素手のみで世界を渡り歩こうとしている格闘家がたくさんいてくれていれば嬉しい限りである。 See You ・・・