2012年2月12日(日)
オンラインセミナー/一気に立ち上がり、そして・・・
AOのwebinerを真似た「外傷整形外科オンラインセミナー」を立ち上げようと思います。全国に数多いるボランティア精神に溢れた「自称/他称外傷整形外科専門医」に平日の夜、自分の病院で講義をしていただき、それを希望者が思い思いの場所(病院?自宅?車の中?喫茶店?)で視聴します。
時代は変わりました。もう、どこにいてもセミナーが受けられます。セミナーに参加し勉強することができないのは、誰のせいでもありません。あなた自身のせいなのです。
準備期間を経て、本年4月「開講」です。
求む!「講師」、求む!「協力企業」、求む!「参加者」
作成者
土田芳彦
: 2012年2月12日(日) 08:20
[
コメント
: 0]
ささやかな歴史が生まれた:東日本骨軟部組織損傷研究会ビデオ開催
平成24年2月11日、J and Jのビデオ会議システムを使用し、東京で開催された「東日本骨軟部組織損傷研究会」に札幌から参加させていただきました。14時から開始され症例検討会が3時間30分、2つの教育研修講演が2時間と、全部で5時間30分。内容も非常に濃く、大変勉強になりました。
ビデオ会議システムで十分にセミナーは成り立ちますし討論も可能です。
東京の雰囲気はわかりませんので、今後に向けた札幌での印象を言いますと、スライド映写をプロジェクターにしてより大きく表示していただきたかった。でも、これは容易に実現できるでしょう。もう一つは何と言っても音声です。東京会場の音声は少し籠っていましたので、マイクの音声が直接入力されるようにならないかと思いました。次回に生かしましょう。
さて、今後もこういったビデオ会議が何度も開催されていくことでしょう。2月11日の建国記念日に小さな歴史が生まれました。
作成者
土田芳彦
: 2012年2月12日(日) 08:28
[
コメント
: 0]
2012年2月11日(土)
あぶないマイクロサージャリー
マイクロサージャリーとは組織を移植する技量である。この技量があれば如何に四肢の損傷がひどくともびくつくことはない。マイクロサージャリーは「伝家の宝刀」であるとも言える。
しかし、である。切れる刀であることは確かであるが、同時に危ない刀でもある。破壊的武器はそれを扱う人間が心技体とも成熟していることが求められる。未熟なものが武器を持ったときの危険性は想像に難くない。
私は今までセミナーや実際の診療で「マイクロサージャリー」の卓越性を説いてきた。しかし「マイクロサージャリー」の技術的なこと以上に、それを扱う人間の「常識性と想像性ならびに創造性」がより重要であることを力説しなければならない。「マイクロモンスター」なる化け物を世に送り出してはならないのである。
作成者
土田芳彦
: 2012年2月12日(日) 08:23
[
コメント
: 0]
2012年2月10日(金)
「救命救急センター」ではなく「外傷センター」に最も必要な事柄
「救命救急センター」と「外傷センター」で必要な医療体制にいかほどの相違があるのか思いつかない方も多いかもしれない。どちらも「救急処置室」「画像・検査部門」「ICU」「病棟」「手術室」などが必要である。「外傷センター」にとってより必要なことは後方病棟でありリハビリテーション部門であるが、最も必要かつ重要なものは何と言っても「手術室体制」である。専用の手術室体制がとられていない外傷センターは発展する基盤がないともいえるのである。
私は10年間「大学の救命救急センター」で仕事をしてきた。もちろん救命救急センター専用の手術体制などは存在しなかった。しかし、それほど手術治療に辟易したことはない。何故だかおわかりだろうか? それは圧倒的に手術数が少なかったからである。重症ではあるが年間200例ほどの手術しかなかった。13部屋を有し、年間に全体で7000例ほどをこなす手術室に200例を滑り込ますことには然程問題はなかったのである。
ある病院が「外傷センター」を有したいと考えたときに最も重要なポイントは専用の手術室体制がとれるか否かにある。それができない場合には、他の条件がいくら良くても成り立つことはないだろう。
作成者
土田芳彦
: 2012年2月11日(土) 05:07
[
コメント
: 0]
2012年2月5日(日)
「外傷センターは誰のものか?」 第3弾
昨年の4月に「外傷センターは誰のものか?」というブログを記載しました。
顧客である患者のものでも、所属する医療スタッフのものでもないとし、さらに、それ自体が社会的な約割を有した「意思のある」生き物のようなものであると述べました。
さすれば、この生き物なるものをよりよく生かしてくれる「医療スタッフ」こそが、「外傷センター」の舵取りをする最も適当な人物であるということになります。
「外傷センター」は「よりよく生かしてくれる医療スタッフ」の「概念的所有物」です。
「外傷センター」は最大多数の最大効果を目指すものでなければなりません。
ときにはスタッフに無理強いをし、ときには「顧客」を選別し我慢を強いることもあるでしょう。患者個人のための医療でありながら、最大の効果を目指すためには顧客へのサービスを分散しなければならないからです。
ましてや百歩譲っても、医師の個人的希望や成長を実現する場などではありません。ここで従事することが許されるのは、「外傷センター」の社会的あり方を理解し実践しているものだけであり、その中で成長していける医師だけなのです。
作成者
土田芳彦
: 2012年2月5日(日) 21:27
[
コメント
: 0]