::::::::::::  From London With Love  ::::::::::::

ようこそ木島タイヴァース由美子のブログへ

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2012年5月27日(日)

ファームハウスに泊まって。

先日お客様とご一緒にファームハウス(農家が経営しているB&B)に泊まりました。B&Bが当たり外れがあるのは当然ですが(だって個人のお家に泊めていただくのですものね。好みの問題ということになりますね。)、今までがっかりだったところは数%かなー?数にしたら2,3件というところでしょうか?

今回のファームハウスは電話で予約しました。あまりにお値段がお手頃だったので、正直言って「大丈夫かな?」という心配もありましたが電話に出てくださった女性がとっても感じのいい方でしたのでここに決めました。

シュロプシャーにあるこのB&B,しかも町からずいぶん離れています。カーナビに完全に頼りきって行ったはいいのですが、着いた先のゲートにあったのは変な板にクレヨンか何かでB&Bと書かれた看板だけ。それでも門の中に入れば雰囲気も変わるだろうと、進んでいきました。でもちょっと変?人の気配が全くありません。「ここは違うわー」と一旦門から出て車を道路に停めて電話をしました。例の感じのいい女性の声です。なんと、今出てきた建物がやっぱりその日私たちの宿泊するB&Bだったんです。

お客様になんと言っていいやら。ホームページの写真と全く違うではありませんか!詐欺もいいところ!電話の声なんてあてにならない。なんだったら、そこはキャンセルして他に泊まろうか?なんて思ってしまいました。

ところが引き返して、もう少し奥に入ってみるとありました。突き当りにはちゃんとホームページで見た建物があったのです。感じのいい奥様。ニコニコ顔です。お家も古い部分は500年以上経っているとのこと。でもとても清潔で、お部屋はしっかりしたダブルベッド。そしてちゃんとトイレ、バスタブ、シャワーがついています。

何よりうれしかったのは奥様手作りのケーキやビスケットでティータイムが持てたこと。予約の際に「お着きになったらお茶を用意しますからね。」と言ってくださったので、ちょっとは期待していたのですが、これが本当においしかった〜。お客さまと到着するなり1時間以上もティータイムをとってしまいました。そして7時には夕食。それまでの時間彼女は農場を見学。羊と戯れていました。夕食は3コースでなんと15ポンドです。ロンドンではメインだけでもそのくらいするレストランがほとんどというのに。

もう、かなり気に入ってしまいました。彼女のお持て成しがとてもうれしくて、到着するなり「また来なくっちゃ。」と思ったくらいです。このB&BはBroom Park Farm。ホームページはhttp://broomeparkfarm.co.uk/ お部屋代はダブルのシングルユースで一日40ポンドとこれまたお手頃でした。日本人は私たちが初めてとのこと。「たくさん宣伝しますからねー。」と約束して翌日はLudlowのファームショップに向かいました。ここもまたとっても気に入ってしまいましたので、6月1日にアップされるヴァージン.アトランティック航空の「イギリスへ行こう」のコラムに載せますのでご覧ください。

Broom Park Farmのことはお客様が『ブリテン7』というホームページのブログに書いていらっしゃいます。写真がたくさん載っていますので、雰囲気がよくわかっていただけるはずです。http://britain7.blog3.fc2.com/

作成者 yumikotivers : 2012年5月27日(日) 02:06

2012年5月26日(土)

「いきいき」のツアー

「いきいき」という雑誌の読者のために9月に予定されている英国ツアーのコーディネートをさせていただきました。その記事が5月号に載り、予約受付が始まりました。今年はロンドンオリンピックの年ですが何といっても女王即位60周年というおめでたい年ということもあり、内容は特に英国の歴史と王室を意識しました。たとえば王室御用達店のパートリッジズの食品店でオーナーであり、元王室御用達協会の会長のトーク、ユネスコの世界遺産にもなっているブレナム宮殿、産業革命の発祥地であるアイアンブリッジ、そこにあるヴィクトリアンタウン、そしてイングリッシュ.ローズの生みの親であるデヴィッド.オースティンのガーデンでのアフタヌーン.ティやプライベートガーデンなど盛りだくさんです。

有名な観光地というだけではなく、できるだけ英国と言う国を、そして英国人を歴史、文化を通してより深く理解していただきたいという思いで作った日程です。先日「いきいき」のこのツアー担当者のMさんにお会いしました。私にとっては「いきいき」という会社とのお仕事は初めてです。でも英国の旅で日本の方々に体験していただきたいこと、そして何より旅全体に対する思い入れが同じで話が尽きることはありませんでした。

旅行業界に限らずどんな仕事でも、同じような価値観を持っている人たちとのお話しは楽しいですし、将来のためになる意見をたくさん交換できることがうれしいです。

作成者 yumikotivers : 2012年5月26日(土) 04:01

2012年5月25日(金)

大英帝国万歳!と言えない時もあります。

ご存知のように今年はエリザベス女王即位60周年というおめでたい年です。今、女王は英国内の50か所以上の町を周っていらっしゃいます。郊外の町に行ってもユ二オンジャックが翻り、お店にも青、赤、白を意識した色使いのディスプレイが見られます。

6月3、4日は英国中がお祭りです。住宅街では通りが車両通行止めになってストリートパーティが、そのほかにも国中でさまざまなイベントが行われます。ロイヤルウェディングはしょっちゅう(?)あっても即位60周年記念行事(ダイヤモンドジュビリー)を見るのは人の人生の中でも一回きりです。この日私はスコットランドにいますので、仕事が終わってからテレビのニュースで様子を見たいと思います。

さてこの写真、「大好きか大嫌いかのどちらか」と言われている個性的な味のmarmiteマーマイトです。私は朝のトーストは一枚がマーマレード、一枚がマーマイトをいただきます。それで、今日買ってきたマーマイトがこの写真です。可愛らしいでしょう?そしてなんて英国的なんでしょう!ユニオンジャックを背景にmarmiteの名前ではなくMa'amiteと書かれています。Ma'amとは女王を呼んだり、話をする時に最後につける言葉です。時々丁寧なひとは男性に向かってYes, sirと言いますよね。それが女王の場合はYse,Maa’mとなるわけです。そしてその下に100%英国のイーストでできていることが記されていて、最後に「女王のダイヤモンドジュビリーに乾杯!」と書かれています。

今回は堂々と英国万歳を謳っていますが、数年前に大英博物館でビデオの撮影を行った時のことを思い出しました。そのビデオに収められたものはロゼッタストーンやパルテノン神殿の彫刻などでした。最後に背後に流れる音楽を選ぶという段階で日本のプロデューサーが「威風堂々がいい!」ということで大英博物館にその旨を伝えたところ「それは絶対に許すことはできない。」と強く言われました。「大英博物館は英国を代表する博物館だから『威風堂々』はぴったりではないか!」とプロデューサーはかなりお冠。それでも結局は他の音楽を流すことになりました。

つまり大英博物館に収められている所蔵品は長い歴史の中で英国がほかの国から持ってきたものです。(ちゃんと正規な受け取り方をしたもの、またはそうではないものもあるかもしれません。)こういうところで大英帝国のイメージを強く出すことは問題なようです。

でも女王即位60周年に関しては胸を張って堂々と英国のすごさを披露しよう!ということなのでしょうね。マーマイトだって英国の食べ物の代表的なもののひとつ。女王即位60周年記念にははずせない存在です。

作成者 yumikotivers : 2012年5月26日(土) 13:54

2012年5月21日(月)

シュガークラフトの展示.品評会

仕事でお客様とご一緒にザ.ブリティッシュ.シュガークラフト.ギルド主催のインターナショナル.シュガークラフト.エグゼィビションに行ってきました。今回の会場は産業革命発祥の地であるIronbridge近くにある町Telfordで行われました。

私が初めてシュガークラフトに感激したのはあるツアーでのこと。お客様の中にその日がお誕生日という方がいらっしゃって、その方の友人達が宿泊するホテルにバースデーケーキを注文していたのでした。ずっと田舎の、ある小さなホテルで用意されたバースデーケーキのデコレーションがあまりに美しいのに感激したのを覚えています。それはどう見ても本物のお花でした。そしてゆるやかにカーブをつけてケーキの上に置かれたブーケは食べるのがもったいない気がして、バースデーの方はそれを日本に持って帰られました。きっと今でも大切に保管されているのに違いありません。

今回の展示会にもそれはそれは素晴らしい作品が会場に並びます。この写真の作品ももそのうちのひとつ。色といい、形といい、正に本物ではないですか!香りを嗅いだら砂糖の香りではなくお花の香りがするのに違いないと思ったくらいです。

今は陶器でできたフィギュアー(人間や動物)がありますよね。あれはもとはと言えばお砂糖でできていたんです。18世紀はお砂糖が高い時代。その頃の王侯貴族の宴会は味だけではなく特別効果を狙ったものが食卓に出されていました。中には弓矢がささった鹿の砂糖菓子などがあり、その矢を抜くと中から血(クラレット)が出てきたり、また船の砂糖菓子からは大砲が実際に撃たれたり。

でもお菓子は長持ちしませんので、陶器でできた飾りを食卓に置くようになったのです。正にシュガークラフトって、陶器で作られる以前のテーブルデコレーションですよね。

展示会の日は、白黒のチューダー時代の建物が一番素晴らしいと言われるシュルーズベリーに一泊して翌日はIronbridgeにある10個の博物館のうちヴィクトリア.タウンのBlist Hill, コールポート陶器博物館、ジャックフィールドのタイル博物館を見学してロンドンに戻りました。今回はシュガークラフトの展示場に行くのが目的でしたが、近くの町や村を訪れて皆さんにとてもご満足いただけました。あまり日本人旅行客にはなじみのない地域です。中にはパンのお教室の先生もいらっしゃって皆さんお食事にも興味津々です。次回は「パンを求めての英国旅行」なんていいのでははないでしょうか?今、英国はBaking(焼き菓子やパン)が一種のブームですから。

作成者 yumikotivers : 2012年5月21日(月) 18:38

2012年5月18日(金)

再会

英国には私が気に入っているパブ(と言ってもワインしか飲めない私にはそこの食事が好きということなのですが)がいくつかありますが、コッツウォルズにあるKingham Ploughもそのひとつです。「イギリス人は甘いのがお好き」の中で紹介させていただいたのですが、ここへはお客様とご一緒に年に数回行っています。取材の際に駐車場の近くにとってもかわいい犬が2匹いました。あまりに可愛いので写真を撮っていたらオーナーらしき人が2匹の犬をチョンと摘み上げて壁の上にのせてくれました。その時の写真を私のホームページのPhoto(画面の変わるトップページ)のところに入れたのでご覧いただいた方もおいででしょう。

さて、今回は英国の食に興味をお持ちのお客様をここにご案内しました。車を出た途端に向こうから猫か犬かわからないような動物が小走りでやってきました。感激しましたねー。正に2008年に取材をした時のジャックラッセルのフーティではありませんか!Kingham Ploughを訪れるたびに、「もう死んじゃったかも?」と思っていたフーティです。本当にひとなつこくてしかもあまりに小さくて(チワワとさほど変わりないサイズ)一目見たら忘れない犬です。

パブの中ではひとつひとつのテーブルにご挨拶に周ります。フーティを見たら犬がさほど好きじゃない人だってすっかり魅了されてしまうことでしょう。お客のひとりが連れていたコッカスパニエルとも何やら楽しそうに会話(?)しています。以前は私たちもラブラドールのロビーを連れてよくパブに行っていました。私たちが食事をしている間ちゃんとテーブルの下でおとなしくしていて全く問題はありませんでした。今のルビーだって、きっとおとなしくしているでしょうね。でもジャズパーは......こういう場合、「まあ、一度試してみるか!」なんていうことはできません。ジャスパーが100%おとなしくしているという確信が持てるまでは。パブの中で走り回ったら大変。よくテレビのコメディで犬がテーブルをひっくり返す場面が出てきますが、あれが本当になってしまいそう!

ジャスパーがまだ子犬の部類に入るくらいの若い犬の可能性があると専門家に言われ「それだったらこの悪戯は納得」と思っています。あの大きな体で子犬なんて!とも思いますが。でも成犬の可能性もなきにしもあらず。これがずっと続く可能性もある?つまりあの元気さは単に性格(?)だったら、一緒にパブに行く可能性も薄れてきます。でも、最近ほんのちょっとずつ大人しくなってきたように思うのは....気のせいかしら?

「ルビーとジャスパーを連れてパブで食事をする」 今の私の夢です。

作成者 yumikotivers : 2012年5月18日(金) 17:24
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