喫茶去(きっさこ)
よくいらっしゃいました。
まずはお茶でも召し上がれ。
大衆川柳
仲畑貴志編「万能川柳デラックス1000」毎日新聞
第四章 「彼等」のことを考える。
第五章 さまざまな「何か」を考える。
ヒモ付きのペン銀行の客不信
銀行が客に説いてる自己責任
解約をする度聞くな使い道
銀行は冗談が好きこの利息
質問でなくて演説する議員
政治家もチンパンジーも握手好き
アホらしい党首討論寄席でやれ
議員だけ税率上げてみたらどう
生きていちゃいけないような増税案
サギ師より政府が怖い高齢者
天下り特殊老人なんですね
質問が与党になって画面変え
集金がうまくあだ名が自民党
ほしいのは道路じゃなくて工事だな
国敗訴賠償金は税金だ
久し振り地球に来たがまだ戦争
地球こそ世界遺産のはずなのに
同盟を破るのいつも強いほう
誰のため正直に書く申告書
何のため書かせるのだろ職業欄
誓約書書くのはなぜか患者だけ
ナベ奉行アク代官も連れて来た
老人会青年部会を結成し
病名を披露してから仲間入り
このごろはプールでみんな歩いてる
店じまい今度はいつと聞いてみた
二、三日あさりを置くと情がわく
要領がいいのか風呂で待ってる蚊
クマがいたクマにしてみりゃ人がいた
人柄も一緒に出てるごみ出し日
もし空気見えたらきっと汚せまい
人生に真ん中という齢はない
幸せはなるんじゃなくて気付くもの
飲むだけでやせるってそれ毒だろが
正解はコマーシャルの前に言え
見せといて良い子はマネをしないでね
リストラをしながらCM派手ですね
セキュリティ盗られた後に来る警備
理念より人手がほしいケアハウス
何か変自殺者多い長寿国
携帯に負けずうるさい車内アナ
歳末に突然増えるたすけあい
家計簿に寄付金と書く宝くじ
上質な「ユーモア」を含む佳句が多い万能川柳でした。
「人生、多く笑った方が勝ち」の見本みたいな選句集です。
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