庵主の徒然日記

体と心はいつも一緒。
どちらかが欠けたら、人はその歩みを止めてしまう。
心身共に健康に、そして幸せに・・・
この徒然日記が、そんなきっかけになれたら幸いです。

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2012年2月3日(金)

ハリっていたい?

*御本人に許可をいただいて書いております。


先日、ハリ(鍼)はコワイんです、という患者さんが指庵に来てくださいました。

腰(こし)と股関節(こかんせつ)膝(ひざ)肩(かた)が痛(いた)いんです、とおっしゃいました。

普通、1か所なら1時間以内でおわりますが、こんなにあると1時間では終わりません。

問題は股関節が炎症を起こしかけていた事です。
この場合、指圧でもむより、骨格で股関節に負担をかけないバランスにする等の方法もありますが、ハリなら股関節にハリを打たず、ふくらはぎ、ふともも、腕にはりをすると股関節の炎症がおさまり、痛みが消えます。

ところが、この方はハリが苦手・・・・・。

よりよい結果をめざし、患者さんの御希望をふまえた上で、少し話し合った結果、「ハリがまんします!でも、こわい〜」という事になりました。

患者さん「先生、はり打つ時は言ってくださいね!言ってくださいね!もう打ちますか?!」

私「(笑)大丈夫ですから落ち着いてください。」
こんな時はあの作戦だな・・・、子供さんに使うあの作戦。

私「ハリが痛くならない呪文があります」

患者さん「ど、どんな呪文ですか?」

私「ブタさん、ぶたパイ、ブタさん、ぶたパイ・・これを繰り返してください」

患者さん「・・・・・・・。」


数秒間の沈黙の後、小さな声で
「ブタさん、ぶたパイ、ブタさん、ぶたパイ・・・・」と聞こえてきました。

患者さん「せ、先生、もうハリ打ちますか?」

私「ハリ、もう入ってますよ。痛(いた)いですか?」

患者さん「あれ、全然わからなかった・・・・」

最初に使用したハリの太さは0.12ミリ。髪の毛くらいの細さです。
指庵で使用するハリは太くても0.2ミリ前後、つまり1ミリの5分の一くらいです。

翌日、この患者さんが買い物のついでに指庵に立ち寄ってくださいました。

「先生、ハリ、良く効きました。股関節、痛くありません。ありがとうございました!」

と言ってくださいました。

*安全面の観点から、指庵で使用するハリ、及びハリ皿は全て使い捨て(ディスポーザブル)の物を使用しております。

作成者 指庵 庵主 : 2012年2月3日(金) 14:17 [ トラックバック : 0]